Google・Instagramの予約機能で集客アップ!メリデメ、設置方法とは?│コボットLAB

Google・Instagramの予約機能で集客アップ!メリデメ、設置方法とは?

数ある飲食店から自店を選んでもらうため、グルメサイトへの掲載やMEO対策などを行っている店舗は多くあります。
必要なこととはいえ、掲載費や手数料というコストはできるだけ抑えたいものです。

本記事では、近年注目を集めている検索エンジンやSNSを活用した予約方法についてまとめました。
登録や設定方法も解説していますので、現状のコスト面を抑えたい、新しい集客方法に切り替えたい、と考えている方は是非ご参考にしてみてください。

目次

グルメサイトはもう古い?近年の傾向

まずはグルメサイトについて、そして近年の傾向について把握しておきましょう。

現状どういったグルメサイトがあるのか、また利用者がどう変化してきているか、その変化の理由も含めて紹介していきます。

グルメサイト(飲食店ポータルサイト)とは

グルメサイトとは飲食店ポータルサイトとも呼ばれ、飲食店の検索や比較、オンライン予約、クーポン発行が可能なWebサイトのことを指します。
様々なWebサイトがありますが、代表的なところでホットペッパーグルメ、食べログやぐるなびがあります。実際に利用したことがある人も多いでしょう。

2020年の公正取引委員会の調査では「消費者が飲食店を選ぶ際に参考にするもの」の1位がグルメサイトという結果が出ていたほど、グルメサイトは多く利用されていました。

近年はグルメサイト離れの傾向

比較や予約が簡単にできることで幅広く利用されていたグルメサイトですが、近年では「グルメサイト離れ」の傾向も見られるようになりました。

ユーザー側からは「好みのお店が見つからない」「信頼できる情報が見つからない」などが要因になり、飲食店側では「掲載料金や送客手数料が高い」「集客力が低下してきている」「予約数が減少してきている」などが要因となっています。

グルメサイト以外の手段も増えてきたこともあり、グルメサイト離れは加速しています。

グルメサイトに代わる広告やネット予約

実際に店舗で活用されている集客手段や予約機能のうち、特に効果を感じられるものとしてInstagramとGoogleビジネスプロフィールが挙げられます。

グルメサイトに代わるこの2つのツールについて紹介していきます。

検索エンジン最大手が運営する「Googleで予約」

インターネット検索の国内シェアは70%以上となるGoogle。こちらが提供する「Googleで予約」は、検索エンジンの結果から直接予約が可能なサービスです。

行きたいお店を検索し、店舗サイトへ飛ばずに予約が可能となっていることで利便性がとても高いサービスです。
もちろん、店舗情報を詳しく知りたければ店舗サイトを閲覧することもできます。

現時点では飲食店全般と、アクティビティ、美容、フィットネスの4ジャンルが対象のサービスです。

プロフィール上に配置できる「Instagram」の予約機能

画像や動画を主体として投稿するSNSの「Instagram」も、実は予約機能を追加することが可能です。
予約機能登場以前はプロフィールにURLを掲載することができなかったので、知らなかったという人も多いかもしれませんね。

Instagramと連携している予約システムの予約や注文ボタンなど、プロフィール上に配置できる機能で、こちらも非常に利便性が高いです。

若い世代に多く利用されているSNSであるからこそ多くの集客が見込める機能で、画像や動画で料理の写真や店内の雰囲気を伝えることができるので、大きな効果が期待できます。

「Googleで予約」を活用するメリット

「Googleで予約」を活用した場合のメリットは、ユーザー側・店舗側の双方にあります。

まずはそれぞれの立場から見えてくるメリットについて紹介していきます。

Google検索からの予約流入・集客が期待できる

大きなメリットとしてはユーザーの多いGoogleでの通常検索や、Googleマップによる検索で表示された店舗情報から、そのまま予約を取れることでしょう。

利用したいと思う店舗の情報が表示でき、そのまま予約完了までの流れが明確なため、店舗サイトへ情報入力したり、グルメサイトに登録してから予約するなどの手間がかかりません。
最小限の操作で予約が取れることは、予約手続きが面倒で途中で離脱されることも防ぐことができます。ユーザーにとっても最小限の操作で予約が取れることは嬉しいことです。

予約を自動で受付・管理できる

「Googleで予約」を最大限に活用するには、予約システムとの連携が必要になります。システムと連携させることによって、入ってきた予約は自動でシステムに集約されます。
全ての予約が一元化でき、そのまま管理することが可能です。個々に対応しなくていいので、管理コストは大きく抑えられます。

Googleの予約だけではなく、対応していれば他のインターネット予約もまとめて管理できるので、「Googleで予約」を活用する際は連携させましょう。

「Googleで予約」を活用するデメリット

ここまでメリットを紹介しましたが、「Googleで予約」を活用する場合には少なからずデメリットも発生してしまいます。

ここからはデメリットについて紹介しますので事前に把握し、活用の際には注意してみてください。

Googleアカウントがない場合は工数が増える

「Googleで予約」では日時を選ぶだけで簡単に予約を取ることが可能ですが、これはGoogleアカウントを持っている場合に限ります。

もしGoogleアカウントを持っていなければ、名前や電話番号などの個人情報を入力しなければならず、予約完了までの工数が増えてしまうのです。

個人情報を入力することに抵抗があったり、ここで面倒だと感じてしまうとユーザーの離脱に繋がってしまいます。

予約システムと契約する必要がある

「Googleで予約」を機能させるためには、Googleのパートナー事業者として参入している予約システムと契約し、連携させなければなりません。

「Googleで予約」自体は無料です。ですが、予約システムには契約や手数料というコストが発生します。
契約は必須なので避けられないコストとなりますが、自店に合ったシステムを選択して費用を抑えることはできるので、事前によく比較しておくことが重要です。

「Instagram」の予約機能を活用するメリット

アカウントがあればすぐにでも活用できる予約機能は、他の予約システムを利用していたとしても導入するメリットがあります。

Instagramの予約機能を活用することで得られるメリットを紹介していきます。

ユーザーの手間を減らせる

Instagramがリリースされて10年以上経過していますが、初期は予約機能がありませんでした。そのため、気になるお店があった場合は店名などで検索して予約をする必要がありました。

予約機能を導入すると、プロフィールに予約するボタンを追加できるので、アプリを閉じることなく完結できます。

お店の発見から予約までの工数が圧倒的に減らせるので、ユーザーの離脱を大きく減らすことができるのです。

店舗への来店を促進・売上向上が期待できる

かつてのInstagramでは投稿にURLを入れることができませんでした。写真や動画でどれだけ宣伝できたとしても、購買につながるクロージングが弱いという弱点がありました。

しかし予約機能の登場で、視覚的な情報を得て購買欲が出たユーザーがそのまま店舗サイトに飛べるようになり、来店の促進や売り上げ向上げが期待できるようになったのです。

「インスタ映え」という言葉が流行るほど若いユーザーが多いSNSで、この機能を使わない手はないでしょう。

「Instagram」の予約機能を活用するデメリット

メリットが大きいのですぐにでも導入したいInstagramの予約機能ですが、デメリットも存在します。

これから紹介するデメリットに関して、自店にどの程度影響するか把握しておきましょう。

アカウント情報を公開する必要がある

Instagramに予約機能を追加するには、個人アカウントではなくプロアカウント(ビジネスアカウント)にでなければなりません。
改めてアカウントを作成するか、使用している個人アカウントから切り替える必要があります。

さらにこのプロアカウントはアカウント情報を非公開にすることができません。個人利用するのか、ビジネス利用するのかでその後の使い方が大きく変わってくるので注意しておきましょう。

予約システムと契約する必要がある

Instagramのプロアカウント開設は無料で可能ですが、予約機能を活用するにはパートナー企業が提供する予約サービスへの登録が必要になります。

予約サービスはそれぞれ月額料金や、予約手数料といった費用が発生します。サービスによって金額や内容も変わるので、自店にあったものを選びましょう。

コストがかかることでデメリットとしていますが、仮に予約機能を利用しなくても予約受付や管理する人件費と比較すれば、活用することで抑えられるコストと言えます。

「Googleで予約」を導入する方法

ここからは「Googleで予約」の導入方法を紹介していきます。

いくつか工数はありますが、場合によっては省略できるところもあるので、まずは導入方法を確認していきましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録する

Googleビジネスプロフィールは、Googleの検索結果に表示されるローカルビジネス情報を登録・管理できるツールのことで、無料で利用できます。まずはこちらに登録しましょう。

Googleアカウントがあればすぐに登録できるので、既に取得済みであればそちらを使用してもいいでしょう。

ビジネスの名称、住所、電話番号、サービス提供地域、ウェブサイトのURLなど必要事項を入力するだけで登録できます。

Googleと連携可能な予約サービスプロバイダと契約する

「Googleで予約」機能を導入するには、Googleビジネスプロフィールと提携している予約管理システムと契約している必要があります。
「予約管理サービスプロバイダ」や「スケジュール管理システムプロバイダ」と呼ばれるものです。

これらのプロバイダは飲食や美容などの業界ごとに設定されており、契約内容や利用料金なども違うため、事前に確認し業界にマッチするものを契約するようにしましょう。
飲食であれば「ヒトサラ」や「ぐるなび」、美容であれば「リザービア」「Square」などですね。

プロバイダと契約後はGoogleマイビジネスのメニュー内の「予約」の項目から、契約した予約プラットフォームを選択します。

連携の申し込み手続きが完了すると、1週間以内にGoogleマイビジネスのプロフィール画面に「オンラインで予約」というボタンが表示されます。

これで設定が完了しました。

「Instagram」の予約機能を導入する方法

Instagramの予約機能の導入方法を紹介します。

こちらもGoogle同様、アカウントがあれば省ける工数もありますが、導入に際して注意すべきこともいくつかありますので確認していきましょう。

プロアカウントに切り替える

まずはInstagramのアカウントを用意します。
アカウントは無料で作れるので、まだ持っていなければ作成しましょう。
既に個人アカウントを所持している場合は、アカウントメニューからプロアカウントへ切り替えることができます。

ただしプロアカウントでは非公開設定ができなくなりますので、個人アカウントとして運用する場合は注意してください。
プロアカウントに切り替え後でも、個人アカウントに戻すことは可能となっています。

使用するボタンを選ぶ

プロアカウントが用意できたら、プロフィール編集画面にてビジネス情報を入力しましょう。その「プロフィールを編集」の画面に「アクションボタン」という項目があります。

自店のアカウントに沿っている設置したいボタンを選択し、提携パートナーを選びます。ボタンの種類も複数あるので、必要なものを選びましょう。

提携パートナーと契約済みであればそのままログインすることが可能なので、ログイン完了することでアクションボタンが設置されます。

アカウントを開き、設置されたことを確認しましょう。

提携パートナーを選ぶ

Instagramでもアカウント開設や運用までは無料で行えます、が予約機能を活用するには提携パートナーと契約することが必須となっています。予約システムと連携することで、ボタン追加が可能となるからです。

業種によって様々な予約システムがあり、料金や契約後のサービスなども違うので、自店に一番合うものを選択します。
Instagramと提携していなければ活用できないので、提携パートナーであるか事前に確認することはま忘れないようにしましょう。

飲食店の集客・予約管理なら「集客コボット for SNS Booster」

「Googleで予約」や「Instagramの予約機能」に魅力を感じている、でも実際に導入したり活用することにハードルの高さを感じている人も少なくないでしょう。

そんな店舗様にこそ使っていただきたいサービス「集客コボット for SNS Booster」を紹介します。

初期費用・予約手数料は0円ですので手軽にスタートできます。
Google MapsやInstagramへの「予約ボタン」を簡単に設置、インバウンドの予約受付にも対応します。

予約状況や経路などの傾向がわかるレポートも取得でき、シンプルで使いやすい予約台帳機能も充実。
これだけのサービスを揃えて、基本料金は20,000円のみです。

「集客コボット for SNS Booster」は企業様の抱えている様々な課題を解決するサービスです。

まとめ:予約機能を活用して集客率アップにつなげよう!

誰しもがスマートフォンをもっている時代で、GoogleもInstagramも頻繁に利用されるツールです。行きたいレストランや美容院が、すぐに見つかって簡単に予約できるということはそれだけで「行きたいお店」になり得ます。

SNSの勢いがある時代だからこそ、多くの集客を得て、正しく予約管理するために「集客コボット for SNS Booster」があります。店舗だけでは運用が難しい部分も、初期費用なしですぐにサポートいたします。
ぜひ「集客コボット for SNS Booster」を利用して、時代を生き抜く店舗にしていきましょう。

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