【2023】給与計算ソフトはどう選ぶ?おすすめ20選と選び方│コボットLAB

【2023】給与計算ソフトはどう選ぶ?おすすめ20選と選び方

給与計算ソフトは、エクセルを使った手動での計算よりも、はるかに素早く計算処理ができることはもちろん、その他にも多くのメリットを期待することができます。今回は、そんな給与計算ソフトの導入効果について紹介しつつ、導入を進めたいおすすめの製品について解説します。

目次

給与計算ソフトとは

その名のとおり、給与計算ソフトは給与計算業務を自動化、あるいは効率化してくれるサービスです。基本給やその他手当の計算はもちろん、税金や保険料なども反映し、給与明細の作成を自動で行ってくれることが特徴です。

給与計算ソフトの使い方は実に簡単で、一般的に従業員のデータなどを入力するだけで準備は完了です。既存の給与情報などをもとに、毎月の給与を自動で算出してくれるようになります。

すでにエクセルデータなどが存在する場合、製品によってはデータを読み込ませてすぐに運用できるものもあります。データ移行の手続きを大幅に削減できるため、導入ハードルも大幅に低くできるでしょう。

給与計算ソフトの主な利用形態

大きく分けて、給与計算ソフトには次の3つの利用形態が存在します。それぞれの導入形態の違いについて確認しておきましょう。

  • オンプレミス型
  • クラウド型
  • インストール型

オンプレミス型

オンプレミス型は、会社のサーバーに給与計算ソフトをインストールして運用する仕組みです。ローカルネットを経由して利用できるため、インターネット環境が整備されていなくとも使用できることがポイントです。

導入時の初期費用が他の方法に比べて大きくなりやすいデメリットを抱えていますが、インターネット障害などに強く、安定性の面で優れています。

クラウド型

クラウド型は、近年多くの給与計算ソフトが採用しているサブスクリプション形式の導入形態です。サービス事業者からライセンスを契約し、月額や年額で料金を支払いながら、給与計算ソフトを活用します。

クラウド型の便利なところは、オンプレミス型とは異なり、初期費用がかからないところです。サービスによっては初期費用無料というケースもあるなど、まとまった予算を確保できない中小企業を中心に導入が進んでいます。

オンライン環境がなければ機能をフル活用できないなどのデメリットも懸念されますが、コストパフォーマンスの面では最も優れている形式といえるでしょう。

インストール型

インストール型は、端末にソフトを直接インストールするものです。会社のPCに一台ずつソフトをインストールすることで、ローカル環境でも利用できる体制を整備します。

オンプレミス型と同様に、導入時にソフトの購入費がかかるため初期費用が大きくなる傾向にありますが、オフラインでの利用機会が多い企業にとっては便利な面もあるでしょう。出張などが多く、出先から給与計算をしないといけない場合でも、インストールした給与計算ソフトがあれば、いつでもどこでもタスクを実行可能です。

給与計算ソフトの主な機能

給与計算ソフトは、給与の計算以外にも多くのタスクをこなすことができます。ここでは、給与計算ソフトに備わっている主な機能について解説します。

給与の自動計算

給与計算ソフトの醍醐味ともいえるのが、自動計算機能です。従業員の勤怠データに基づき、毎月の正確な給与を算出することができます。

特殊な手当の発生などがない限り、給与計算はソフトが自動で実行し、明細書に反映してくれるため、給与計算業務はほぼ丸ごとソフトに任せてしまうことが可能です。

給与情報に変更があった場合は、簡単な数値入力や修正を行うだけで新しい給与に反映することができ、賞与の設定も自由に行えることが一般的です。

賃金台帳などとの自動連携

給与計算ソフトは、単体で運用するだけでなく、賃金台帳などと連携することで、より便利なソフトとして活用が可能です。

毎月発行業務が発生する賃金台帳も、給与計算ソフトに自動で作成してもらうことができます。対応している製品であれば、自動でデータを連携して発行することが可能であるため、給与計算同様に負担軽減につながるでしょう。

賃金台帳には多くの項目を記載しなければなりませんが、専用のフォーマットを使って簡単に作成を効率化できるでしょう。

明細書の発行

給与計算ソフトは、ただ給与を計算するだけでなく、従業員へ配布する明細書の発行も可能です。紙に印刷するための明細書のフォーマットを出力するだけでなく、Web明細書として、そのまま従業員にメールなどで配信ができる製品もあります。

給与明細の発行は紙の印刷コストや郵送コストなどがかかるため、経費や人的負担を圧迫する業務でもありました。最新の給与計算ソフトがあれば、こういった負担の解消にも貢献できるでしょう。

法改正への自動アップデート

クラウド型の給与計算ソフトは、法改正などで給与計算の方法に何らかの変更が加わった場合でも自動でアップデートしてくれることが特徴です。

従来の給与計算方式では、担当者が自分で最新のルールを確認し、計算方式を変更しなければならないケースもありました。一方で、最新のソフトを導入すれば、このような法改正の負担はなくなり、自動で最新の給与計算が行える環境を整備してくれることが一般的です。

マイナンバー管理

マイナンバーの管理も、給与計算ソフトに任せることができます。従業員のデータベースと紐付け、給与情報や賃金台帳の情報と合わせてマイナンバーを管理し、データの紛失を回避したり、検索精度を高めたりできます。

別個にマイナンバーを管理する負担に悩んでいる方は、マイナンバー対応の給与計算ソフトの導入を検討しましょう。

年末調整

毎年恒例の年末調整も、給与計算ソフトがあればタスクを効率化できます。集計や控除など、年末調整には多くの処理が発生しますが、給与計算ソフトがあればこれらの作業の大半を自動化できます。

年末は他にも多くの業務が発生しやすいため繁忙期となってしまいがちですが、給与計算ソフトの導入で、これらの業務負担を大幅に削減可能です。

その他関連ソフトとの連携

給与計算ソフトは、さまざまな関連ソフトとの連携にも対応しています。勤怠管理システムや人事評価システムなど、給与や従業員の個人情報に関わるデータベースと連携を行うことで、社内の従業員情報を一元化することが可能です。

従業員の情報があちこちに散らばってしまっている場合、給与計算ソフトの導入と併せてデータベースの構築を進めると良いでしょう。

給与計算ソフト導入で得られるメリット

給与計算ソフトの導入は、導入企業や担当者に多様なメリットを提供してくれます。ここでは、給与計算ソフトを導入することで得られるメリットについて解説します。

業務効率化につながる

給与計算ソフトの導入によって生じる最も大きな変化は、業務の効率化です。これまでは手動で入力していた給与計算作業は、ほぼ丸ごと自動化されるため、一気に業務負担はゼロに近づきます。

給与計算は決して複雑な意思決定が発生する業務ではありませんが、ミスが許されない業務です。そのため、丁寧に確認しながら作業を進める必要があり、とにかく時間がかかります。

事業者によっては、給与計算の時期が近づくと、どうしても残業や休日出勤の機会が増えてしまうなど、担当者の負担が過度に大きくなってしまうケースも珍しくありません。給与計算ソフトを活用することで、こういった計算の負担を大幅に削減し、心身のストレスを軽減することができます。

コスト削減に貢献する

給与計算にかけていた人件費を大幅に抑えられるため、会社のコスト削減に貢献します。給与計算のために割り当てていた人材を別の人手不足の部門に異動させることで、余計な人件費の発生を抑制可能です。

近年、多くの企業で人材不足が発生していますが、人を雇うコストが大きくなっていることもあり、人手を確保する以外の解決策を選びたいところです。給与計算ソフトの導入は、そんな人的コストを抑えた業務効率化に貢献します。

ワークライフバランスを確保しやすくなる

担当者から給与計算の負担が解消されれば、別の業務に割く時間を確保できることはもちろん、十分な休養を得るための時間を確保する上でも役に立ちます。担当者のワークライフバランスに貢献し、働きやすい職場づくりへとアップデート可能です。

誰でも使いやすい

給与計算ソフトは、手動で給与を計算するよりもはるかに簡単に実行できます。計算業務などはすべてソフトが自動で行ってくれるため、担当者は簡単なデータの入力や、発行された明細書にミスがないかを確認するだけで済みます。給与計算の経験がない人材でもすぐに馴染むことができるでしょう。

給与計算ソフト導入のデメリット

給与計算ソフトの導入は、多くのメリットが期待できる反面、あらかじめ注意しておくべきデメリットもあります。ここでは、給与計算ソフトを導入する際のデメリットについて解説しましょう。

導入コストがかかる

給与計算ソフトの導入には、相応の費用が発生します。オンプレミス型やインストール型は初期費用がかかるため、まとまった予算の確保が必要です。

クラウド型であれば初期費用を抑えられますが、月額や年額で費用がかかるため、その点に留意しておきましょう。

データ移行やデジタル化の負担が発生する

既存の給与計算データベースからソフトにデータを移行する負担がかかることも忘れてはならないポイントです。紙で給与計算を行っていた場合、データをデジタル化する転記作業が発生するため、移行は時間に余裕のある時に行うことを意識しましょう。

ソフト選びの負担がかかる

給与計算ソフトにはさまざまな種類がありますが、それぞれ機能が異なるため、自社に合ったソフト選びに時間がかかることも珍しくありません。ソフトを何度も入れ替えるのは負担も大きく、最初からベストな製品を選びたいものです。

ソフト選びの負担を軽減するため、この後に紹介するポイントなどを参考にしながら、スムーズなソフト導入を実現しましょう。

主な給与計算ソフト:中堅~大企業向け

給与計算は従業員数が多くなるほど、工数やミスのリスクが増える業務です。中堅企業や大企業に導入されている給与計算ソフトは、汎用性の高いERP(基幹システム)タイプであることが多いです。

ERPは、給与計算や人材管理、勤怠管理など、さまざまな業務に関する機能を一つに集約したシステムです。機密情報の管理コスト削減や多くの業務を効率化できる点がメリットです。中堅企業や大企業向けのおすすめの給与計算ソフトは、次の6つです。

  • ProActive C4
  • GLOVIA iZ 人事給与
  • workcloud
  • CYBER XEED 給与
  • PROSRV on Cloud
  • EXPLANNER/S

ProActive C4

ProActive C4

ProActive C4は、SCSK株式会社が提供する給与計算ソフトです。ProActive C4は、クラウド型のERPソフトです。経費精算やタレントマネジメント、人事評価など、さまざまな業務の効率化を望めます。

給与計算では、雇用形態や勤務形態を問わず、正確な給与額を算出できます。社会保険への加入や年末調整の手続きも、システム上で完結できます。書類作成〜役所への提出まで、一連の作業をオンライン上で行えるため、書類を用意する必要はありません。

ペーパーレス化を促進でき、印刷代や消耗品購入代を削減できます。

料金プラン

  • 問合せ

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GLOVIA iZ 人事給与

GLOVIA-iZ-人事給与

GLOVIA iZ 人事給与は、富士通Japan株式会社が提供する給与計算ソフトです。国産ERP開発ベンダーとして40年以上の開発実績を誇り、ERPの導入企業数は20,000社を突破しました。

特に中堅企業から多くの支持を集めており、年商500億以下の企業が導入する給与ソフトではシェアNo.1を誇ります。

GLOVIA iZ 人事給与は、給与計算と人事業務に特化したERPソフトです。給与計算では、社会保険への加入や年末調整の手続きにも対応しています。

生命保険や住宅ローンなど、手続きに使用したデータは保存しておけるため、翌年以降もスムーズに手続きを進められるでしょう。一方、人事業務では従業員の個人情報を一元管理し、人事評価や人材育成に関する業務全般を効率化します。

人事異動のシミュレーション機能も搭載しており、個々の適正を反映した人員配置が可能です。従業員一人ひとりが業務で能力を発揮しやすくなり、組織力強化や生産性向上につなげられます。

料金プラン

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Workcloud

Workcloud

Workcloudは、Ceridian Dayforce Japan 株式会社が提供するクラウド型給与計算ソフトです。ユーザーインタフェースに優れた給与計算ソフトで、報酬形態や雇用形態を問わず正確な給与計算が可能です。

情報が整理されたシンプルな画面設計によって、初めて利用する方も直感的に操作できます。また、勤怠管理や人事管理などの機能も搭載しています。

残業時間や有給休暇の取得状況は常に最新の情報が反映されるため、管理職と勤怠状況に関して何度もやりとりを重ねる必要はありません。

2022年まではアウトソーシングを同社に依頼する企業しか、Workcloudを使用できませんでした。ですが、同社が2023年からはWorkcloudのみの提供を予定しており、多くの企業にとって利用しやすくなるでしょう。

料金プラン

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CYBER XEED 給与

CYBER XEED 給与

CYBER XEED 給与は、アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供するクラウド型の給与計算ソフトです。CYBER XEED 給与の特徴はシステムを活用しつつ、業務の大部分をベンダー側へアウトソーシングできる点です。

給与や住民税、賞与の計算など、煩雑な計算業務はベンダーへ一任することができます。人事労務担当者は、ベンダーが作成したデータの内容を確認するだけです。

内容に問題なければ、給与明細や賞与支払届出などが、ベンダーから送られてくる仕組みです。変動要素も含めた勤怠データを事前にソフト上で登録しておくため、計算ミスが起きる心配も要りません。

また、年末調整や労働保険の更新手続きなど、工数の掛かる業務も一任でき、人事労務担当者の業務負担を大幅に軽減できます。

料金プラン

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PROSRV on Cloud

PROSRV

PROSRV on Cloudは、三菱総研DCS株式会社が提供するクラウド型給与計算ソフトです。年末調整や社会保険の手続きに必要な書類作成〜役所への提出まで、ソフト上で完結できます。人事データや法定三帳簿作成など、人事管理機能も搭載しています。

ベンダーは総勢400人で構成されるサポート体制を組んでおり、状況に応じた手厚いサポートが望める点も魅力です。また、年末調整や住民税の年度更新手続きなど、工数の掛かる業務代行をベンダー側へ依頼できます。

スポット契約とサブスクリプションサービスを自社の状況に応じて選択可能です。無駄な費用の発生を避けつつ、業務効率化を図れます。

料金プラン

  • 問合せ

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EXPLANNER/S

EXPLANNER/S

EXPLANNER/Sは、日本電気株式会社(NEC)が提供している給与計算と人事システムを統合したパッケージソフトです。

すでに給与計算と人事システムが統合されていることに加え、勤怠管理システムとの連携も容易に行えます。そのため、業務効率化の効果を実感しやすくなります。

また、ログ管理やデータ暗号化などが標準で備わっているため、セキュリティ体制も万全です。従業員規模は10名以上から1,000名未満の規模を想定しています。

料金体系

・別途お問い合わせ

公式サイト

COMPANY給与計算

COMPANY給与計算

COMPANY給与計算は、株式会社Works Human Intelligenceが提供する国内の大手企業の3社に1社が利用している大企業向けの給与計算ソフトです。複雑な給与計算への対応はもちろん、勤怠管理や福利厚生への対応まで行えます。

給与計算の設定では直感的な操作で設定が可能であるため、操作性が高いことが特徴です。他にも、社会保険等の電子申請やe-Taxなどにも対応しているため、担当者の負担が軽減されます。

料金体系

  • ・別途お問い合わせ

公式サイト

給与奉行クラウド

給与奉行クラウド

給与奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する、税理士や社労士の専門家ライセンスが無償でついてくることが特徴の給与計算ソフトです。税理士等のライセンスが発行されるため、現在の情報をすぐに確認してもらったり、処理の代行依頼を行ったりすることが可能です。

基本の給与計算に加えて、こうしたサービスが提供されるのは大きな強みといえます。また、利用ユーザー数も1名から可能と柔軟な対応が可能です。

料金体系

  • ・96,000円/年

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主な給与計算ソフト:中小企業向け

続いては、中小企業におすすめの給与計算ソフトを紹介します。コストパフォーマンスや汎用性に優れているソフトです。

  • フリーウェイ給与計算
  • MJSLINK DX 給与大将
  • GLOVIAきらら 人事給与
  • PayBook
  • やよいの給与計算22
  • スマイルワークス
  • PCAクラウド 給与

フリーウェイ給与計算

フリーウェイ給与計算

フリーウェイ給与計算は、株式会社フリーウェイジャパンが提供するクラウド型給与計算ソフトです。

フリーウェイ給与計算の特徴は、コストパフォーマンスに優れている点です。時間外労働手当や社会保険料、所得税の算出を自動化できます。

税率や保険料率が改定されても、ワンクリックで最新の情報に反映できます。計算ミスやコンプライアンス違反が起きるリスクを過度に心配する必要はありません。

また、各種控除申告書から過不足税額も算出できるため、年末調整の手続きもスムーズに進められます。そして、料金に関しては従業員数が5人までの場合、半永久的に無料で利用できます。機能の制限もありません。従業員数が6人以上の場合は月額1,980円で、人数制限もなく利用できます。

料金プラン

  • 従業員5人まで:無料
  • 従業員6人以上:月額1,980円

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MJSLINK DX 給与大将

MJSLINK DX 給与大将

MJSLINK DX 給与大将は、株式会社ミロク情報サービスが提供するクラウド型給与計算ソフトです。柔軟性に優れたソフトで、複雑な支給形態やグループ企業の運用にも対応できます。

給与支給日や社会保険組合の情報も複数登録できるため、支給漏れが発生する心配も要りません。また、Edge Trackerの利用によって、給与明細発行や勤怠管理、年末調整など、多くの業務を効率化できます。

同社が提供するシリーズ製品と組み合わせて利用すると、販売管理や会計処理など、バックオフィス業務全体の効率化が可能です。そして、外部サービスとの連携性にも優れており、電子申請やメンタルケアなど、自社の状況に応じて必要なサービスを選択できます。

料金プラン

  • 問合せ

公式サイト

GLOVIAきらら 人事給与

GLOVIAきらら 人事給与

GLOVIAきらら 人事給与は、富士通Japan株式会社が提供する給与計算ソフトです。給与計算と人事機能を兼備したソフトです。給与計算では給与の算出だけでなく、社会保険の手続きや年末調整もソフト上で行えます。

扶養控除申告書や源泉徴収票、算定基礎届など、役所への提出に必要な書類のテンプレートはソフト上に用意されています。フォーマットを用意する必要はありません。

一方、人事機能に関しては経歴や職務内容、保有資格など、従業員の個人情報を一元管理できます。法定三帳簿のスムーズな作成や管理コスト削減を実現できます。

また、オプションを利用しなければ、月額12,000円で利用できるコストパフォーマンスの高さも魅力の一つです。

料金プラン

  • 月額12,000円(従業員数50人まで)

公式サイト

PayBook

PayBook

PayBookは、合同会社Pay-book.jpが提供するクラウド型給与計算ソフトです。

PayBookの特徴は、ユーザーインタフェースに優れている点です。クリックのみで給与の入力作業が終えられるため、給与計算を最短3分で終えられます。

固定給と時間給の支払い、どちらにも対応しており、雇用形態を問わず素早く正確な給与計算が行えます。社会保険料や雇用保険料の算出はソフトが行うため、人事労務担当者が作業する必要はありません。実務経験の浅い担当者も安心して業務に励めます。

また、無料トライアルを最大3ヶ月利用できる点も魅力です。コストを掛けずに機能性や操作性を確認できます。

料金プラン

  • フリープラン:無料
  • スタンダードプラン:月額1,000円
  • プロプラン:月額3,000円

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やよいの給与計算22

やよいの給与計算22

やよいの給与計算22は、弥生株式会社が提供するカスタマーサポートが充実している給与計算ソフトです。カスタマーサポートは、操作方法についてはもちろん、導入時のサポートにも対応しています。

また、給与計算に特化しているため、操作性が非常にシンプルでわかりやすいことも大きな特徴です。そのため、小規模事業者などの導入に向いています。

料金体系

  • セルフプラン:17,800円/年 ※1年間無料

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スマイルワークス

スマイルワークス

スマイルワークスは、株式会社スマイルワークスが提供する、中小企業など少人数の会社のバックオフィス業務を効率化させるために開発された給与計算ソフトです。給与計算の他に、勤怠管理や財務管理、販売管理など多数のソリューションが統合されています。

勤怠管理を備えているため、勤怠の入力情報から給与計算や各種保険、税金の計算を自動で行ってくれます。また、従業員の給与データは簡単に財務会計機能に取り込めるため、給与計算業務以外の効率化にも貢献します。

料金体系

  • ・10,000円/月

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PCAクラウド 給与

PCAクラウド 給与

PCAクラウド 給与は、ピー・シー・エー株式会社が提供する複雑な操作を必要としない感覚的に操作ができるのが特徴の給与計算ソフトです。日常業務で行う給与処理をするだけで、リアルタイムに計算を行ってくれます。

また、給与体系も個人で設定できるため、処理をスムーズに進められます。加えて、給与確定後に承認処理ができるため、データ改ざんなどが起こらない仕様になっているため、セキュリティにおいても安心です。

料金体系

  • 月額13,500円(クラウド版1ユーザーの場合)

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主な給与計算ソフト:バックオフィス業務の効率化向け

続いては、バックオフィスの業務効率化におすすめの給与計算ソフトを紹介します。ベンダーが提供するシリーズ製品や外部システムと連携することによって、複数の業務を効率化することができます。

  • オフィスステーションPro
  • マネーフォワードクラウド給与
  • freee人事労務
  • ジョブカン給与計算
  • jinjer給与

オフィスステーションPro

オフィスステーションPro

オフィスステーションProは、株式会社エフアンドエムが提供する給与計算ソフトです。多くのユーザーから支持を集めており、リピート率は99.3%を誇ります。導入企業数は、2,100社を突破しました。

オフィスステーションProは、バックオフィス業務全般の効率が望めるソフトです。給与計算に加え、年末調整や入社手続きに関する工数を大幅に削減できます。

書類申請や差し戻しもシステム上で行えるため、特定の従業員と何度もやり取りを重ねる必要はありません。

また、情報漏洩のリスクを抑えられる点もオフィスステーションProの魅力です。通信データの暗号化やWAFの搭載、二段階認証の設定によって、金融機関並みのセキュリティレベルを実現できます。

料金プラン

  • ライトプラン:月額11,000円+登録料110,000円
  • スタンダードプラン:月額16,500円+登録料220,000円
  • プレミアムプラン:月額27,500円~+登録料1,650,000円~

公式サイト

マネーフォワードクラウド給与

マネーフォワードクラウド給与

マネーフォワードクラウド給与は、株式会社マネーフォワードが提供する、中小企業などの少人数の会社から大企業まであらゆる規模に適した給与計算ソフトです。初期に設定する項目が5つのみとシンプルになっており、すぐに業務に取り入れることが可能です。

また、管理画面も見やすいとの評判が多くあり、担当者の負担軽減にも貢献します。料金体系は従業員数が30名以下か、それ以上かで次のように異なります。

料金体系

  • 従業員数30名以下:基本料金(年額プラン2,980円~/月)+従量課金等
  • 従業員数31名以上:月額300円/1名

公式サイト

freee人事労務

freee人事労務

freee人事労務は、給与計算ソフトとしての機能だけではなく、勤怠管理から年末調整、従業員の入退社手続きも行える            freee株式会社が提供するクラウドサービスです。

勤務体系が異なる従業員がいる企業でも、計算パターンが従業員ごとに設定ができるなどが魅力的な点です。10名以上の規模からすべての規模感で利用が可能です。

料金体系

  • 月額2,200円〜(ミニマムプラン)

公式サイト

ジョブカン給与計算

ジョブカン給与計算

ジョブカン給与計算は、株式会社 DONUTSが提供する簡単に勤怠連携や自動計算が行えることが特徴の給与計算ソフトです。基本の給与計算はもちろん、賞与明細や源泉徴収票の交付も自動で行えます。

他にも、複雑な作業となりがちな「月末退職時の2ヶ月徴収」などの業務も、設定によって簡単に処理が行えるため、担当者の負担を大きく軽減できます。また、5名までであれば無料で利用可能なプランがあるため、本格導入前のトライアルとして利用することも可能です。

料金体系

  • 月額400円/1ユーザー ※5ユーザーまでの無料プランあり

公式サイト

jinjer給与

jinjer給与

jinjer給与は、jinjer株式会社が提供する給与計算に関連する人事や勤怠のシステム連携が容易であることが特徴の給与計算ソフトです。

jinjer給与はjinjerシリーズの一つですが、他のシステムを利用している場合でもワンクリック連携が可能です。あらゆるシステムとの連携が可能なので、業務効率は格段にアップします。

無料トライアルサービスを扱っているため、導入前に試してみることをおすすめします。

料金体系

  • 500円/月

公式サイト

給与計算ソフト導入の際に考えるべきこと

給与計算ソフトの導入を検討の際には、次のポイントに注目しながら選ぶことで、最適な製品を選びやすくなります。

給与計算業務の課題を洗い出す

まずは、自社が現在抱えている給与計算業務の課題を確認しましょう。具体的にどんなところで負担が大きくなっているのかを明らかにすることで、その課題解決に適した製品を絞り込みやすくなるためです。

予算にあった製品を選ぶ

給与計算ソフトは、製品によって価格も異なるため、捻出できる予算を設定しておくのも有効です。予算内で最適な機能の製品を導入できれば、高い費用対効果が期待できるでしょう。

導入済み製品との互換性を確認する

すでに勤怠管理システムなどを社内で活用している場合、それらとの互換性にも配慮して給与計算ソフトを選びましょう。互換性のあるソフトを選ぶことができれば、データ連携をシームレスに遂行することができます。

合わせてデジタル化できる業務がないか検討してみる

給与計算業務以外にも、併せてデジタル化したい業務、あるいはした方が良い業務がないか確認してみましょう。給与計算のデジタル化をきっかけに、いずれは社内のペーパーレス化や大規模なDXを目指せることが理想的です。

まとめ

給与計ソフトを導入することで得られるメリットや、給与計ソフトの導入の際に検討すべきことなどについて解説しました。

給与計算ソフトを導入することによって、担当者の業務負担を削減できることはもちろん、効率化によってより高度な業務に従事する余裕を設けたり、人件費を削減できたり、多くの効果を期待できます。

導入に当たっては、ある程度の費用もかかりますが、クラウド型のソフトであれば初期費用も最小限に抑えられるため、中小企業の方でも気軽に運用を始めることが可能です。

また、法改正へのアップデートやマイナンバー対応など、国から求められている最新の給与計算環境にも自動でアップデートしてくれるため、手動で設定を変更する必要もありません。すでに他のシステムを会社で採用している場合も、互換性のあるモデルを選べばシームレスに連携を取ることができます。

給与計算ソフトには多くの種類があり、どの製品を選ぶべきなのかは、企業の都合にも合わせて異なります。現在の給与計算における課題を見直し、他にデジタル化の余地が残されていないかも確認しながら、予算にあった給与計算ソフトを採用しましょう。

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一方、労働者側もスマートフォンで署名や入力を行えるため、スムーズに手続きを終えられます。労務管理の工数増大にお悩みの方は、ディップ株式会社の「人事労務コボット」の導入を検討してみてください。少しでもご興味をお持ちの方は、お気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。

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