- 目的
- 新規顧客の獲得・売り上げUP、店舗展開のスピードを上げたい。
- 課題
- 店舗の立地や建物の制約上、店舗前の看板だけでは思うように集客できないケースがあった。
- 結果
- 口コミ数は約5倍、評価は「4.4」から「4.8」に上がり、売上や客数も多くの月で前年比アップを達成。
株式会社コンサルティング・オブ・デルタ様は関東を中心に、関西や九州にてダーツバー「Darts Café DELTA」を展開しています。「お友達作りの場の提供」を一番の強みor特徴としており、お客様とのコミュニケーションに注力しています。そんな現場主義のお店がdipの「集客コボット for MEO」を導入したのはどのようなきっかけなのでしょうか。導入の背景やその効果を詳しく伺いました。
社名 | 株式会社コンサルティング・オブ・デルタ |
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事業内容 | 飲食店事業(ダーツバー)、ダーツディーラー事業 |
設立 | 2012年 |
従業員数 | 300名(アルバイト含む) |
URL | https://condel.co.jp/delta/ |
新店舗の立ち上げを加速するためにMEOを導入
はじめに、今回「集客コボット for MEO」を導入いただいた「Darts Café DELTA」の特徴を教えてください。
株式会社コンサルティング・オブ・デルタ 西日本店舗 部長代理 鶴原様(以下・鶴原様):「Darts Café DELTA」は初心者の方でも気軽に入れるダーツバーですが、当店の一番の商品は「お友達作りの場」という点が大きな特徴です。当店に遊びに来ると知り合いが増えて、お客様自身のネットワークが広がっていく、そういう場を提供することが我々の強みです。そのために、他社に負けないくらい、スタッフとお客様とのコミュニケーションを大事にした営業をおこなっています。
MEOを導入する前はどのような方法で集客していたのですか?
鶴原様:基本的にはほぼ何もやっていませんでした。極めてアナログなのですが、当社の最大の強みであるお客様とのコミュニケーションによって、人伝いの紹介・口コミで集客してきました。団体予約の獲得のために集客サイトを利用していますが、一番安いプランで「載せているだけ」です。とにかく店内に来たお客様の満足度を上げることに注力していましたね。
MEO導入にあたってどのような課題があったのでしょうか?
鶴原様:当社の規模が大きくなり、店舗展開のスピードを上げていく段階になると、アナログな手法だけでは新店舗の立ち上げに時間がかかると感じていました。お店での接客がお客様との一番濃いコミュニケーション方法であることは間違いないのですが、マンパワーだけに頼るのではなく、MEOのようなデジタル手法も取り入れることで、仕組み化された集客方法にも取り組んでいくことにしたのです。また、Googleを利用した集客なら非常に間口が広い、かつコストをあまりかけずに済むのも大きなメリットだと考えました。
dipの「集客コボット for MEO」導入の背景を教えてください。
鶴原様:MEO対策自体は3年ほど前から社内で進めており、現在は全店で運用しています。ただ、日々の投稿などは店舗に任せているのですが、なかなか軌道に乗らない店舗もありました。また、店舗の立地や建物の制約上、店舗前の看板だけでは思うように集客できないケースもありましたので、このような店舗に対してはdipさんに協力いただくことにしたのです。リアルでは大きな看板を出せない代わりにWeb上で出す、そんなイメージですね。
口コミ数や売上だけでなく採用にも大きな効果
「集客コボット for MEO」導入の結果、口コミ数は約5倍、評価は「4.4」から「4.8」となっています。現場としてはどのような効果を感じますか?
鶴原様: お客様とのコミュニケーションのなかで、「口コミを見て来た」という話はよく聞くようになりましたね。「検索で上位に出て来たから、どんな店なのか気になった」といった声もあります。おかげさまで多くのお客様に来店いただき、週末は順番待ちが発生するようにもなっています。また、予想外の効果としては採用にも良い影響が出ていることです。応募者の方も口コミを見ていますので、MEOは日々の営業と集客、そして採用にまでしっかり結びついている感覚があります。
口コミはどのように獲得しているのでしょうか?
鶴原様: やはりお客様との会話のなかで口コミを依頼することが多いですし、それが一番集めやすいですね。「集客コボット for MEO」によって口コミ数が非常に増えましたが、正直「まだまだ増やせるな」と感じます。QRコードを渡すタイミングや、用紙のデザインなどはスタッフが自主的におこなってくれていて、楽しんでいるようです。
「集客コボット for MEO」導入による売上の変化はあったでしょうか?
鶴原様: もちろんありました。多くの月で前年比110%ほどの売上アップとなり、月によっては120%以上になることもありますね。広告宣伝費は「集客コボット for MEO」のほかにも使っていますが、基本的に一番安いプランを利用していますので、全体としても費用対効果は大きく伸びていますよ。
「やらされ感」ではなくスタッフが楽しんで運用できる環境を
MEO対策においてdip担当者とはどのように役割分担していますか?
鶴原様: 当社の役割はいわゆる内部施策、特に口コミ獲得ですね。それはまさに我々が現場で得意とすることです。dipさんには外部施策、つまりWeb上での影響力の強化を手伝ってもらっています。Web上の記事やSNSなどで当社店舗が紹介される「サイテーション」が検索順位に影響する要素の一つなのですが、その部分はdipさんの力を借りないとなかなか難しいと思っているので、そういうところでうまく連携できているのかなと思います。
改めて「集客コボット for MEO」を導入して良かった点は何でしょうか?
鶴原様: 当社の強みはやはり「現場」なので、MEOはそれが一番生きる施策だと思います。口コミの獲得や返信、日々の投稿など、まだまだ足りないと感じていますが、しっかり効果が出ていることはとても励みになりますね。スタッフたちも良い評判を書いてもらうことが仕事へのモチベーションになっています。口コミの点数が高くなればなるほど、お客様の期待値が上がることも考えられますが、それも良い刺激となってさらに良いサービスの提供につながっているはずです。
最後に、MEOで効果を出すうえでのアドバイスがあればお聞かせください。
鶴原様: 「やらされ感」でおこなうよりは、やはり現場のスタッフが楽しんで運用できる環境が大切だと思います。そこで不可欠なのが、現場のみんなが同じ目線、同じ目標を意識すること。管理者としては何を意図して何の意味があるアクションなのかをスタッフにも理解してもらうことが重要です。店長や社員を筆頭に、アルバイトの人たちが「楽しみの延長線上」でできる状態だと浸透しやすいかなと思いますね。ただ、最終的にはお客様がお店の実態を見て評価するわけですから、口コミの評価を裏切らないお店作りを継続していくことが、お店の成長や繁栄につながっていくと信じています。
※取材内容は、2024年7月取材当時のものになります。