丁寧な更新で閑散期の客単価が20%アップ。営業担当者との二人三脚でゼロからのスムーズなMEO導入に成功

丁寧な更新で閑散期の客単価が20%アップ。営業担当者との二人三脚でゼロからのスムーズなMEO導入に成功

丁寧な更新で閑散期の客単価が20%アップ。営業担当者との二人三脚でゼロからのスムーズなMEO導入 に成功
利用サービス
集客コボット for MEO

※地図検索で上位表示し集客を支援するMEO対策サービス。Google検索結果画面・Googleマップの上位に店舗情報を表示させることで、消費者の来店意欲を促進。競合店舗のMEO対策の状況を分析して順位改善を行い、最適な運用方法で集客も支援。

目的
テレビ取材などのある繁忙期に来客が偏っている。密な情報提供をすることで、閑散期の来客を底上げして、同時に繁忙期のお客様のストレスを減らしてゆきたい。
課題
Instagramの運用は行っているものの、お客様への情報提供が十分ではなく、閑散期と繁忙期で来客数の差が大きかった。また繁忙期には、お客様に品切れや行列で不快な思いをさせることもあった。
結果
MEOの導入により、閑散期の来店者数が増加し、客単価は20%向上。また密な情報発信により、品切れや行列などでの顧客ストレスを低減することができた。

一般財団法人笠間市農業公社・楽栗 La Kuri様は、茨城県笠間市にある栗スイーツで有名なお店です。笠間という場所で、笠間の栗をPRするのが店舗の使命ですが、栗という商品の季節性により、閑散期と繁忙期がしっかりと別れています。そのため閑散期には人が少なく、繁忙期には人が多すぎるという状態でした。これは店舗としても、顧客のユーザー体験としても良いものではなく、ネットマーケティングを通じての対策を考えているところでした。そこで「集客コボット for MEO」を2023年9月に導入。その背景や具体的な施策、実際の効果を伺いました。

社名一般財団法人笠間市農業公社 楽栗 La Kuri
事業内容飲食(栗専門カフェ&ショップ)
事業規模従業員30名
設立2021年9月
URLhttps://lakuri.jp/
目次

栗スイーツの繁忙期と閑散期をどうやって埋めていくか?

はじめに、御社の事業内容と規模を教えてください。

一般財団法人笠間市農業公社・楽栗 La Kuri 店長・笹島様(以下、笹島様):当店は茨城県笠間市一帯の農業振興を担っている、笠間市農業公社が運営している物販・飲食店舗です。笠間市名産の栗を使ったスイーツが主力商品で、「道の駅かさま」の中にあり、従業員数は30名ほどになります。

MEOをはじめられたのはいつ頃ですか?

笹島様:2023年9月ごろになります。オープン直後は店舗運営の安定化を優先していたため、集客施策は後回しになっていました。一昨年になって店舗オペレーションに余裕が出てきたこともあり、MEOの導入を決めました。

お店の特徴、そして繁忙期はいつでしょうか?

笹島様:笠間の名物・栗をテーマにしたスイーツが好評で、道の駅に入っていることもあり、よくテレビや雑誌などのメディアで取り上げていただいています。繁忙期は栗のシーズンの9月から11月になります。逆に、年末から3月くらいまでは閑散期です。オープンして4年が経ち、栗の観光地としても認知され、この傾向がはっきりとしてきました。

Instagramへの投稿だけでは情報量もアナウンス効果も不十分だった

MEO導入前はどのような手法で集客をされていたのでしょうか?

笹島様:メディア対応のほかは、Instagramでの情報発信だけ行っていました。あくまで道の駅としてのPRが主体で、店舗単体での施策は後回しになっていました。
ところが、口コミやInstagramをチェックしていると、ネット見てご来店されたという人が多く、この部分を強化しなくてはという思いはありました。
ただ、この時点ではGoogleマップ への口コミは見ているだけでした。正直なところ、何をどう対応すればいいのか、発信すべき情報の方向性が曖昧で、手をつけられていない状態が続いていました。

 MEOサービスを導入する前の集客面でお困りだったことはありますか?

笹島様:まずは、お客様が店舗に到着されるまで、どんなメニューがあるのか伝えることができないこと。店舗の写真や様子をご覧いただけないこと。そして何より、当日の売り切れ情報をご案内できていなかったことです。Instagramもそこまで頻繁に発信していたわけではないので、在庫については日々、電話で確認してもらうという状況になっていました。

テレビ放映の後や繁忙期の最中などは大混雑で、お客様を捌ききれない状況になっていたので、整理券制度を導入しているのですが、整理券が必要だよという情報自体もどう発信すればいいのかわからず、電話対応や、これらのご案内を店舗オペレーションとして行うのも限界がありました。

MEOの知識がなくてもスムーズに導入できた

弊社サービス「集客コボットfor MEO」を導入いただく前まで、MEO対策についてご存知でしたでしょうか?

笹島様:ほとんど知識がありませんでした。リスティング広告を出すと検索数が増えるという認識はありましたが、笠間市農業公社では初めての店舗ということもあり、ネットマーケティングのノウハウがそこまではありませんでした。来客数が多いか少ないかは季節とメディア次第で、繁忙期はテレビに取り上げられて大混雑、逆に閑散期は人がいない、という状態になっていました。

最初にMEO対策の提案を受けて率直にいかがでしたか?

笹島様:先述のような状況に悩んでいるタイミングでしたので、こちらとしても前向きに検討したいと思いました。また、広い意味でネットマーケティングを強化したかったので、こちらとしても、とにかくMEO対策をはじめたかったのです。

弊社のMEO対策サービスの導入を決めた理由を教えて下さい。

笹島様:MEO担当の営業さんから細かな説明を受けて、予算感は問題ないし、導入後は店舗でも 運用できる。サポートを受けながらであれば、導入できると考えました。営業担当の方とはバイトルでお付き合いがあり、お店のことをよく理解してもらっているという信頼感もありました。

毎月のミーティングでMEOをTo-doやKPIに落とし込める

MEOをワークフローに組み込むにあたって、難しかった点や、悩まれた点はありましたか。

笹島様:導入当初は、具体的に何をすればよいのかわからなかったのですが、そこは営業さんがサポートしてくれました。Googleビジネスプロフィールのアカウントをどう作り込んでいくか…というところから、手取り足取り教えてくれましたね。

そして毎月のミーティングでは、MEOの大事な部分を丁寧にご説明いただいて、だんだんやり方がわかってきました。

サポートに関しては、毎日のように何かを質問するということはありませんでしたが、ちょっとした相談事にも、素早いレスポンスで対応していただけました。この意思疎通の素早さには、毎月のミーティングが役に立っているなと思いました。

ミーティングが終わると、自分のなかで何をどうすればいいか、方向性やTo-doができるようになりました。それを自分の中で消化して、店舗運営に反映させていきました。今では店舗全体が、同じ目線をもってくれるようになっています。たとえばスタッフが自発的にGoogleマップのクチコミをチェックし、改善点を意識するようになりました。

口コミを集めるための工夫や、具体的にどうやって集めているかといったエピソードをお聞かせください。

笹島様:口コミを集めるために、まず2つの対策を施しました。ひとつは営業さんのご提案で、ゴミ箱、レジ横、POPなどにQRコードを掲示して、当店のGoogleマップのページを見てもらうこと。もう一つは、口コミ依頼のカードを作ること。これをトレイに添えたり、レジ横に置いたりといった工夫をおこないました。現在では、トレイに直接貼り付けるという運用になっています。

日々の運用としては、まずは商品の売り切れや、数量限りの商品など、最新の情報をアップするようにしています。そしてコメントの返信を即座に行うというのがルーティーンになりました。鮮度の高い情報をお届けするよう、心がけています。

またInstagramも引き続き利用しており、月に1~2本の記事を掲載するほか、季節ごとの新商品もご案内しています。この情報は、同じものをGoogleマップにも掲載するようにしました。

来客数の平準化や客単価の20%アップにMEOが貢献

MEOを導入して、効果は感じられていますか?

笹島様:閑散期に入ってからの来客数の落ち込みが、1年前よりも緩やかになりました。客単価も1,700円から2,200円くらいにまでアップしています。また、これまでは単品を大量に購入されるお客様が多かったのですが、購買される商品の種類も増えました。他の要因もあるとは思うのですが、MEO導入の効果を感じています。

そして繁忙期のお客様には、行列や品切れなどでご迷惑をおかけすることが多いのですが、MEOでのタイムリーな情報提供が、ご不満やイライラの緩和に役立っていると思います。

改めて「集客コボットfor MEO」を導入してよかった点、他社さんにおすすめできるような点を教えてください。

笹島様:まず、専門知識がなくても導入・運用できた点。担当さんが細やかなミーティングなどで 寄り添ってくれるのは、満足度が高いです。
そしてやはり、MEOの専門家がいるというのは心強いです。たとえば、星の点数を4.1から4.2に上げたい。それを達成するために必要なコメントはいくつなのか、というデータを知ることができます。KPIが設定できるのはいいですね。
今では営業さんと一緒に、お客様のほうを見ながらMEOの運用を続けています。データは数字ですが、お客様の満足度は体験次第なので、それを担当さんが理解してくれているのは嬉しいところです。
「集客コボットfor MEO」は、お店をオープンしたばかりの経営者 さんや、MEOを導入したいが具体的な対応がわからないという方に、おすすめできると思います。

使命を果たすためにネットマーケティングとMEOは不可欠

最後に、御社の今後の展望やビジョンを教えてください。

笹島様:笠間という場所で、笠間の栗をPRするのが私たちの使命です。この店舗をしっかり運営するために、基盤を作るのというが大目標になります。

そのためには販売機会を逃さないこと、とくに混雑時のストレスを軽減するため、繁忙期におけるサポート体制の強化が重要だと考えています。MEOを通じて、より多くのお客間が、ストレスなく笠間の栗を食べてくださるシステム作りをしたいですね。

昨年からオンラインショップも開業したのですが、こちらでもネットの口コミは重要です。これからもMEOや、ネットマーケティングに力を入れていきます。

※取材内容は、2025年3月取材当時のものになります。

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