- 目的
- テレアポ業務の効率化
- 課題
- 検索や絞り込みしやすい営業リストの作成
- 結果
- リスト作成の効率化とアポ獲得数の増加を実現
株式会社CAPサービス様は大阪市にて、主にアルバイト採用を支援する求人広告の総合代理店です。
新規顧客の開拓のためにテレアポを行っていますが、営業リスト作成に時間がかかっていることが大きな課題でした。
そこでdipの「HRコボット for 営業リスト」を2022年の5月に導入。効率化だけでなくアポ獲得数の増加や営業トークの強化を実現したといいます。
今回は採用コンサルティング事業部の部長・向井隼人様と同部署・蒲地美羽様に導入の背景や活用方法などをうかがいました。
社名 | 株式会社CAPサービス |
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事業内容 | 事業内容採用コンサルタント事業/求人広告代理店事業/一般労働者派遣業/有料職業紹介事業ほか |
資本金 | 30,000,000円 |
設立 | 2013年8月 |
従業員数 | 31名 |
URL | https://cap-service.jp/ |
高い検索性で必要な情報を抽出できる、使い勝手の良さが決め手
はじめにCAPサービス様の事業内容を教えてください
向井様:当社は、主にアルバイト採用を支援する求人広告の総合代理店で、人材紹介や人材派遣なども行い人材採用を総合的にサポートしています。
スピード感のある採用支援が当社の強みで、「すぐアルバイトが欲しい」というお客様の要望にも素早く応えられるような体制を整えています。
dipの「HRコボット for 営業リスト」を導入した時期やその背景を教えてください
向井様:「HRコボット for 営業リスト」は2022年の5月から利用しています。
当社はテレアポで新規開拓を行なっているのですが、とにかくテレアポのリスト作りに時間がかかっていました。紙やWebの媒体から求人情報を集め、テレアポ先の連絡先を入力する…これを手作業でおこなっていたため、本当に「腱鞘炎なるんちゃうか」くらいしんどかったですよ(笑)。
また、リストを作ったあとにいざテレアポを開始してみたら古い情報だった、なんてこともありました。
「HRコボット for 営業リスト」導入の決め手は何ですか
向井様:リスト作成を効率化するにあたり何社か比較したのですが、他社の場合は単純に「会社がリストアップされたものを作って終わり」というサービス内容だったんです。
それに対してdipの「HRコボット for 営業リスト」は、同じリストでもすごく使い勝手が良く検索性の高いものでした。
スタッフによって媒体名や地域など絞り込みたい軸が異なるわけですが、「HRコボット for 営業リスト」はそれぞれの方法で快適な検索ができる。その点がすごく気に入って、すぐに導入を決めました。
テレアポ件数も獲得数もアップし、メモ機能活用でクレーム防止にも
「HRコボット for 営業リスト」導入によってどのような効果がありましたか
蒲地様:電話できる件数が増えた分、アポの獲得件数も増えましたね。
リスト作りでよくあるのが、ホームページに電話番号を掲載していないケースです。
一時期は電話番号もがんばって探していたのですが、1件あたりにかかる時間が増えてしまって大変でした。
結局、そういった会社は後回しにしたりリストから除外したりという対応になりますので電話をかける件数も減ってしまっていたんです。
しかし、「HRコボット for 営業リスト」は電話番号など必要な情報が整理された状態から使えるので、リストを作る時間を削減できただけでなく、営業できる母数が増えたことによりアポの増加にもつながりました。
向井様:まだ作業に慣れていない人の場合は、リスト作りで1日終わってしまうこともありました。それが今では10分程度で完了するんです。
単純に量だけでも考えたら、1日あたり平均で2時間ほどは削減できていると思います。アポ獲得件数も、全体として2倍ほど増えましたね。
「HRコボット for 営業リスト」で気に入っている機能は何ですか
蒲地様:私が気に入っているのはメモ機能です。会話内容を記録しておけるので、たとえば2ヶ月後に連絡するというのも忘れずに済みます。
前回の内容を踏まえてトークに盛り込めるので関係を深めることにもつながりますね。ほかのメンバーが連絡した企業も簡単に絞り込みができるので、電話先がかぶることも防げます。
向井様:同じ会社に電話をしてしまうのはお客様からのクレームにつながりますから、絞り込み検索で最初から除外したりメモによって状況が確認できたりするのはありがたいですね。営業のやりやすさとしても助かっていますよ。
管理や教育面で生まれた効果があれば教えてください
向井様:僕自身はアポの同行が多いので、全員のメンバーと打ち合わせできないこともあるのですが、「HRコボット for 営業リスト」を確認することで、誰がどのような営業をしているのかがわかって便利ですね。
また、営業トークや教育に活かせるのが、会社ごとの媒体利用履歴です。「いつ、どの媒体を、どのプランで使っていたのか」がおおよそわかるので、お客様に確認しなくても「何年のいつ頃、A媒体を使っていましたよね」と話せます。
そのためお客様も「よく調べているね」と感心してくれるんです。こういう情報があるのとないのとでは、契約率も変わってくると思いますね。新しいスタッフに営業トークを教えるときも、「HRコボット for 営業リスト」の情報がとても役立ちますよ。
「悩んだら導入」さらなる効果にも期待大
dipのサポート体制で「助かった」と感じる点は何ですか
向井様:とにかく連絡したらすぐ対応してくれる点ですね。メールでも電話でも返事が早いですし、お願いしたことが実現できなくても「できない」ということがすぐわかるのは、こちらとしてもすごく助かります。
蒲地様:私としてもすぐ連絡を返してくれて、わからないことがすぐ解決するのはありがたいですね。また、営業リストの使い方や検索方法を相談すると、私たちの状況をよく理解したうえでさまざまな提案をしてくれるのでとても頼りになっています。
最後に、「HRコボット for 営業リスト」を使ったことがない方へのアドバイスをお願いします
蒲地様:私自身、「HRコボット for 営業リスト」を導入した当時は入社したばかりで、業務知識もあまりありませんでした。
しかし、「HRコボット for 営業リスト」を導入したことで、リスト作りの時短になっただけでなく、「やることがない、電話する企業がない」という状態にならずに済んだので仕事の質もどんどん上がっていったように思います。
向井様:「HRコボット for 営業リスト」は導入してすぐ効果が出たわけですが、それでもまだ使いこなせていない機能もあるんです。
そんな私たちでも2倍の成果が出ていることを考えると、より多くのスタッフへの展開や違った検索・絞り込み方法を検討すれば、さらに大きな効果が出る可能性はおおいにあります。
たとえば僕らがあまり使っていない機能として、リストにある企業をマップ上に表示させることができるのですが、飛び込み営業をおこなう企業さんが使えばすぐに効果が出るんじゃないかと思います。
機能もサポートも本当に充実しているので「悩んだら導入しましょう」と強くおすすめします。
※取材内容は、2024年2月取材当時のものになります。