飲食店の集客方法は?新規・既存顧客別の方法16選と成功事例│コボットLAB

飲食店の集客方法は?新規・既存顧客別の方法16選と成功事例

今や飲食店の競争は激化し、おいしい料理を提供するだけでは集客が難しい時代となりました。安定した経営を実現させるには、新規顧客を集客すると同時に、既存顧客のリピート率も高めていかなければなりません。

とはいえ、集客に力を入れたくても、具体的な方法がわからずに頭を悩ませている経営者の方も多いことでしょう。そこで今回は、飲食店に効果的な16種類の集客方法と注意点、飲食店の集客成功事例などを紹介します。

目次

飲食店に必要な集客とは?

飲食店

飲食店では、当然のことながら客数が売上に大きく影響するため、集客が不可欠です。具体的には、「新規顧客」を増やすとともに「既存顧客」のリピート率を向上させることが必要になります。

ここでは、飲食店に必要な「新規顧客の獲得」と「既存顧客のリピート」についてもう少し詳しくみていきましょう。

新規顧客の獲得

客数を増やして売上を伸ばすには、新規顧客の獲得が不可欠です。新規顧客の獲得では、お店の存在を知らない「無関心層」と、お店の存在を知ってはいるが利用していない「見込み層」の両方に効果的にアプローチしていくことが大切です。

既存顧客のリピート

安定した経営を実現させるには、新規顧客を獲得すると同時に、既存顧客の維持にも取り組む必要があります。

一般的に、新規の顧客を獲得するには既存顧客の維持の5倍のコストがかかるといわれています。これをマーケティング界では「1:5の法則」といいます。既存顧客はすでに一度お店を利用しているため、新規顧客と比べてより少ないコストで来店を促しやすいという特徴があります。

集客方法を考える時のポイント

飲食店の競争が激化している今の時代、ただやみくもにお店を宣伝しても高い集客効果は見込めません。集客力を高めるには、お店にとってベストな集客方法を選び、実施していく必要があります。

ここでは、飲食店での集客方法を考える時のポイントについて詳しく解説します。

  • 集客できていない理由を知る
  • 集客したい顧客層を考える
  • 集客方法・ツールを見直す

集客できていない理由を知る

集客方法を考えるにあたっては、まず現時点で集客できていない理由を把握することが大切です。というのも、集客が不足している理由がわかれば、「どこに力を入れて集客すべきか」「どんな方法で集客すべきか」はおのずと見えてくるからです。

たとえば、集客できていない理由が「集客したい顧客層に認知されていないこと」だとします。この場合、お店のターゲット設定が甘かったり、ターゲット層にお店の魅力を届けられていなかったりすることが考えられます。ですので、ターゲット層を見直し、ターゲット層に確実にアプローチできる方法で集客を行うべきだと判断することができます。

一口に「集客力不足」といっても、お店によってその理由や取るべき対策は異なります。まずは、自店舗の集客が不足している理由を客観的に考えるところからはじめてみましょう。

集客したい顧客層を考える

自店舗にとって最適な集客方法を打ち出すためには、「集客したい顧客層」についても考える必要があります。なぜなら、集客したい顧客層によって集客方法や集客ツールを使い分ける必要があるからです。

せっかく集客をしても、自店舗が望んでいる顧客層にアプローチすることができなければ、ムダ打ちに終わってしまいます。「どの顧客層を集客したいか?」「そのためにはどの集客方法を選べばいいか?」といったことは、時間をかけてじっくり検討しましょう。

集客方法・ツールを見直す

上で紹介したポイントを踏まえて、現行の集客方法やツールを見直しましょう。飲食店の競争の激化やSNSの普及拡大など、最適な集客方法は時代の流れとともに急速に変化を遂げています。

これまでの集客で効果が出ていないのであれば、新たな集客方法を取り入れる必要があるでしょう。「なぜこの集客方法・ツールを選ぶのか」「アプローチしたい顧客層に合っているか」といった視点から、自店舗にとって最適な集客方法・ツールを選びましょう。

飲食店に効果的な集客方法:新規顧客向け

ここからは、飲食店に効果的な集客方法を紹介します。まずは、新規顧客の集客に有効な方法を10種類紹介しましょう。

  • Google ビジネス プロフィールに登録する
  • グルメサイトを利用する
  • SNSを利用する
  • 看板・ウェルカムボードでアピールする
  • フードデリバリーサービスに登録する
  • キャッシュレス決済を導入する
  • ホームページを制作する
  • プレスリリースを打つ
  • 新聞や地方紙に広告を出稿する
  • 紹介制度を導入する

Google ビジネス プロフィールに登録する

Google ビジネスプロフィール

新規顧客向け集客方法の一つ目は、Google ビジネス プロフィールに登録する方法です。

Googleビジネスプロフィール(旧:Google マイビジネス)は、自店舗のビジネスプロフィールを作成し、GoogleやGoogle マップの検索結果に表示させることができる無料のサービスです。

店名や営業時間、メニューといった基本情報の掲載はもちろん、最新情報を投稿したりユーザーの口コミに返信したりすることもできます。飲食店を探している来店見込みの高いユーザーに直接アプローチできることから、新規顧客の集客方法として適しています。

営業時間やメニューなどの情報を定期的に更新したり、口コミに対応したりすることで、親切丁寧な印象を与えられるというメリットもあります。ビジネスプロフィールは無料で作成・運用できるので、ぜひ活用してみましょう。

グルメサイトを利用する

グルメサイトを利用することも、新規顧客の獲得に適した集客方法の一つです。グルメサイトとは、飲食店の情報や口コミなどを掲載するポータルサイトのことです。「食べログ」や「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」などが代表例として挙げられます。

これらのグルメサイトは非常に大きな集客力を持っており、自店舗の情報を掲載することで効果的に集客することができます。

ただし、グルメサイトを本格的に運用するには、一定以上のコストがかかります。また、各グルメサイトは利用者層が異なるため、自店舗の顧客層と合ったサイトを選ぶことも大切なポイントです。

SNSを運用する

新規顧客の集客方法の4つ目は、SNSを運用する方法です。InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSは拡散力が高く、多くのユーザーにお店の存在を認知してもらう場として適しています。

SNSごとに利用者層、要はアプローチしやすい顧客層が大きく異なるため、自店舗とマッチするSNSを選定することが大切です。たとえば、写真がメインのInstagramは、若年層・女性の利用者が比較的多いことから、10代〜30代の女性を集客したい飲食店での活用がおすすめです。

SNSは運用にそれなりの手間と労力がかかりますが、自社にマッチしたSNSを継続的に運用すれば、高い集客効果が期待できます。

看板・ウェルカムボードでアピールする

店頭に看板やウェルカムボードを設置してお店の魅力をアピールすることも、新規顧客の集客に効果的です。

顧客の中には飲食店の外観や看板などを見て利用するお店を決めるという人や、たまたま通りがかったお店に入るといった人も少なくありません。そこで、店頭に魅力的な看板やウェルカムボードを設置してアピールすることで、効果的に顧客を呼び込むことができるでしょう。

フードデリバリーサービスに登録する

飲食店が新規顧客を効果的に集客するには、フードデリバリーサービスへの登録もおすすめです。多くのユーザーが利用する大手サービスに登録することで、近隣エリアに住む顧客にアプローチし、デリバリー注文を受け付けると同時に、お店の認知度を拡大することができます。

特に、コロナ以後では、デリバリー市場は大きく拡大しています。デリバリーに対応することで、リモートワーカーや普段あまり外食をしない人など、これまで接点がなかった新たな顧客層を獲得できるというメリットもあります。

キャッシュレス決済を導入する

キャッシュレス決済の導入も、飲食店に効果的な集客方法の一つです。

株式会社ジェーシービーが実施した調査では、キャッシュレス決済が使えないと、顧客の2人に1人は来店意欲が減少することがわかっています。そのため、キャッシュレス決済を導入することで、顧客の取りこぼしを防ぎ、キャッシュレス決済派の新たな顧客層の集客を狙えます。

また、キャッシュレス決済会社の多くは定期的にお得なキャッシュバック、ポイント還元キャンペーンなどを実施しています。キャンペーンによる集客・売上アップも期待できるでしょう。

ホームページを制作する

インターネットを使った集客に力を入れたいなら、自社のホームページを制作することも有効な手段です。

ホームページでは、自店の魅力や店主のこだわりなどを自由に発信することで、見込み顧客を集客することができます。また、グルメサイトのようにユーザーからの評価に左右されることもなければ、プランや掲載料によって掲載できる情報に制限がかかることもありません。

魅力的なホームページを作成し、アクセスを集めることができれば、集客媒体として効果を発揮します。ホームページの制作・運営には、手間やサーバー代などのコストがかかるものの、掲載料や予約手数料などが不要で集客できることを考慮すれば、費用対効果は決して悪くないでしょう。

プレスリリースを打つ

飲食店が新規顧客を効果的に集客するには、プレスリリースを打つ方法もおすすめです。

新規オープンやイベント出店、新商品発売などに合わせてプレスリリースを配信すれば、自店舗の認知拡大、ひいては新規顧客の獲得につながります。

また、プレスリリースがきっかけとなり、TV取材や雑誌掲載など、メディアへのさらなるアプローチを実現できることもあります。

新聞や地方紙に広告を出稿する

自店舗の認知を拡大し、新規顧客を取り込みたいなら、新聞や地域紙に広告を出稿する方法もおすすめです。

毎日発行される新聞は、リアルタイムな情報の発信に向いています。また、新聞広告は地域を限定して配信することができることから、お店の商圏に住むターゲット層にアプローチできるのもメリットです。

ただし、新聞に広告を出稿するには、全国紙だと数十万円〜、地方紙でも数万円〜のまとまった費用がかかります。そのため、「できるだけ費用を抑えて集客したい」という企業にはあまり向かない集客方法だといえます。

紹介制度を導入する

「既存顧客に新たなお客さんを紹介してもらう」という紹介制度を導入する方法も飲食店におすすめの集客方法です。

飲食店の集客においては「口コミ」が重要なことから、お店をよく思ってくれている既存顧客に知人を紹介してもらうという方法は、非常に効果的です。「知人に紹介してくれたらドリンク1杯無料サービス」「友人と一緒にご来店で使える割引券をプレゼント」などの紹介制度を導入すれば、効果的に新規顧客を獲得することができるでしょう。

飲食店に効果的な集客方法:既存顧客向け

LINE公式アカウント

続いて、既存顧客を増やすのに有効な集客方法を6つ紹介します。

  • 会員・ポイントカードを活用する
  • メルマガ・DMを送る
  • LINE公式アカウントを運用する
  • 店舗アプリを作成する
  • SNSで情報発信をする
  • 特別感のある接客を行う

会員・ポイントカードを活用する

会員カードやポイントカードは、既存顧客のリピートを促すのに有効です。来店や利用金額に応じてポイントを付与し、ポイントが貯まると特典を受けられるようにすることで再来店につなげることができます。

最近では、会員・ポイントカードをデジタルで発行・管理する方法も人気です。紙のポイントカードと比較して管理がラクだったり印刷コストがかからなかったりといったメリットがあります。カードの紛失や忘れも少なくなり、より多くの顧客に利用してもらえるでしょう。

メルマガ・DMを送る

メルマガやDMなどでお得情報やクーポンを送る方法も、既存顧客のリピートを促す方法として効果的です。配信を希望する既存顧客にのみ有効な方法ではありますが、狙った顧客に確実にアプローチできるというメリットがあります。

お得情報やクーポンをキャンペーン実施期間に合わせて定期的に配信したり、顧客の誕生日に合わせて配信すれば、既存顧客のリピートを促したり、休眠顧客にお店のことを思い出してもらったりすることができます。

LINE公式アカウントを運用する

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、企業や店舗向けのLINE公式アカウントです。既存顧客に自店舗のLINE公式アカウントを友だち追加してもらうことで、ユーザーに直接メッセージやクーポンを配信したり、チャットでやり取りをしたり、予約を受け付けたりすることができます。

LINEは、日本国内の人口70%以上にあたる9,200万人以上が利用しているSNSであることから、多くの顧客に利用してもらいやすいことがメリットです。最近では、メルマガやDMの代わりにLINE公式アカウントを利用する飲食店も増えています。既存顧客とのつながりを強化し、効果的にリピート率を向上させたい飲食店経営者の方におすすめです。

店舗アプリを作成する

既存顧客のリピートには、オリジナルの店舗アプリの作成もおすすめです。

店舗アプリとは、集客・販促に役立つ機能が備わった店舗向けアプリのことです。プッシュ通知でお得情報やクーポンを配信したり、アプリ内で来店ポイントを付与したりすることができます。

ただし、店舗アプリは顧客にアプリをダウンロードしてもらう手間がかかるため、利用ハードルはやや高くなります。アプリダウンロードを条件にクーポンをプレゼントするなど工夫しつつ、運用できると良いでしょう。

SNSで情報発信をする

SNSは、運用方法によっては既存顧客にも高い集客効果が期待できます。InstagramやTwitter、Facebookなどでフォロワーに向けて定期的に情報発信を行うことで、お店の存在を思い出してもらったり、再来店を促したりすることが可能です。

また、SNSで発信した情報はタイムラインに直接流すことができるので、「ホームページにアクセスする」「メールアプリを開く」などの手間がかからず、顧客の負担になることもありません。

今や日常生活の一部となっているSNSは、自然な形で既存顧客にアプローチしたりコミュニケーションを取ったりする場として適しています。SNSでフォロワー限定の割引情報やキャンペーン情報などを配信するのも良いでしょう。

特別感のある接客を行う

既存顧客のリピートを促進するには、「また行きたい」と思ってもらえるような特別感のある接客を行うことも効果的です。

たとえば、「いつもありがとうございます」「今日はいかがなさいますか?」などと声をかけるだけでも、顧客は「自分のことを覚えてくれている」と特別感を感じることができます。また、ときには特別な割引券をプレゼントしたり、特別メニューを提案したりするのも良いでしょう。

お客さんの立場に立って「どんな接客を受けたらまた来たいと思うか?」を考え、お店を何度もリピートしてくれるような常連客の獲得を目指しましょう。

飲食店が集客アイデアを実施する際の注意点

続いて、飲食店が集客アイデアを実施する際に、注意したい点を3つ紹介します。

  • 安易な割引は避ける
  • デジタル施策とアナログ施策のバランスを意識する
  • 実施後は必ず効果測定を行う

安易な割引は避ける

飲食店が集客アイデアを実施する際、安易な割引は避けなければなりません。安易な割引は、一時的に集客・売上をアップさせることはできても、利益は出ないからです。

また、安易に割引をしていると、割引がないと来店してもらえなかったり、割引を終了した途端に顧客が離れてしまったりすることも懸念されます。集客アイデアは、お店の利益にしっかりつながるように長期的な視点かつ戦略的に行うことが大切です。

デジタル施策とアナログ施策のバランスを意識する

昨今では、インターネットの普及拡大によりデジタル施策が人気ですが、デジタル施策とアナログ施策にはそれぞれの良さがあります。そのため、デジタル施策とアナログ施策をバランス良く実践することが大切です。

たとえば、デジタル施策を使って多くの顧客にアプローチして認知拡大を図り、反応があった顧客に対してアナログ施策を使って集客を実施しても良いでしょう。

デジタル施策とアナログ施策をバランス良く集客に取り入れることで、デジタル施策の効率の良さや効果測定のしやすさ、アナログ施策の安心感や地域密着性といった強みを引き出せるようになります。

実施後は必ず効果測定を行う

集客アイデアを実施した後は、必ず効果測定を行いましょう。手当たり次第に集客アイデアを実施するだけでは、何が効果的で、何が効果的でないのかがわからず、次につなげることができないからです。

効果測定を行うには、集客アイデアを選定するタイミングで、効果測定がしやすい媒体を選んだり、効果測定ができる環境を整えたりすることも大切なポイントです。

たとえば、メルマガ・DMを既存顧客に送る際、メルマガ・DM限定のクーポンをつけておけば、クーポンの使用回数をカウントすることで効果を測定できます。

お店の客層に合わせて集客の費用対効果を高めていけるよう、実施後はしっかり効果測定を行い、次の集客に活かしましょう。

飲食店の集客成功事例:新規顧客獲得

ここでは、新規顧客の獲得に成功した飲食店の事例を紹介します。

餃子 小籠包 福包酒場 横浜店

2020年10月、横浜にオープンした中華居酒屋「餃子 小籠包 福包酒」は、“SNS映え”を意識した集客で若者の人気を集めることに成功しています。

同居酒屋では、メインの客層と同年代である20代のスタッフがSNSの運用を担当し、“SNS映え”を意識して料理やドリンクをアピールすることで来店につなげています。たとえば、カラフルな小籠包は「見た目も味も楽しめる」とSNSで拡散されていることも集客の一助になっているそうです。

この事例からは、客層に合った集客ツールを活用することが集客に効果的であることがわかります。“SNS映え”を意識したSNSの運用は、若年層の集客に効果的です。

県庁食堂 ごはん屋

滋賀県に7店舗、京都に4店舗を構える「県庁食堂 ごはん屋」では、QRコード決済「PayPay」の導入により、集客力アップに成功しています。

同店では、お客さんがQRコードを読み取るだけで決済できる「PayPayの固定金額QRコード」を活用し、スムーズな料理提供を実現。食券機の行列が軽減され、お客さんは密を避けつつスムーズに料理を注文することができるようになりました。

一度PayPayで支払いをしたお客さんは、お得感や手軽さなどのメリットから毎日PayPayを利用してくれるそうです。

最近では、PayPayの決済比率は約2割を占めており、混み合う昼休みの時間帯も用意したお弁当をすべて売り切ることに成功しています。

溶岩焼ダイニング Campus

神奈川県横浜市にお店を構える「溶岩焼ダイニング Campus」は、コロナ禍に出前館を導入し、新規顧客の獲得に成功しています。

同店は、コロナ禍の売上を改善することを目的に出前館の導入を決めました。出前館を経由してデリバリー注文したことがきっかけとなり、新規顧客の実店舗への来店につながっているそうです。

フードデリバリーサービスの活用などにより、デリバリーとイートインともにコロナ以前と変わらない程度まで回復しました。フードデリバリーサービスは、デリバリー注文による売上アップはもちろん、新規顧客の獲得にも効果的です。

飲食店の集客成功事例:既存顧客のリピート

続いて、既存顧客のリピート率向上に成功した飲食店の事例を紹介します。

boulangerie Mure(ブーランジェリーミュール)

パンの製造・販売を手がける「boulangerie Mure」は、バイトル等を運営する当社ディップ株式会社の「常連コボットforLINE」を導入し、既存顧客のリピート向上に成功しています。

平日の来店客数を増やす施策を検討していた同店は、LINEミニアプリを使ってお店のポイントカードを作成できる「常連コボットforLINE」を導入しました。本サービスは、来店だけでなく1日1回のログインや友だち紹介でもポイントの付与が可能であることから、お店に来店していないときでもお客さんにお店のことを思い出してもらえるようになりました。

その結果、ポイントを溜めているお客さんの来店頻度が増え、落ち込んでいた平日の来店客数を増やすことにも成功しています。また、お客さんが楽しくポイントを溜めてくれることがきっかけとなり、従業員とお客さんの会話も生まれているそうです。

デジタルでポイントカードを作成できる「常連コボットforLINE」などの集客サービスは、既存顧客のリピート率向上に非常に効果的です。

油そば一二三

山形・仙台にお店を構える油そば専門店「油そば一二三」は、店舗アプリの導入で常連客の獲得に成功しています。

同ラーメン店では、いつも来店してくださるお客様に来店特典を付与するためのツールとして、店舗アプリを導入しました。アプリでクーポンを配布するとともに、来店に応じてスタンプが貯まる「ランクアップ機能」も導入しています。その結果、ランクアップを目指して週5・6回も通ってくれる常連客もいるそうです。

アプリ一つで来店特典を付与したり、ニュースやクーポンを配信したりできる店舗アプリは、既存顧客向けの集客・販促機能として非常に便利なツールであることがわかります。

守谷 肉BAR エイティーファイブ85

茨城・守谷駅前にある「肉BAR エイティーファイブ85」は、メルマガ会員へのお得な情報発信により、既存顧客のリピート向上に成功しています。

同店では、お店に来店したお客さんに「メルマガ ゴールド会員」への登録を促進し、特典を含むさまざまな情報発信を行っています。「上質でヘルシーな肉料理」を売りに情報を配信することでファン獲得につなげ、現在では姉妹店と合わせて約5,000人もの会員を獲得しています。

お店の売りを明確にしたメルマガ運用により、ファン獲得に成功している点はぜひ参考にしたいポイントです。

ぴょんぴょん舎 GINZA UNA

岩手県盛岡市に本店を構え、2006年に関東出店を果たした「ぴょんぴょん舎 GINZA UNA」は、LINE公式アカウントの運用により集客力の向上に成功しています。

店舗でのオーダー時にLINE公式アカウントの登録を促すことで、2020年までの5年間で4,000以上の友だちの獲得に成功しました。集客力を高めたいタイミングで、新メニュー告知や友だち限定クーポンなどを配信することで、来店へとつなげています。

最近では、テイクアウトの割引情報や、冷麺半額クーポンなどを配布し、リピートの促進を行っています。

飲食店の集客には「常連コボットforLINE」がおすすめ

常連コボットforLINE

飲食店の集客には、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットforLINE」がおすすめです。

常連コボットforLINEは、LINEミニアプリで飲食店の常連客獲得につなげるサービスです。LINEミニアプリを使って、お店のデジタルポイントカードを作成し、どんどん貯まるポイントで効果的に再来店を促進することができます。

常連コボットforLINEの特徴は次の3点です。

  • LINEだから会員登録が不要で誰でも利用可能
  • ポイントがどんどん溜まる
  • メッセージでお店の宣伝もできる

常連コボットforLINEは、月間9,300万人が利用するLINEで使えるサービスなので、誰でもすぐに利用できます。アプリダウンロードや会員登録の手間もかかりません。

また、通常のポイントカードは「来店」を条件にポイントを付与するものですが、常連コボットforLINEでは「来店」だけでなく「ログイン(1日1回)」「友だち紹介」でもポイントが貯まります。

お客さんにポイントをどんどん貯めてもらえるため、効果的に再来店を促進できる他、毎日ログインで顧客と接点を築き、自店舗をブランディングすることも可能です。

ポイントカードをLINE公式アカウントと連携すれば、LINEのメッセージでお店の宣伝を送ることもできます。季節限定メニューやお得情報などを届け、来店へとつなげていただけます。

導入費用初期費用:30,000円(税抜)
月額:9,800円(税抜)
導入期間最短1ヶ月
提供会社ディップ株式会社

常連コボットforLINEは、お申し込みから最短1ヶ月で導入可能です。LINEミニアプリの制作や設定、LINE社への審査などはすべて当社ディップ株式会社が代行して実施するため、安心して導入いただけます。

飲食店での集客にお悩みの経営者の方は、ぜひお気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。

まとめ

飲食店に効果的な集客方法や、集客方法を考える時のポイント、飲食店の集客成功事例などを紹介しました。

飲食店では、集客不足が売上の低下に直結するため、「集客がうまくできていない……」と感じるのであれば集客方法を見直す必要があります。この記事で紹介した集客方法や成功事例を参考に、新規顧客と既存顧客にアプローチしてお店の集客力アップを目指しましょう。

「デジタルポイントカードを使って集客力を高めたい」「集客にLINEを活用したい」などとお考えの飲食店経営者の方には、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットforLINE」がおすすめです。来店時や1日1回のログイン、友達紹介でポイントがどんどん貯まる仕組みになっているため、効果的に常連客の獲得を目指すことができます。

これからのシーズンに向けて新たな集客方法を探しているのであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>DX推進にお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

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ディップ株式会社は自社で培った営業ノウハウと、多様なデジタルツールを組み合わせ、お客様の収益向上に関わるあらゆることを専門担当制でのサポートを提案します。
人材の確保やデジタルツールの選定・導入、その他企業収益向上に関してお悩みをお持ちの方は、お気軽にディップ株式会社へお問い合わせください。