同業他社の出稿調査や、新規業種・新規エリアの案件獲得など、営業効率を上げるための市場調査に活用。│コボットLAB

同業他社の出稿調査や、新規業種・新規エリアの案件獲得など、営業効率を上げるための市場調査に活用。

目的
  • 同業他社の出稿内容を調査したい。

  • 新しい業種・エリアの案件を開拓する際の市場調査をしたい。

  • 新しいエリアの案件で求人広告を出稿する際に、その地域の時給などを市場調査したい。

  • 遠方のアポイントの際、その近隣で求人を出している企業を調査し、営業効率を上げたい。

課題
  • 求人誌などから同業他社の出稿内容を確認していたので、手間と時間が掛かっていた。

  • 新しいエリアの案件を獲得する際に、WEB検索や求人誌などから情報を収集していた。

  • 1件のアポイントのために、片道4時間掛けて訪問をしていた。

結果
  • 同業他社の出稿調査にかけていた時間を、大幅に削減することができた。

  • 新しい業種・新しいエリアの案件獲得をする際に掛けていた、市場調査の時間が、大幅に削減できた。

  • 遠方のアポイントでマッチングができなかった際に、近隣の案件を紹介するなど、効率的な営業活動ができるようになった。

北九州市小倉駅前に本社を構え、製造業を中心に、人材派遣紹介業務、業務請負事業を展開する、ファイブエージャパン株式会社様。大手自動車メーカーなどのクライアントを中心に、複数の派遣会社が、同時に扱う大規模案件が多く、最適な人材の獲得が求められています。そこで、同業他社が同案件に対して、どのような求人広告を出稿しているかを、効率的に調査するツールとして、「HRコボットfor 営業リスト」を活用されています。今回のインタビューでは、部長 盛島裕喜様に、その活用方法と、さらに、新規業種・新規エリアの市場開拓でも、「HRコボットfor 営業リスト」を活用している効果について、あわせてお話をお伺いいたしました。

社名ファイブエージャパン株式会社
事業内容人材派遣紹介業務、物流管理業務、品質検査業務、翻訳通訳業務、業務請負事業、人材紹介事業、労働者派遣事業、求人メディア運営事業、特定技能登録支援業務
資本金4,000万円
設立平成21年2月
従業員数300名
企業サイトhttps://5aj.jp/
特設サイトhttps://fiveajapan.co.jp/

事業について

ファイブエージャパン様の事業内容について教えてください

盛島様:弊社の事業は、製造業を中心とした、人材サービスの会社です。製造の中でも、組み立てと物流を中心に、人材派遣と請負事業を行なっています。現在は社員数300名で、営業スタッフは、7名になります。
また、2009年の創業以来、地場に密着した事業展開をしています。弊社担当者の多くは、この地場企業での現場経験者なので、他の人材派遣会社様に比べると、派遣スタッフからの相談に的確に答えることができ、安心して働ける環境を提供できているので、定着率は98%にもなるんですよ。


営業効率を上げるため、マップ機能の活用が導入のきっかけ

HRコボット for 営業リスト導入の目的を教えてください

盛島様:「HRコボット for 営業リスト」を知ったのは、私たちから率先して、営業のアウトソーシングサービスを探していたわけではなく、たまたま、ディップの営業担当者から、ご紹介いただいて知りました。
もちろん、営業のアウトソーシングのサービスがあることは、認識していましたが、自社でのテレアポに、不便は感じていなかったので、特に必要なものだとは考えていませんでした。そんなタイミングで、ご紹介いただいた機能の一つに、「マップ機能」があり、これは使えると思ったので、さらに詳しくお話を聞かせていただき、導入を決定しました。

マップ機能はどのように活用できると思われたのでしょうか?

盛島様:福岡県でも都市部以外は、お客様が点々としていて、営業の効率が悪いんです。特に、大分県の中津市や、豊後高田市のお客様を訪問する時は、片道4時間掛かるんです。4時間掛けて、1件の訪問だと効率が悪いんですよね。それで、マップ機能を使えば、訪問する先で、他に求人を出している企業などを検索することができるので、そこにアポイントを取って行けば、もっと効率的な営業ができるようになると考えました。


いまは様々な市場調査に活用をしている

同業他社の調査に活用されているとお伺いしました。

盛島様:はい。同業他社を調査するには、便利なツールだと思います。
弊社は、大手自動車メーカを中心に、地場の製造業で、比較的大型の案件が多いんです。そうすると、同じ案件に、同業他社からも人材が派遣されているんですが、安定して人材を派遣されていたり、大量に人材を派遣されている会社もあり、その会社がどのような求人を出して、人材を確保しているか、調査しているんです。
以前は、求人誌やWEBで検索をして、同業他社がどのような出稿をしているのか、一件ずつ調べていました。わざわざ出張先で、求人誌を集めて来るなんてこともしていましたね。
それが今では、コボットの管理画面で、案件名を入力すれば、それに対する同業他社の出稿が一覧で表示され、出稿元の媒体ページも確認できるので、調査に費やしていた時間を大幅に削減できるようになりました。

その他の市場調査でも活用はされていますか?

盛島様:同業他社の調査以外では、機械電気やITエンジニアといった新規の案件獲得を考えているので、そういった案件がどこにあるのかを、調べるために活用しています。
実際、「HRコボット for 営業リスト」を使って調査をしてみると、結果として、福岡市に集中していることが確認できました。この時にリストアップされた会社で、案件に繋がったお客様もいます。
また、IT関連だと、SESを活用している企業もあり、そこからSES先の会社をご紹介いただくケースなどもありました。ただ、この業界は未経験の募集は無いので、人材の確保の方が苦戦しています。

マップ機能を使った市場調査の活用方法も教えてください。

盛島様:マップ機能を使って、新しい地域で案件を獲得する際に、活用しています。例えば、若松市に工業地域があるのですが、その地域でどんな案件があるか、どんな企業があるのかを事前に確認することがでれば、人材をマッチングして合わなかった時に、近隣の他の案件を紹介するなど、効率的な営業が可能になります。
特に、コロナ禍の影響で、休職している派遣スタッフの稼働を確保するために、新しいエリアでの案件獲得を積極的におこなっていたので、マップ機能を使って、地域の案件が探せるのは便利でした。


検索結果の表示をカスタマイズして
同業他社の出稿内容を比較検討している

「HRコボット for 営業リスト」の便利な機能を教えてください

盛島様:同業他社を検索した結果から、掲載元の媒体に飛べるのが便利です。検索結果一覧だけだと、テキストしか出ていないのですが、そこから掲載元に飛べて、画像や動画なども確認することができ、自社で出稿する際の参考になります。
また、検索結果も自分が確認したい内容を、一目で比較できるように、表示項目をカスタマイズして調整できるのも便利ですね。情報量を多く表示しようとすれば、画面に入りきらず、横スクロールをする必要があり、それだと、情報の比較がしにくいので、このカスタマイズ機能は、絶対に必要だと思います。

案件検索の検索条件を教えてください

盛島様:案件のエリア×業種×出稿金額(30万以上)で検索をします。検索結果から、類似企業だけを表示させたり、マップに表示させて、近隣エリアを確認しています。

導入後アポイント数や案件成約率に変化はありましたか?

盛島様:弊社は紹介案件が多く、比較はできないんですが、導入したことで、アポイント数が増えたというよりは、すごく便利になったって感じです。先ほどお話しした、片道4時間掛けて1件のアポイントの時、その近隣地域の別案件を調べるのに、時間が掛かっていたので、そういった作業が、簡単にできるようになったというのは、大きな効果だと思っています。
この作業を、いままでのように営業が自分達でやっていたら、1〜2日は掛かってしまうので、導入コストも人件費で考えれば、安いと思います。
以前、お客様が宮崎県で、新規の事業を展開する時に、弊社に人材のご相談をいただきました。その時には、時給の相場を調べるのに、「HRコボット for 営業リスト」を活用しました。

本音は同業他社には使ってほしく無いんですが・・・。

最後に、これから導入を考える人材派遣会社様へアドバイスをお願いします。

盛島様:本音は、他の派遣会社には使われたくないんですが…。
そうですね、やはりマップ機能があって、案件がすぐに分かるのは便利ですね。コストも営業の方が、WEB検索などで調べる作業をする事を考えれば、すぐに元は取れます。
新規テレアポの営業リスト作成として使う会社もあると思いますが、弊社のように市場調査として使う場合もあると思います。リアルタイムな出向や、出向金額が見られるので、使う側のアイディア次第で、活用方法は広がると思います。

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