UWSCとRPAの違い
どんな人におすすめなのかをメリット・デメリットから解説

2020/11/16 RPA / DX LAB

UWSCはRPAと同様にパソコン上の画面操作を保存/再現することで知られています。とはいえ、両者には「動作環境」や「認識方法」に違いがみられ、自動化操作にプログラミング知識が必要かどうかの問題が大きく関わってきます。そこで今回はUWSCとRPAの違いについて解説し、それぞれのメリット・デメリットからおすすめの選び方を紹介していきます。

UWSCとは

UWSCとは、Windows上で実際に行ったマウス・キーボード操作をスクリプトに保存し、再現することができる自動化ソフトです。保存した動作は繰り返し実行することができ、タイマーを使って指定時間に動作させることができるなど、プログラミング初心者にも使いやすい自動化ツールといえます。操作設定には「余分な時間、マウス移動は記録しない」や「マウス座標を相対座標で記録する」といった選択タブが用意されているため、必要に応じて保存方法を切り替えることもできます。

また、UWSCに搭載されているスクリプトエンジンは高度な自動化を行えるもので、プログラミング知識を有する人材が使用することでExcelなどと連携して複数処理させることが可能となります。ただし、初心者向けの解説は記載されていないため注意が必要です。

RPAとの違い

RPAもUWSCと同様にパソコン画面上のマウス・キーボード操作を保存/再現しますが、Windows以外のOSでも機能することに大きな違いがあります。また、RPAはパソコン操作の認識方式に以下の3つを採用しています。

・ 座標方式:パソコン画面上の操作を座標(点)で認識する
・ 画像方式:操作対象のウィンドウやボタンを画像で認識する
・ オブジェクト方式:操作対象ブラウザの画面ソースコードを解析して認識する

RPAではクリック&ペーストによる操作内容の記憶と、画像認識による操作内容の記憶によって、記憶した動作をミス無く実行することができます。また、操作対象ブラウザのソースコード解析を採用することで、対象ブラウザのデザイン変更によるRPAの動作停止を回避することも可能です。

UWSCのメリット・デメリット

Windows上の画面操作を保存/再現できるUWSCには、以下のようなメリット・デメリットが存在します。

・ 無料で利用できる
・ 難易度に応じてプログラミング知識が必要

RPAと比較すると、動作環境がWindowsしかないことに両者の違いが表れています。ただし、インターネット上で提供されているソフトをダウンロードするだけで利用を開始できるため、RPA導入前の自動化テストとして使用するのも効果的といえます。デメリットは、保存される操作の複雑化に応じてプログラミング知識が必要になる点です。

無料で利用できる

UWSCはWindows上の操作を自動化するツールです。マウス・キーボード操作によって操作の保存/再現が簡単に実行できるため、プログラミング知識がない初心者でも手軽に利用することができます。また、UWSCは無料ソフトをインターネット上からダウンロードすることで利用を開始できるため、RPAのように開発費用が発生しないメリットがあります。

難易度に応じてプログラミング知識が必要

無料でパソコン操作を自動化できるUWSCですが、保存させる操作内容によってプログラミング知識が必要となるデメリットが存在します。とはいえ、高度なスクリプトエンジンを搭載しているため、プログラミング知識を有する人材が社内にいる場合は複数の処理を自動化できる可能性があります。

RPAのメリット・デメリット

RPAはソフトウェアをインストールしたパソコン・サーバーの画面操作を自動化するため、Windows以外のOS環境でも問題なく作動しますが、以下のようなメリットとデメリットを抱えています。

・ プログラミング知識が不要
・ 自動化対象業務に限界がある

RPAを利用すれば、プログラミング知識がなくても多くの操作を自動化できるようになりますが、自動化できる動作には限界があります。また、RPAロボットに記憶させる方式によっては操作対象先ブラウザのデザイン変更などで「動作停止のリスク」がともなうことを覚えておきましょう。

プログラミング知識が不要

RPAはプログラミング知識のない初心者でも「操作の記憶」や「記憶した操作の実行」が簡単にできる自動化ツールです。基本的にはクリック&ペーストによる画面操作で動作内容を記憶させることができるため、エンジニアのいない社内リソースでも利用を開始できます。RPAではベンダーからツールを提供してもらったり、開発したりするのが一般的で、運用後もベンダーのサポートを受けながら業務の自動化を進めていきます。

自動化対象業務に限界がある

RPAを使えばパソコン上で行う様々な動作を自動化させることができますが、クリック&ペーストによる業務自動化の範囲には限界があります。RPAが得意とする業務は「ルール変更の少ない定型作業」であるため、人間の判断が必要な作業では「ルール変更による動作停止」を起こしてしまいます。RPAにはこうした特徴があることを知り、技術的不足を補う形でAIとの連携を進めるなどの工夫が必要となってきます。

UWSCはプログラミング知識がある人におすすめ

無料で利用できるUWSCはWindows上の操作を自動化できますが、複数処理などの高度な自動化を行う場合にはプログラミング知識が必要となります。したがって、UWSCはプログラミング知識を有する人材がいる場合に運用を開始するのがおすすめです。もちろんコストがかからないメリットもあるため、RPA導入前に業務自動化イメージを付けるために利用を開始するのも良いでしょう。

RPAは非エンジニアにおすすめ

RPAは基本的にプログラミング知識がいらないため、プログラミング知識のない非エンジニアの利用におすすめです。高度な自動化処理(非定型作業の自動化)をRPAツールで図りたい場合は、ベンダーのサポートを受けながらAIとの連携による機能拡張へと自動化レベルを上げていきましょう。

 

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