- 利用サービス
- 集客コボット for MEO
※地図検索で上位表示し集客を支援するMEO対策サービス。Google検索結果画面・Googleマップの上位に店舗情報を表示させることで、消費者の来店意欲を促進。競合店舗のMEO対策の状況を分析して順位改善を行い、最適な運用方法で集客も支援。
- 目的
- 施設の認知度アップ
- 課題
- 新たに進出したエリアだったため、施設の認知拡大が思うように進んでいなかった。
- 結果
- 月間の見学希望者数が6人程度だったのが、導入後は月間10人以上に。認知拡大や利用者の増加にもつながった。
ジョブタス春日部様は、埼玉県春日部市にある就労支援施設です。“ジョブ（職・仕事）”を“足す（増やす）・タスける（助ける）”という想いを込め、障がいや病気を抱える方が自分らしく働けるようサポートしています。2025年2月の新設ながら、利用者様に寄り添う姿勢が高く評価され、地域での存在感を高めつつあります。同施設では、認知拡大の課題を解決するため、2025年5月に「集客コボット for MEO」を導入。今回は、導入の背景や具体的な成果、運用のポイントについて伺いました。
| 社名 | ジョブタス春日部事業所 |
|---|---|
| 事業内容 | 指定障害福祉サービス事業 |
| 設立 | 2025年2月 |
| 従業員数 | 6名 |
| URL | https://www.jobtas.net/facility/jobtas_kasukabe/ |
認知不足解消のために「集客コボット for MEO」を導入
はじめに、ジョブタス春日部様の特徴を教えてください。
ジョブタス春日部事業所 生活支援員 田中様（以下・田中様）：当事業所の大きな特徴は、利用者さんへの送迎サービスを行っている点です。この近辺では対応している事業所が少なく、決め手になったとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。また、アットホームな雰囲気も好評です。特に年長スタッフ2名が中心となって場を盛り上げており、利用者さんからは「居心地が良い」「通うのが楽しい」といった声をよくいただきます。
「集客コボット for MEO」導入前は、どのように利用者様を集めていましたか？
田中様：開所当初は、近隣のグループホーム・病院・薬局などへパンフレットを設置していただくなど、地道な営業活動が中心でした。インターネットでの発信にも力を入れ、ホームページやLITALICOといった外部サイトで情報を公開し、利用者さんの獲得につなげていました。
集客面では、どのような課題を抱えていたのでしょうか？
田中様：一番の課題は、地域での認知度が低かったことです。ジョブタスはもともと北海道エリアが中心のフランチャイズで、埼玉県には拠点がなく、知名度がほとんどありませんでした。まずは「存在を知ってもらう」ことが必要な状況でした。
米倉様： dipさんから、まずは口コミの評価を上げることが第一で、口コミの促進が重要だと助言をいただいたので、お客様のお席に伝票をお持ちするタイミングでアンケートを配布するようにしました。そこでの評価がGoogleの口コミに反映されるというもので、スタッフには全テーブルに配ることを徹底しています。
GBPの充実と口コミ獲得の工夫が実を結び、見学者が増加
「集客コボット for MEO」の導入後、利用者数はどのように変化しましたか？
田中様：導入後、見学を希望される方が明らかに増えました。「インターネット検索で見つけました」とおっしゃる方も多く、MEO対策の効果を強く実感しています。
見学希望者は、3月時点では月6名ほどでしたが、6月にはほぼ倍増。2カ月で8名の方が新たにご入所されました。また、Googleビジネスプロフィール（GBP）の閲覧数は、3月の約26件から10月には約1,400件へと大幅に増えました。
MEOを運用する上で、特に力を入れていることがあれば教えてください。
ジョブタス春日部事業所 生活支援員 藤倉様（以下・藤倉様）：特に注力しているのは口コミの獲得です。dipさんにいただいたQRコードを活用し、利用者さんにご協力いただいて口コミを書いていただいています。
口コミを見て見学に来られる方も増えており、重要性を改めて感じています。また、口コミへの返信も大切にしています。高く評価していただいた際は「本当にうれしい」という気持ちが湧くので、その想いを込めて丁寧に返信しています。
Googleビジネスプロフィールの商品欄の整備や写真の投稿についても注力されているとお聞きしました。
藤倉様：写真はインスタグラムに投稿したものを活用することも多いです。利用者さんの顔が写らないよう配慮しつつ、施設の雰囲気が伝わる写真を投稿しています。
商品欄には、利用者さんが制作したハンドメイド作品の写真を掲載しています。かわいらしい作品を選ぶことで、GBPを見た方が少しでも興味を持ちやすくなるよう工夫しています。
「集客コボット for MEO」導入により、多くの検索キーワードで1位を獲得
dipのサポートで助かったと感じるのはどのような部分ですか？
藤倉様：いただくアドバイスはどれも実践的で、とても助かっています。「情報欄はすべて埋める」「説明文の数字や英字は半角で統一する」など、基本的だけれど自分では気づきにくい点も丁寧に教えていただけるので、大変ありがたいです。
そうした取り組みが評価につながり、検索キーワードによる順位も急上昇したそうですね。
田中様：「集客コボット for MEO」導入後、順位が上がるスピードには驚きました。導入前は検索結果にほとんど表示されなかったのですが、5月には「近くのB型作業所」「近くの就労支援B型」「近くの就労継続支援B型」などのキーワードで1位を獲得。7月には「春日部 就労支援」でも1位になりました。
あらためて「集客コボット for MEO」を導入して良かった点は何でしょうか？
田中様：見学希望者数が増えたこと、そして口コミの重要性に気づけたことです。口コミの評価が高いと、利用検討中の方の背中を押す要素になっていると感じています。実際に見学時に「口コミが良かったので安心しました」と言われる機会が増えています。
最後に、ジョブタス春日部事業所様の今後の展望をお聞かせください。
田中様：当所が“笑顔あふれる、みんなの居場所”になれたらうれしいですね。利用者さんの多くは精神的なご病気を経験されており、過去の仕事がつらかったことが原因になっている方もいます。ここでは「仕事って本来は楽しいものだ」と感じてもらいたいと思っています。
「ここなら朝がつらくない」「通うのが楽しみになった」といった声をいただくと、本当に励みになります。今後も「集客コボット for MEO」を活用しながら、現在28名の利用者さんを40名に増やすことを目標に取り組んでいきたいです。
※取材内容は、2025年11月取材当時のものになります。