- 利用サービス
- 集客コボット for MEO
※地図検索で上位表示し集客を支援するMEO対策サービス。Google検索結果画面・Googleマップの上位に店舗情報を表示させることで、消費者の来店意欲を促進。競合店舗のMEO対策の状況を分析して順位改善を行い、最適な運用方法で集客も支援。
- 目的
- Google ビジネス プロフィールやインスタグラムの運用は行っているものの、十分な情報提供ができていなかったため、整備したかった。
- 課題
- 全店舗でコンスタントな来店者数はあるが、店舗によっては底上げを図りたかった。
- 結果
- MEOの導入によってGoogleでの検索数が伸び、来客者数や売上の増加につながった。
グリル一平様は、1952年に兵庫県・新開地で営業を始めた老舗洋食店。現在は神戸市に2店舗、西宮市に1店舗を展開する人気店です。「集客コボット for MEO」は、2023年11月に導入。行列の絶えない店舗もあるなど、集客面での課題は特になかったというグリル一平様が、MEO対策サービスの導入に至った経緯や効果を伺いました。
社名 | 株式会社一神 |
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事業内容 | 飲食業 |
設立 | 1952年 |
従業員数 | 正社員25名/パート・アルバイト65名 |
URL | https://grill-ippei.co.jp/company/ |
認知されにくい店舗の集客対策としてMEOを検討

はじめに、一神様が運営されているグリル一平様の特徴を教えてください。
株式会社一神・代表取締役 山本様(以下、山本様):当店は創業73年を迎える老舗の洋食店です。もっとも大切にしているのは、先代が守り続けてきたデミグラスソースの味を守ること。また、それを使用して、今の時代に合った洋食を作ることです。
「集客コボット for MEO」導入前は、どのようにお客様を集めていましたか?
山本様:神戸には古くからの洋食店がほかにほとんどないこともあって、ありがたいことに、大きな施策を打たなくても集客に苦労することはありませんでした。期間限定で、駅に当店のポスターを貼っていただくぐらいですね。
そういった状況のなかで、MEO対策を利用しようと思った理由を教えてください。
山本様:三宮店や元町店はもともと食べログの評価も高く、Googleの口コミ数も多かったのですが、西宮店に関しては、地元密着型で認知されにくい場所にあり、他店に比べて集客に課題がありました。
Google ビジネス プロフィールに関しても、一応、使ってはいたのですが、お客様から「Googleマップでは営業中となっていたのに、お店に来てみたら休みだった」という声をいただくような状況でした。今の時代、Googleマップでお店を探す方が多いため、きちんと整備しようと思ったのがきっかけです。
売上や検索数の伸びにMEOの効果を実感

多数あるMEO対策サービスのなかから、「集客コボット for MEO」導入の決め手となったのは?
山本様:もともと、dipさんの「バイトル」にお世話になっていたのですが、新しくMEO対策のサービスを始めるというお話を聞いたのが最初でした。私は、dipの担当者さんに絶対的な信頼をおいているので、「MEO対策を導入することで、店舗情報をGoogleマップの上位に表示できれば、検索数が増えると思いますよ」と助言をいただき、「集客コボット for MEO」の導入を決めました。また、当時、新しく店舗をオープンさせる予定があったので、MEO対策で成果をあげられれば、新店舗のスタートダッシュにもつながるのではないかと思ったのも、決め手の一つです。
導入後、来店者数や売上はどのように変化しましたか?
山本様:月々の売上は、導入前より7%程度伸びていると思います。金額にすると、100万円から200万円ぐらいですね。来店者数に関しては、もともと検索数が圏外だったので、10位以内に上がってくるまでにどうしても時間がかかるらしいのです。2024年の秋頃から、「Googleでグリル一平を検索したらヒットした」とおっしゃるお客様が増え、少なからず集客に手応えを感じています。
もともと口コミ数は多かったとのことですが、さらに増やすために行っている対策はありますか?
山本様:ご来店いただいたお客様に、直接お願いすることもあります。また、dipさんから、すべての口コミに返信するようアドバイスをいただきました。とくにご要望やネガティブな内容には丁寧に個別返信するよう心がけています。
業務的ではないサポートが安心感につながった

dipのサポートで助かったと感じるのはどのような部分ですか?
山本様:一番よかったと感じるのは、今、担当してくださっている方に出会えたことです。運用に関してはdipさんにほぼ丸投げ状態なのですが、希望を伝えるとすべて叶えてくださいますし、私の腰の重さをフォローして新たな提案までしてくれる。とても助かっています。
6月1日に「御影洋食 一平」(以下、御影)を新しくオープンさせたのですが、そちらの店舗に関しても、手探り状態の私どもにさまざまな情報を提供してくださります。あたりまえのことかもしれませんが、業務的ではなく、非常に親身になってくださっていることが感じられ、いつも感謝の気持ちを伝えています。
あらためて「集客コボット for MEO」を導入して良かった点は何でしょうか?
山本様:西宮店に関しては、Google ビジネス プロフィールへのアクセス数や来店者数が伸びるなど、「集客コボット for MEO」導入の効果を感じています。それを踏まえて、ゼロからのスタートとなる御影の動向を注視したいですね。
たとえば、オープン当初は私も店に立つので、「当店を、何でお知りになりましたか?」と、なるべく多くのお客様に伺うとか。ほかにも、「御影 ランチ」で検索した際の当店のヒット具合や、お電話でのお問い合わせ件数などを見て、どの項目にアプローチすると費用対効果が高いのかなど、さまざまな角度から分析し、dipさんと一緒に施策を検討していきたいと思っています。
最後に、グリル一平様の今後の展望をお聞かせください。
山本様:グリル一平のセカンドブランドとして、「ワンランク上の洋食を提供する」をコンセプトに御影をオープンさせました。現在、グリル一平では予約を取っておらず、三宮店は40分に1回転と、ファストフード並の回転率ですが、御影は、ゆっくりくつろいでいただけるよう完全予約制にしました。
おかげさまで、早々に満席になってしまう日も多いため、Google ビジネス プロフィールに予約サイトへのリンクを貼って予約状況を可視化することで、「予約の取りづらい人気店」というブランドイメージの定着をめざします。さらに、サードブランドとして、フライ専門店など小規模な形態の店を大阪や京都を中心に展開させ、最終的にはフランチャイズ化するのが目標です。
※取材内容は、2025年6月取材当時のものになります。