LINE公式アカウントは、店舗ビジネスでの集客や再来店の促進にピッタリなサービスです。多くの顧客に利用してもらいやすいほか、顧客とLINEでつながって再来店を促進したり、便利機能を無料で使って集客したりすることができます。
今回は、LINE公式アカウントの作り方と主な機能、アカウント開設のメリットなどを紹介します。具体的な設定方法や使い方についても解説するので、ぜひお役立てください。
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、LINE上に作成できる企業や店舗向けのビジネスアカウントのことです。自社・自店舗のLINE公式アカウントを「友だち追加」してくれたユーザーに向けて、メッセージやクーポンを配信したり、ショップカードなどの便利機能を提供したりすることができます。
LINEは、日本の人口の70%以上に値する9,200万人ものユーザー(2022年3月時点)が利用している、今や多くの人にとって欠かせないSNSの一つです。そんなLINE上に公式アカウントを作成することで、多くの顧客に利用してもらい、店舗での集客や販促に役立てることが可能になります。
LINE公式アカウントで使える主な機能
では、LINE公式アカウントで使える主な機能を5つ紹介しましょう。
- メッセージ配信
- チャット機能
- ショップカード機能
- クーポン機能
- レポート機能
メッセージ配信
「メッセージ配信」は、友だち追加したユーザーに直接メッセージを配信できる機能です。テキストはもちろん、スタンプや画像、動画なども送ることができます。年齢・性別・地域を指定したセグメント配信にも対応しています。
チャット機能
「チャット」は、友だち追加したユーザーからの問い合わせに対して、LINEトークと同じように、直接コミュニケーションを取れる機能です。よく使う内容を定型文に設定したり、問い合わせ内容に応じてAIが自動返信する「AI応答メッセージ」を活用したりして、顧客対応を効率化できます。
ショップカード機能
「ショップカード」は、LINE上でポイントカードの発行・管理ができる機能です。来店や商品購入などのインセンティブとしてポイントを付与し、ポイント数に応じた特典を設定することができます。
クーポン機能
「クーポン」は、実店舗で利用できるクーポンを作成できる機能です。作成したクーポンは、メッセージやLINE VOOMなどで配信・投稿したり、抽選を設定したりすることができます。来店促進などに活用可能です。
レポート機能
「レポート」は、LINE公式アカウントの運用体制やユーザーの反応を数値で確認できる機能です。下記の情報を「7日間」または「30日間」の対象期間で集計し、数値とグラフで確認することができます。
- メッセージ通数
- ターゲットリーチ
- 友だち追加数
- ブロック数
- 受信・送信メッセージ(チャット)
LINE公式アカウントを開設するメリット
店舗ビジネスにおいて、LINE公式アカウントを開設するメリットは主に4つあります。
- 多くのユーザーに登録してもらいやすい
- 顧客とつながり再来店を促進できる
- メールよりも開封率が高い
集客機能を無料で利用できる
多くのユーザーに登録してもらいやすい
LINE公式アカウントは、月間9,300万人もの国内ユーザーを誇るLINEを使ったサービスです。LINEユーザーなら、アプリをダウンロードしたり個人情報を入力したりする手間なく、QRコードを読み取るだけでお店のLINE公式アカウントを登録できます。
ユーザビリティに優れており、多くのユーザーに手軽に登録してもらいやすいことは、LINE公式アカウントを開設する大きなメリットです。
顧客とつながり再来店を促進できる
LINE公式アカウントを開設すると、既存顧客とLINEでつながり、再来店を促進できるようになります。お店のLINE公式アカウントを友だち追加してくれた顧客に向けて、セール情報や新商品の告知などをリアルタイムで配信し、来店の動機を創出できます。
さらに、ショップカードやクーポンなどの機能を活用すれば、再来店をさらに促進することが可能です。
メールよりも開封率が高い
即時性が高く、メールと比べて高い開封率が期待できることも、LINE公式アカウントを開設するメリットの一つです。
2021年に実施された携帯電話に関するアンケートよると、LINE公式アカウントのメッセージを「すぐに見る」と答えたユーザーは約2割、「3〜6時間以内に見る」は過半数、そして「その日のうちに見る」と回答したユーザーは全体の約8割に至っています。
LINE公式アカウントは、従来のメルマガと比べて「宣伝を配信しても見てもらえない」ということが少ないため、高い集客効果が期待できます。
集客機能を無料で利用できる
LINE公式アカウントを開設すると、先ほど紹介したチャットやショップカード、クーポンといった集客機能を無料で利用することができます。
LINE公式アカウントでは、1ヶ月に1,000通以上のメッセージを配信したい場合を除き、料金が発生することはありません。無料のフリープランでも、ショップカードやクーポンの発行に関しては制限なく行うことが可能です。
費用をかけずに、集客や販促に役立つ機能を使えるのは、LINE公式アカウントを開設するメリットの一つです。LINE公式アカウントの料金プランについて、詳しくは次章で解説しています。
LINE公式アカウントの種類と料金プラン
LINE公式アカウントの作り方をみていく前に、LINE公式アカウントの種類と料金を確認しておきましょう。
LINE公式アカウントの種類
LINE公式アカウントには、「承認済アカウント」と「未承認アカウント」の2種類があります。いずれも選べる料金プランは同一ですが、一部対応している機能が異なります。
LINE公式アカウントの種類 | 概要 |
---|---|
承認済アカウント | LINEの審査を通過したアカウント ※青色の「認証バッジ」が付与される |
未承認アカウント | 審査なしで誰でも作成できるアカウント ※一部制限あり |
承認済アカウント
認証済アカウントとは、LINE所定の審査を通過し、青色の「認証バッジ」が付与されたアカウントのことです。一定の審査が必要ですが、通過すれば信頼性がアップするため、顧客により安心して「友だち追加」してもらいやすくなります。
信頼性がアップすることの他にも、承認済アカウントでは下記のようなことが可能になります。
- LINEアプリ内の検索結果に表示される
- 販促用のポスターを無料でダウンロードできる
- 店頭POPなどのツールを発注できる
- 請求書決済を選択できる
未承認アカウント
未承認アカウントとは、個人・法人を問わず誰でも審査不要で取得できるアカウントのことです。審査が不要であるため、簡単にアカウントを開設できますが、上記の「承認済アカウントでできること」で挙げた、検索結果表示や請求書決済には対応していません。
未認証アカウントは、検索結果に表示されず、店頭での友だち集めに有効なポスターやPOPなどを利用できないため、集客や販促にはあまり向いていません。基本的に、未認証アカウントは会員制店舗など、クローズドな運用をしたい場合のみ利用すると良いでしょう。
料金プラン
LINE公式アカウントの料金プランは、無料の「フリープラン」と有料の「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つです。なお、初期費用はいずれのプランも無料です。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ数/月 | 1,000通 | 15,000通 | 45,000通 |
追加メッセージ料金 | - | 5円/通 | ~3円/通 |
無料プランと有料プランの違いは、1ヶ月に配信できる無料メッセージの通数と、追加メッセージの従量料金です。
「とりあえず始めてみたい」という店舗経営者の方は、まずはフリープランを選べば、完全無料で利用することができます。友だち数の増加に伴って月に1,000通以上のメッセージを配信したい場合は、有料プラン(ライトプランまたはスタンダードプラン)へのアップグレードが必要です。
LINE公式アカウントの作り方
LINE公式アカウントは、たったの5分ほどで簡単に作成することができます。ここでは、LINE公式アカウントの作り方を4つの手順に分けて説明します。
- LINE公式アカウントの開設ページへアクセスする
- LINE Business IDを開設する
- 必要事項を入力する
- 管理画面にログインする
手順1:LINE公式アカウントの開設ページへアクセスする
まず、LINE公式アカウントの公式ページにアクセスし、「アカウントの開設」ボタンをクリックします。
ちなみに、ここで紹介している方法の他に、LINE公式アカウントのアプリをダウンロードして、スマホでLINE公式アカウントを作る方法もあります。パソコンをお持ちでない方や、スマホで手続きを済ませたい方は「App Storeからダウンロード」または「Androidの方はこちら」をクリックしましょう。
手順2:LINE Business IDを開設する
次に、LINE Business IDを開設します(既に開設済みの場合は、手順3へ)。
LINE Business IDとは、LINE公式アカウントを作成するのに必要なIDのことです。現在利用しているLINE個人アカウント、または任意のメールアドレスを登録して、LINE Business IDを開設してください。
手順3:必要事項を登録する
画面にLINE公式アカウントの作成フォームが表示されますので、「アカウント名」や「メールアドレス」「会社/事業者名」「業種」などの必要事項を入力します。入力が完了したら、入力内容を確認して問題なければ申し込み完了です。
手順4:管理画面にログインする
ここまでの手順が完了すると、「LINE Official Account Manager」という管理画面にログインできるようになります。管理画面にログインできたら、LINE公式アカウントの作成はひとまず完了です。
管理画面では、LINE公式アカウントに関するさまざまな設定を行えます。運用に向けて必要な設定については次章で詳しく解説します。
LINE公式アカウント作成後の設定方法
LINE公式アカウントを作成できたら、次は店舗情報やプロフィール、あいさつメッセージなど、各種設定を行います。LINE公式アカウントの運用を始めるには、これらの設定が必要です。ここでは、初期設定の方法について説明します。
LINE公式アカウントの情報を登録する
まず、LINE公式アカウントのプロフィール画像や基本情報を追加します。管理画面の「設定」→「アカウント設定」を選択し、下記の項目を設定しましょう。
- アカウント設定:ステータスメッセージ・プロフィール画像など
- 情報の公開:認証ステータスや検索結果表示、位置情報など
- 機能の利用:トークへの参加・写真や動画の受け取りなど
- アカウント情報:会社の所在地域・運用の目的・ビジネスマネージャーなど
プロフィールを設定する
続いて、LINE公式アカウントのプロフィールを設定します。プロフィールとは、ユーザーが友だち追加を行う際に表示される画面のことで、お店のホームページのような役割を果たします。
プロフィールでは、下記の4項目を設定することができます。
- ステータスメッセージ:プロフィール上部メッセージを表示
- ボタン:「トーク」や「通話」など、任意のボタンを最大3つまで設定
- パーツ追加:写真やメニュー、デリバリーなど任意のコンテンツを表示
- 基本情報:店舗の住所や電話番号、営業時間、予算などを掲載
プロフィールは、ユーザーが友達追加する際に必ず目にする画面です。「ステータスメッセージ」や「パーツ追加」で友だち追加のメリットを訴求しつつ、基本情報でユーザーが知りたいであろう店舗の基本情報を伝えましょう。
あいさつメッセージを設定する
プロフィールの設定ができたら、次は「あいさつメッセージ」の設定を行いましょう。あいさつメッセージとは、ユーザーが友だち追加をした際に自動で送信されるメッセージのことです。
あいさつメッセージは、自店舗のアカウントの第一印象を決める大切なメッセージです。「友だち追加ありがとうございます!」といった感謝のメッセージとともに、ユーザーメリットや配信内容などを登録しておきましょう。あいさつメッセージと一緒に初回限定クーポンを配信するのもおすすめです。
応答メッセージを設定する
続いて、「応答メッセージ」も時間がある際に登録しておきましょう。登録メッセージとは、ユーザーがトークで話しかけた際に自動で送信されるメッセージのことです。「キーワード応答機能」を使えば、キーワードに対して特定の応答メッセージを送信することもできます。
LINE公式アカウントの基本的な使い方
続いては、これからLINE公式アカウントの運用を始める方に向けて、LINE公式アカウントの基本的な使い方を説明します。まずは、来店促進に効果的な下記3つの機能の使い方を理解しましょう。
- メッセージの送り方
- ショップカードの使い方
- クーポンの作成・配信方法
メッセージの送り方
メッセージ配信機能では、友だち追加したユーザーに向けて、自由にメッセージを配信することができます。メッセージは、下記の手順で簡単に配信することが可能です。
- 「LINE Official Account Manager」にログインする
- サイドメニューの「メッセージ配信」をクリックする
- 右上の「作成」をクリックする
- メッセージの配信先を設定する
- 配信日時を設定する
- メッセージを作成する
- 「配信」をクリックする
メッセージの作成画面では、実際のLINEトークのプレビュー画面を見ながらメッセージを作成できます。絵文字やスタンプなども活用しながら、魅力的なメッセージを配信しましょう。
ショップカードの使い方
メッセージ配信に慣れてきたら、ショップカードも活用しましょう。ショップカードは下記の手順で作成し、友だち追加したユーザーに提供することができます。
- 「LINE Official Account Manager」にログイン
- サイドメニューの「ショップカード」をクリック
- カードの各種項目を設定(デザイン・ポイント特典など)
- カードの利用ガイドを設定
- 保存してカードを公開
上記の手順でショップカードを作成・公開すると、友だち追加したユーザーはホーム画面やトーク画面などからショップカードにアクセスできるようになります。
クーポンの作成・配信方法
クーポンは、来店や友だち追加を促進するのに便利なのでぜひ活用しましょう。クーポンの作成・配信の方法は次のとおりです。
クーポンの作成方法
- 「LINE Official Account Manager」にログインする
- サイドメニューの「クーポン」をクリックする
- 右上の「作成」をクリックする
- クーポン画面で各種項目を設定する(クーポン名・有効期限など)
- 設定が完了したら「保存」をクリックする
クーポンの配信方法
- 「LINE Official Account Manager」にログインする
- サイドメニューの「メッセージ配信」をクリックする
- 「新規作成」をクリックする
- メッセージ作成画面で「クーポン」を選択する
- メッセージ(クーポン)を配信する
管理画面であらかじめクーポンを作成しておき、友だち追加時に配信されるあいさつメッセージや通常のメッセージなどでクーポンを配信するという方法が、基本的な使い方です。
LINE公式アカウントの効果的な使い方のポイント
続いて、LINE公式アカウントを効果的に活用するためのポイントを3つ解説します。
- メッセージ配信の頻度・タイミングを工夫する
- ブロック対策を行う
- 運用体制を定期的に見直し改善する
運用体制を定期的に見直し改善するメッセージ配信の頻度・タイミングを工夫する
LINE公式アカウントでメッセージを配信するにあたっては、配信の頻度やタイミングを工夫しましょう。お店にとって好都合なタイミングで配信するよりも、お客さんがアクティブな時間帯を狙ったり、鬱陶しいと感じない頻度で配信したりする方が、高い開封率や満足度が期待できます。
「LINE株式会社が実施した調査」では、グルメ・フードのLINE公式アカウントでは「10〜12時」「16〜18時」に2回投稿のピークがあることがわかっています。また、曜日別では金曜日の投稿が一番多いという結果となりました。
これらのタイミングを意識することで、メッセージ配信の効果を最大化することができるでしょう。
ブロック対策を行う
LINE公式アカウントを運用する上で注意しなければならないのが、友だちからブロックされてしまうリスクです。メッセージの配信が多すぎたり、配信内容が魅力的に感じられなかったりすると、鬱陶しく思われブロックされてしまうことがあります。
ブロックされてしまうと、そのユーザーとは今後接点を持つことができなくなってしまうため、ブロックされないための対策が必要です。具体的には、レポート機能で日々のブロック数を確認し、配信頻度を調整したり、定期的にクーポンなどのお得情報を配信したりすると良いでしょう。
運用体制を定期的に見直し改善する
LINE公式アカウントで集客・販促効果を出すには、運用体制を定期的に見直し改善することも欠かせません。LINE公式アカウントを効率的に運用できているかを日々確認することで、改善の余地が見えてきます。
たとえば、次のような方法で定期的にLINE公式アカウントの運用体制を見直し、改善点を見つけましょう。
- レポート機能を活用する
- 友だちを対象にアンケートを実施する
- LINE公式アカウント運用目標の達成度を確認する
友だち数が増え悩んでいるなら店頭で告知を行う、ブロック率が高いなら配信頻度を減らすなど、運用体制の改善を繰り返すことで、成果があがりやすくなります。
LINE公式アカウントの活用アイデア
ここまでで、LINE公式アカウントの作成と運用準備は整いました。そこで次に、店舗でのLINE公式アカウント活用アイデアを3つ紹介します。
- 店頭で案内して「友だち」を増やす
- メッセージを配信してコミュニケーションを強化する
- 便利機能を活用して販促を行う
店頭で案内して「友だち」を増やす
LINE公式アカウントを効果的に運用するには、一人でも多くの友だち(LINE公式アカウントを登録してくれたユーザーのこと)を増やすことが重要です。そのためには、顧客に公式アカウントの存在を知ってもらい、友だち追加を促す必要があります。
LINE公式アカウントを作成しただけで、自動的に友だちが増えることは基本的にありません。店頭にポスターやPOPを掲載してLINE公式アカウントを宣伝したり、店頭でお客さんに声がけをして友達追加を促したりして、友だちを増やしましょう。「LINE友だち追加で、10%OFFクーポンをプレゼント!」といったキャンペーンの実施も、友だち増加に効果的です。
メッセージを配信してコミュニケーションを強化する
一定以上の友だちが集まったら、友達に対してメッセージを配信しましょう。メッセージ配信では、普段LINEで家族や友人にメッセージを送るのと同じ感覚で、情報を発信することができます。
配信できるメッセージにはさまざまなタイプがあり、テキストメッセージはもちろん、写真やスタンプ、動画、クーポンなど、目的や伝えたいメッセージに合わせて選んで配信できます。フリープランでは、月に1,000通まで無料でメッセージを配信することができますので、ぜひ活用してみましょう。
便利機能を活用して販促を行う
LINE公式アカウントには、メッセージ配信の他にも集客・販促に役立つ便利機能がたくさん備わっています。
- クーポン:LINE上で配信・使用できるクーポン
- ショップカード:LINE上で発行・管理できるポイントカード
- レポート:ユーザーの反応を確認できるレポート機能
- LINEで予約:LINEで店舗の来店予約ができる機能(※オプション機能)
LINE公式アカウントの運用目的に応じて、これらの便利機能を使いこなすことで効果的に集客・販促を行えるようになります。レポート機能でユーザーの反応を確認しつつ、LINE上でさまざまな集客・販促施策を実施していきましょう。
LINE公式アカウントを開設できない業種・サービス
LINE公式アカウントは幅広い業種・サービスに導入されていますが、中にはアカウント開設ができない業種・サービスもあります。
たとえば、相席居酒屋や出会い喫茶などを営業している場合、LINE公式アカウントの開設が認められない、またはアカウントが停止されることがあります。以下は、LINE公式アカウントを利用することができない業種・サービスの一例です。
業種・サービス | 開設できない具体例 |
---|---|
医療 | 国内で未承認の医薬品、医薬品の個人輸入代行など |
出会い | 出会い系サイト・アプリ、出会い喫茶など |
アダルト | アダルトショップ、青少年の保護育成上好ましくない性表現を含むコンテンツなど |
ネット関連ビジネス | 情報商材、能力開発商材など |
連鎖販売取引 | ねずみ講、マルチ商法など |
クレジットカード現金化 | クレジットカードのショッピング枠の現金化サービスなど |
ギャンブル | カジノ、オンラインカジノサービスなど |
個人情報 | 個人情報の販売 |
模倣品・海賊版 | 模倣品・海賊版の販売、非公式グッズ販売など |
記載のないケースでも、「ユーザーが不快に感じる」「すべてのユーザーが安心・安全にLINEを利用できない」などと判断された場合は、利用を断られるケースもあります。
ただし、一般的な店舗ビジネスを経営している場合であれば、アカウント開設に制限がかかる心配はありません。心配な場合は、アカウントを作成する前にLINE公式アカウントガイドラインを確認しておくと安心です。
まとめ
LINE公式アカウントの作り方とアカウント開設のメリット、基本的な使い方、効果的な使い方のポイントなどについて解説しました。
LINE公式アカウントは、多くの顧客に登録してもらいやすいほか、便利機能を使った集客や再来店の促進など、店舗ビジネスにおいて大きなメリットをもたらします。「使い方がわからないから」とこれまで敬遠していた飲食店経営者の方は、ぜひこれを気に挑戦してみてはいかがでしょうか。
LINE公式アカウントを活用して本格的に集客に取り組むなら、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットfor LINE」がおすすめです。
常連コボットfor LINEは、LINEを使ってお店のポイントカードを作成し、飲食店の常連客獲得につなげるサービスです。来店と1日1回のポイントカードログイン、友だち紹介でポイントがどんとん貯まるため、常連客の獲得につなげることができます。
常連コボットfor LINEでは、LINEミニアプリ制作やポイントカード・クーポンの各種設定などは当社が代行して行うため、最短1ヶ月で導入することが可能です。「LINEを集客に活用したい」「再来店促進と常連客獲得に力を入れたい」という方は、ぜひ当社ディップ株式会社までお気軽にお問い合わせください。