人材派遣業界のDX化!RPAやリモートツール導入の重要性を考える!
人材派遣業界へのRPA導入にはどんな利点が?
人材派遣業界において膨大な人材データと、新規に発生した求人案件のマッチングというのは非常に手間のかかるもの。長期に渡り派遣実績のある人材であれば、担当者として個人のスキルまで把握できていることがあるかもしれません。しかし、新規登録の求職者の場合は、なかなかそうもいかないでしょう。 条件にマッチした求職者が登録しているにも関わらず、マッチした求人案件を見つけることができなければ、それだけで大きな損失です。「案件とマッチした求職者の掘り起こし」というのは大きな手間となってしまうものの、売上に直結していることから「この部分を何とか改善したい」と考える人材派遣会社の声を多く聞きます。
そんな時に検討したいのが、RPAによる「人材掘り起こしの自動化」です。登録している求職者の情報と、求人情報を一元管理することによって、より案件にマッチした人材の洗い出しを自動化。人による作業では見落としや、間違いなどが起こる可能性もありますが、ロボットによる作業であればミス無く、確実に「まだ提案できていない案件」を素早く提案することができます。眠っていた貴重な人材を確実に掘り起こすことによって、提案・売上アップへとつなげることが可能となるのです。
担当者にとっては情報のマッチングに使っていた時間を有効に使えるようになるだけではなく、残業時間の削減にもつながります。
事前情報収集の強化によって、面談・ヒアリングの簡素化も実現
人材派遣業界向けRPAを利用したサービスの中には、応募者との面談日時の調整をおこなえるものも提供されています。担当者が事前に面談可能な日程を設定しておけば、それに合わせて求職者との面談設定まで完了するため、応募から面談実施まで調整などにかかっていた担当者の工数を大幅に減らすことが可能となります。
また、面談調整以外に質問項目を追加設定することが可能なものも。簡易的なスキルセットの確認にも使うことができるので、どのような業務をこれまでされてきたのか?といった事前質問も面談前にある程度把握できるというのも利点です。
「WEB面談」でコロナ禍における移動リスクを大幅に低減
「新しい生活様式」への対応は、採用活動においても今後強く求められることになるでしょう。新型コロナウィルス感染症の流行を機に、多くの企業がリモートワークを実施したことにより、求職者側にも「リモートで対応できる部分は、リモートにしてほしい」という声は高まりを見せています。
ZOOMなどのビデオ通話システムを使用することで、ヒアリングや面談をリモート化すること可能です。しかし、応募者側にアカウント作成やアプリのインストールといった余計なプロセスが発生してしまうことも。 また「面談日時が確定した後に、担当者がWEB会議システムのURLを発行し、メールで応募者に送信する」という手作業があると、面接設定や採用において自動化を導入する意義が薄れてしまいます。担当者の手間とヒューマンエラーが発生する可能性も考えれば、既存のビデオ通話システム以外も選択肢として考えていいのではないでしょうか?
WEB面談まで一気通貫に対応が可能なシステムを導入すれば、担当者は管理画面から、応募者は面談日時が記載されたメールまたはSMSなどにあるURLをクリックするだけでWEB面談がスムーズにできるというのも大きな魅力です。
応募者も担当者も最適な場所から面談に臨むことができるため、移動時に高まる新型コロナウィルスへの感染リスクも低減することが可能となります。
人材派遣会社向けRPA製品のご紹介
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