飲食店の進化型「ゴーストレストラン」とは?仕組みやメリット・デメリットを解説

2021/02/11 コボットコラム

飲食店の新しい形として知られるゴーストレストランですが、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響を受けて、増加傾向にあることをご存知でしょうか。今回は、巷で噂になっているゴーストレストランの仕組みや、増えている背景を解説し、ゴーストレストランを持つメリットとデメリットを紹介していきます。フードデリバリーサービスとの親和性も高いため、既に導入している飲食店は必見の内容です。

ゴーストレストランとは?

ゴーストレストランとは、店内に食事を行うスペースを設けることなく、デリバリーのみで料理を提供する飲食店のことを指します。デリバリーにしか対応していないため、料理提供を行うにあたり多額なコストをかける必要がなく、手軽に始められるのが特徴です。しかし、疑問として残るのは、「そもそもオーダーを受注できなければ、料理を作ってもお客様のもとに届けることができない」ということです。以下の見出しでは、ゴーストレストランの仕組みと増加している背景を説明していきます。

ゴーストレストランの仕組み

ゴーストレストランでは、フードデリバリーサービスなどのプラットフォームを経由してオーダーを受注します。店舗ではオーダー受注を知らせるタブレット画面を見ながら待機し、オーダーが確認できた時点から調理を開始する流れとなります。ゴーストレストランで調理された料理は、店頭に来た配達員へと手渡され、お客様宅へと運ばれます。時系列に並べると、以下のようになります。

  • 1. タブレット画面にてオーダー確認
  • 2. オーダー内容、受取時刻を確認
  • 3. 配達員の受取時刻に合わせて調理開始
  • 4. 店頭に来た配達員に商品を手渡す
  • 5. 配達員がお客様宅へ商品を運ぶ
  • 6. タブレット画面で「配達完了」を確認
  • 7. 後日手数料が引かれた金額を受領

ゴーストレストランは1~6の手順を繰り返し行うことで、店舗に客席を設けなくても、売り上げを継続的に上げることが可能なのです。

ゴーストレストランが増えている背景

飲食店(カフェ・居酒屋)を新たに開業する場合、500~1000万円の開業資金が必要になるといわれています。新型コロナウイルス感染症蔓延の影響を受けて、ただでさえ経営が難しい飲食店を開業する事業者は減ってきていることでしょう。

一方のゴーストレストランは「デリバリーサービスだけに特化している」という特徴を活かし、夜営業を行っている店舗のキッチンスペースを間借りしたり、共同キッチンを活用したりすることによって、サービス提供にかかる初期費用を大幅におさえることが可能です。また、料理に使用する食材は、提携しているデリバリーサイト内の商品に合わせるだけで良いため、間借りしているキッチンスペースの冷蔵庫を借りることもできるようになります。こうした既存スペースの有効活用や、初期費用がおさえられるといったメリットを受けて、ゴーストレストランは増加傾向にあります。

ゴーストレストランのメリット

先ほども少し触れましたが、増加傾向にあるゴーストレストランのメリットを紹介していきます。主に挙げられるメリットは以下の4つです。

  • ・初期費用がおさえられる
  • ・運用コストも低い
  • ・フードデリバリーサービス経由の受注に強い
  • ・雨天時の注文が増える

先述したように、ゴーストレストランでは開業にかかる費用を大幅におさえることができます。飲食店経営ならば、通常500~1000万円かかるところを数十万円におさえることが可能です。また、店内で接客対応するスタッフも必要ないため、料理を行う人員(1~2名)だけで運営することができます。人件費を限りなくゼロにおさえられるため、「初期費用の回収が思うようにいかず、資金繰りに苦しんで店舗をたたむ」といった心配がないのです。

また、多くのゴーストレストランは、オーダー受注のための仕組み作りとして、フードデリバリーサービスを提供している企業のプラットフォームに店舗情報を掲載します。基本的には提携しているプラットフォーム経由のオーダーに対応していくことになるため、余計な宣伝費・広告費を使わずに済むメリットがあります。さらに、こうしたフードデリバリーサービスでは、雨天時のオーダーが増える傾向にあり、同日の近隣店舗に比べて売り上げを上げやすいことで知られています。

ゴーストレストランのデメリット

調理した料理を手軽にお客様宅に届けられるゴーストレストランですが、ゴーストレストランならではの問題もいくつか抱えています。主なデメリットとして挙げられるのが以下の3つです。

  • ・開業場所が見つけづらい
  • ・配達員を雇う必要がある
  • ・サービス利用手数料がかかる

ゴーストレストランを始めるにあたって高いハードルになってしまうのが「開業場所を見つけること」です。日中飲食サービスを行っていない店舗などで開業することは可能ですが、デリバリー人気エリアでは既に提携してしまっている店舗も多く、お店探しに時間がかかるというデメリットがあります。反対に、開業場所がすぐに見つかる場合はこれといったハードルもないため、スムーズに事業開始へと踏み切ることができます。 強いて挙げるならば、フードデリバリーサービスの利用を行うか否かによって、多少支出額が変化してくることです。自社配達を行う場合は配達員を抱えるため人件費が発生しますが、フードデリバリーサービスを利用する場合はサービス手数料として「配達料」や「商品掲載費」が請求されます。どちらのシステムが良いかは開業前にしっかりと判断することが重要となります。

まとめ

飲食店のゴーストレストランは、基本的にフードデリバリーサービスなどと提携することで利用を開始します。フードデリバリーサービスと提携することで、自身で配達員を手配する手間が省け、人件費の削減を図ることができます。当然、フードデリバリーサービスの利用料として「手数料」は発生するため、売り上げのシミュレーションなどを事前に行った上で申請手続きを行いましょう。

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