【2023】採用サイトとは?参考サイト20選と制作のメリット・入れたいコンテンツを紹介│コボットLAB

【2023】採用サイトとは?参考サイト20選と制作のメリット・入れたいコンテンツを紹介

採用サイトはオウンドメディアと呼ばれ、自社の採用力を高めるために欠かせないツールとなっています。採用サイトから有効応募を集めるためにはサイトのデザインやコンセプトを工夫しなければなりません。

今回は、採用サイトのデザインポイントや、実際に効果のある企業の採用サイトを解説していきます。「なかなか自社で採用サイトが作れない」、「採用サイトの見直しに時間も手間もかけてられない」などといったお悩みをお持ちの派遣会社にとって、おすすめのITツールも紹介します。

最後まで読んで、自社の採用活動を見直してみてください。

目次

採用サイトとは?

採用サイトとは、求職者をターゲットに企業や採用に関する情報を掲載する専用サイトのことです。外部が運営している求人サイトや、企業サイトの中にある「求人情報ページ」とは異なり、自社の「採用」専用の独立したサイトである点を押さえておきましょう。

採用サイトには、求人情報や募集要項の他、社風や代表・社員のメッセージ、イベント情報など、さまざまな情報が掲載されます。求職者が知りたい情報がコンパクトにまとまっていることが特徴です。

企業サイトとの違い

採用サイトとよく似たものに、「企業サイト」があります。

企業サイトとは、顧客や取引先に自社の事業を紹介するためのサイトのことです。そもそも求職者をターゲットにしたサイトではないため、求職者が採用情報を収集する場としてはあまり適切ではありません。

求職者に自社の魅力をしっかりアピールするためには、企業サイトとは別に「採用サイト」を設けることが理想です。

採用サイトの必要性

企業が採用活動で成果をあげるのに、自社の「採用サイト」は本当に必要なのでしょうか?結論をお伝えすると、採用サイトは「企業目線」と「求職者目線」のどちらで見ても、あるに越したことはありません。

というのも、求人サイトを持つことで、企業はコストを抑えて効果的に求職者にアピールし、自社に合った優秀な人材を獲得できるからです。企業側のメリットについては、次章で詳しくお伝えしています。

また、求職者目線で見ても、採用サイトは知りたい情報を収集するのに非常に役立ちます。実際に求人者が企業の採用サイトをどう見ているのかわかるデータについては、以下をご覧ください。

多くの求職者が採用サイトを見ている

株式会社ONEが2021年6月に実施した「企業の「採用サイト」に関する意識調査」によると、求職者の83.9%が企業のホームページを見て企業研究を行っていることがわかっています。

また、「採用サイトがある企業とない企業で、印象はどう変わるか?」という問いに対しては、求職者の62.4%が「採用サイトがある企業のほうが、ポジティブに感じる」と回答しています。

調査の結果からわかるように、インターネットが広く普及した現在では、多くの求職者が企業のホームページを訪問して採用情報を収集したり、企業研究をしたりしています。採用サイトは、企業が採用活動を行う上でもはや不可欠な存在であるといえるでしょう。

企業が採用サイトを持つメリット

採用ページのコツ

企業が採用サイトを持つことには、主に次の3つのメリットがあります。

  • 求職者に自社の魅力をアピールできる
  • 採用コストを抑えられる
  • 入社後のミスマッチを減らせる

順に詳しく解説していきましょう。

求職者に自社の魅力をアピールできる

企業が採用サイトを持つことで、求職者に自社の魅力をアピールしやすくなります。

求人サイトや求人広告と異なり、採用サイトは文字数や画像の枚数・サイズ、掲載情報などに制限がありません。そのため、自社の強みや求職者が知りたい情報を余すことなく掲載することができます。

求職者のニーズに合わせて自社の魅力をアピールすることで、より多くの応募者を獲得できるほか、自社に興味を持っている求職者の志望度を高めることも可能です。

採用コストを抑えられる

採用コストを抑えられることも、企業が採用サイトを持つメリットの一つです。

外部の求人サイトや人材紹介サービスを使用する場合、一人採用するたびに多額のコストがかかります。しかし、自社の採用サイトを持っておけば、コストを抑えて応募者を獲得することが可能です。

自社サイトの制作にはある程度まとまった時間とコストがかかるものの、長期的に運営すること、そして多くの応募者を獲得することを考慮すれば、費用対効果は非常に高いものとなります。

入社後のミスマッチを減らせる

採用サイトを持つことのメリットの3つ目は、入社後のミスマッチを格段に減らせることです。

先ほどお伝えしたように、自社の採用サイトでは募集要項の他にも、社風や企業のビジョン、オフィスの雰囲気、社員のメッセージなど、求職者が欲しい情報をたくさん掲載できます。企業研究の段階で自社のリアルな姿を知ってもらえるため、求職者の入社後に感じるネガティブなギャップを減らすことができます。

自社に合う優秀な人材を獲得する可能性を高めてくれるというのは、企業にとって非常に大きなメリットでしょう。

採用サイトに記載すべき主な内容

続いて、企業の採用サイトに記載すべき主な内容・コンテンツを紹介します。

株式会社ディスコが実施した「キャリタス就活 学生モニター 調査結果」によると、学生が企業研究を行う上で知りたい情報の上位5位は次のようになっています。

  • 実際の仕事内容(82.5%)
  • 社風(66.5%)
  • 求める人材像(55.4%)
  • 給与水準・平均年収(53.9%)
  • 他社と比べた強み・弱み(53.0%)

ここでは、「求職者がどのような情報を求めているのか」という観点から、採用サイトに記載すべき主な内容を紹介しましょう。

募集要項

募集要項は、採用サイトに不可欠なコンテンツです。具体的には、給与や終業に関する条件など、次のような項目を記載します。

  • 給与/昇給給与
  • 応募資格
  • 諸手当(通勤手当・残業手当など)
  • 福利厚生
  • 勤務地/勤務時間
  • 休日休暇 など

多くの求職者が知りたい情報ですので、目立ちやすい場所にわかりやすく掲載することが大切です。

仕事内容

先ほど紹介した調査データからわかるように、仕事/業務内容は多くの求職者が知りたい情報です。企業サイトや外部の求人サイトよりも、できるだけ詳細に記載すると良いでしょう。

直近の取り組みを例示するなど、実際の仕事/業務内容をイメージしやすいように記載しておくことで、求職者の応募を促進できるのはもちろん、入社後のミスマッチも防げます。

社風・企業のビジョン

社風や企業のビジョンは、自社により興味を持ってもらうために欠かせないコンテンツです。また、企業の価値観や方針、未来像を明確にしておくことは、ミスマッチを減らすことにもつながります。

自社の価値観や未来像に共感した求職者に「応募したい」と思ってもらえるように、「今自社が何をしていて、将来何を目指しているのか」といったビジョンはできるだけ具体的に記載しておくと良いでしょう。

代表・社員のメッセージ

代表および社員からのメッセージも、採用サイトに掲載したいコンテンツの一つです。

社員のメッセージや社員インタビューは、求職者が将来一緒に働くことになるメンバーを知る良いきっかけになります。実際に、職場の「人間関係」を気にしている求職者は多いため、職種や年齢、性別などのバランスを見ながら、社員紹介や社員からのメッセージを掲載すると良いでしょう。

入社後のキャリアパス

求職者が入社後のビジョンや成長過程をイメージしやすいように、キャリアパスを掲載しておくと良いでしょう。「入社後どんなキャリアを歩めるのか」「入社後どのくらいでどこまで成長できるのか」といったキャリアパスが明確に掲示されているかどうかは、求職者の企業選びに大きく影響します。

選考の流れ

応募から採用に至るまでの選考の流れも、採用サイトに記載しておきましょう。「どのようなフローで選考が進むのか」「いつ頃内定が出るのか/入社できるのか」というのは、求職者が知りたい情報です。

フローチャートを用いるなどして、選考の流れが視覚的にわかりやすいように記載しておくと良いでしょう。

採用サイトで成果を出すためのポイント

続いて、採用サイトで成果を出すために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

求職者が知りたい情報をできるだけ詳細に伝える

自社の採用サイトには、自社を志望する多くの求職者が訪れます。求人サイトや採用メディアでは知り得ない情報を求めて、採用サイトを利用する求職者も少なくありません。

求職者に自社をより深く知ってもらい、志望度を高めてもらうためには、企業のビジョンや社員のリアルな声、直近の取り組みなど、求職者が知りたい情報をできるだけ詳細に公開することが大切です。求職者がどのような情報を求めているのかを調べ上げ、自社の魅力を十分に伝えられるようにコンテンツを盛り込みましょう。

ターゲット層や社風に合ったサイトを作る

採用サイトで成果を出すためには、自社が求める求職者のターゲット層や社風に合ったサイトを作ることが大切です。デザインはもちろん、掲載するコンテンツやキャッチコピー、求職者へのメッセージなどが、ターゲット層や社風のイメージからズレていると、自社の魅力をうまくアピールできなかったり、ミスマッチにつながったりしてしまいます。

自社に合った求職者に魅力をしっかりと伝え、応募を促せるように、ターゲットの設定といった採用戦略を怠らないようにしましょう。

SEOなどの流入対策を行う

SEO(検索エンジン最適化)や外部サイトとの連携など、流入対策を行うことも、採用サイトで成果をあげるのに欠かせないポイントの一つです。というのも、採用サイトを制作しても、求職者に見つけてもらえなければ意味がないからです。

たとえば、SEO上最適なドメインを設定したりサイトを構成したりすることで、検索エンジンからより多くの流入を得られるようになります。また、会社情報や採用URLなどを掲載できる外部求人サイトと連携して、流入を得ることもおすすめです。

採用サイトの制作自体が目的になるのを防ぐためにも、多くの求職者を取り込めるように流入対策を行いましょう。

採用サイトの制作方法

採用サイトを制作する方法は3つあります。それぞれのメリットやデメリットと一緒に特徴を解説していきます。

  • 制作会社に依頼する
  • 自社で作成する
  • 採用サイト作成ツールを導入する

制作会社に依頼する

1つ目は、採用サイトの制作会社を探して依頼する方法です。制作会社は非常に多く存在するため、自社に合う企業を探すことができればクオリティの高い採用サイトを作り上げることができるでしょう。

メリットは、プロに依頼するため質の良いものを作りやすかったり、分析や改善までコンサルティングしてくれる企業であれば、採用成功にもつながりやすくなったりすることです。

デメリットは、自社での作成や、ツールを活用するよりもコストがかかってしまうことです。制作会社・コンテンツの量・プランによって30万円〜200万円までさまざまです。

安価であっても企業が抱える課題を解決できない採用サイトでは意味がありません。オプションなどを追加していくと金額が上がってしまうこともあり得ます。

自社で作成する

2つ目は、自社で採用サイトを制作する方法です。自社に制作チームがある場合は、この方法が向いています。

メリットは、外部に依頼するよりもコストを押さえることができることや、自社のスタッフが作成するため企業理解ができている状態で制作に取り掛かれることです。

仕上がりに対しての修正などもスピード感を持って伝えることができ、協力しながら進めることができるでしょう。

デメリットは、自社に採用ノウハウがない場合、質の高い採用サイトが作れない点です。採用サイトは通常のホームページとは異なり、求職者へ向けての有効なコンテンツを盛り込むことが重要です。

デザイン性の高い採用サイトであっても応募ボタンの位置がわかりにくかったり、求人の検索エンジンにクローリングされにくい仕様になってしまったりすると効果が激減してしまうため注意が必要です。

採用サイト作成ツールを導入する

3つ目は、採用サイト作成ツールを活用した採用サイトの立ち上げです。自社でサイトを作成したいけどノウハウがない企業に向いています。

メリットは、ツールを活用することで採用やデザインのノウハウがなくてもある程度有効なサイトを簡単に作ることができる点です。作業もシンプルで数分でサイトを完成させることができるツールもあります。

デメリットは、ランニングコストがかかる点や自社にあったツールを見つけ出す必要がある点です。似たようなサービスも増えてきているため、いくつか問い合わせて、比較検討する必要があるでしょう。

効果的な採用サイトのデザインポイント

採用成功につながる採用サイトのデザインは、次の5つのポイントを意識して作成しましょう。

  • 写真や動画を活用する
  • キャッチやデザインにインパクトを持たせる
  • 視覚的な導線に沿ってデザインする
  • 色彩やフォントにまでこだわる
  • 応募フォームやボタンをわかりやすい位置に設置する

写真や動画を活用する

採用サイトには、会社のスタッフや実際の職場の雰囲気を伝えられる写真や動画を挿入しましょう。

フリー素材で作られた採用サイトを保有している企業もありますが、パッと見デザイン性が高く見えても、リアリティを感じにくくなります。また、「スタッフの入れ替わりが激しいために写真が使えないのかな?」と思われるケースもあります。

求職者に会社のリアルな雰囲気を伝えやすくするためにも、社員に協力してもらいながら素材を集めていきましょう。撮影だけプロのカメラマンに依頼することもおすすめです。良い素材が多いほど採用サイトのデザイン案が広がっていくでしょう。

キャッチやデザインにインパクトを持たせる

採用サイトを開いたときのトップ画面は、特にデザインをこだわりましょう。求職者がかならず目にするページであり、サイトの閲覧時間や遷移率(別のページに移動してしまう確率)に影響するからです。

そのため、トップ画面にもっともインパクトのあるキャッチや動画・デザインを設置しましょう。「どんな会社なのだろう?」という興味を煽ることが重要で、ここで心をつかむことができれば、サイトの滞在時間が長くなるでしょう。

視覚的な導線に沿ってデザインする

魅力的なデザインをたくさん考え出したとしても、サイトとして導線がスムーズでなければ見にくい採用サイトになってしまいます。

たとえば、同じメッセージでも、ネットの場合は縦に読むより左から右に書いてある方が読みやすくなります。

ひらがなとカタカナの組み合わせ、漢字の割合なども同じように少しの違いが読みやすさに反映されます。コンテンツのタブをどこに設置するか、1ページを読み進めるときに引っ掛かりや視覚的な迷子にならないか、チェックしていきましょう。

ポップで派手なサイトにすることと、ごちゃごちゃしすぎて読みにくいサイトは紙一重です。あくまでも求職者目線のデザインを心がけましょう。

色彩やフォントにまでこだわる

サイト全体のデザインはもちろん、色選びやフォントの選び方でも印象がガラッと変わります。色彩は、サイトのイメージを担う重要なポイントです。

たとえば、淡いカラーで統一すればインパクトが弱まるものの、「優しさ」や「柔らかさ」が伝わるサイトになります。逆に、原色ばかりを使用すればインパクトが強くなり、「力強い」印象や、「積極的で前向き」なイメージを伝えることができます。

会社のイメージカラーであるカンパニーカラーに合わせても良いですが、求職者に伝えたい企業としてのイメージに近い色彩をチョイスしましょう。

フォントに関しても、太くて丸いものや筆記体のような英字など種類が豊富にあります。フォントを複数組み合わせすぎてしまうと一気に読みにくい文章になってしまうため、ベースのフォントと、サブで使用するものとに分けて、あまり増やし過ぎないようにしましょう。

応募フォームやボタンをわかりやすい位置に設置する

採用サイトの最終目的は、応募を獲得することです。そのために重要なのは、応募しやすい状態を整えるためにフォームやボタンをわかりやすい箇所に設置することです。

採用サイトの最下部に設置されていることが多いのですが、その点だけに関わらず読み進めている最中でも応募ボタンを常に表示させるようにし、フォームの質問項目も多すぎて離脱しないように気をつけてください。

求職者に応募フォームを探させるようなことがないように、わかりやすく数か所に設置することが重要です。

企業の採用サイト例:新卒編

ここまで、企業が採用サイトを持つメリットや成果を出すためのポイントなどについてお伝えしました。そこで最後に、企業サイトを制作するにあたって参考にしたい採用サイトの例を紹介します。

まずは、新卒採用のサイト例を10社紹介します。

ディップ株式会社

ディップ株式会社

当社ディップ株式会社は、「バイトル」「はたらこねっと」などの媒体を運営している会社です。求人媒体の他にもHRコボットなど作業効率を上げるためのITツールもリリースしています。

新卒募集のサイトはメッセージ性の強いサイト構成になっており、企業が伝えたい「私の仕事が社会を変える」というキャッチコピーをトップ画面で打ち出しています。

採用サイトというと募集要項がメインになりがちです。しかし、会社として伝えたいことを全面に出したディップ株式会社のサイトなら、理念に共感してくれる求職者からの応募を募ることができるでしょう。

採用サイト

株式会社リクルート

株式会社リクルート

株式会社リクルートは、人材・不動産・飲食・結婚マッチングサービスなど幅広く人々の生活を支える事業を展開している大手企業です。新卒採用の募集も毎年大量に行っており、新・通年採用という取り組みもサイト内で紹介しています。

大学生活では就活をするタイミングが決まっているものですが、株式会社リクルートでは、時期を超えた学生(30歳以下)の応募も通年で認めており、アウトプット形式のエントリーなど就活生の個性を見るための工夫を感じることができます。

他にも社員インタビューや会社紹介動画の設置など、一通り見て回るだけで会社を丸ごと知れるようなサイトになっています。

採用サイト

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社は、グループウエア製品の開発・販売を手がけている会社です。

採用サイトは「事業を知る」「仕事を知る」「人を知る」「職場を知る」というコンテンツで分けてそれぞれに導線を結ぶ設計になっているため、一目で知りたいことを探しにいけます。オフィス紹介では、「オフィスツアー動画」という動画を事業所ごとにアップしており、会社に行かなくても職場見学をしている気分が味わえます。

また、サイボウズ株式会社は採用イベントも多く開催しており、トップ画面から遷移できるウェビナーも特徴的です。定期的にテーマを変えたウェビナーが開催されているため、通年でエントリーがしやすくなっています。

人事が更新している会社の「舞台裏」ページも読み応えがあり、採用活動への強い力の入れ具合を感じるサイトです。

採用サイト

株式会社バンダイ

株式会社バンダイ

株式会社バンダイは、おもちゃ事業からスタートし、模型、菓子・食品、カプセルトイ、カード、アパレル、生活用品など幅広い製品を創出しているメーカーです。

サイトのトップはカラフルな背景に合わせてスタッフが飛び出てくるポップな仕様になっており、見ていてワクワクするような作りになっています。メッセージにも書いてある「バンダイならおもしろいことをやってくれそうだ」と思ってほしいという気持ちが伝わってきます。

職種の紹介は会社の代表的な製品である、「たまごっち」と「ガンダム」のそれぞれができるまでというストーリーで関わる職種を紹介していく構成になっています。会社理解を深めつつ、志望度が上がりそうなユニークなサイトとして参考にしてみてください。

採用サイト

株式会社良品計画

株式会社良品計画

株式会社良品計画は、無印良品の店舗運営をしている製造小売業の企業です。無印良品はシンプルな見た目のグッズや食品が人気で国内のみならず海外展開も拡大しています。

採用サイトは自社の商品をアピールするようなものではなく、社会に対して会社が発信していきたいことや就活生に対しての熱いメッセージがつづられたデザインになっています。サイト全体から感じるのは「環境や社会に寄り添った事業を展開していきたい」という思いです。

採用したいターゲット像についても明確に示しており、能力だけではなく個々の考え方を大切にしていることが伝わってきます。コンテンツ数も多いので読み応えのある採用サイトとなっています。

採用サイト

Chatwork株式会社

Chatwork株式会社

Chatwork株式会社は、ビジネスチャットツールの開発・運営事業を行っている企業です。さまざまな会社で社員のコミュニケーションの1つとしてチャットが取り入れられるようになり、「Chatwork」はその中でも高いシェアを誇るツールとなっています。

採用サイトにはSaaSツールを通してビジネスインフラを整えながら、会社としてもっと社会に影響を与えていきたいというメッセージや、代表をはじめとした役職者が採用にかける期待について発信しています。

社会課題・個人課題・個人成長・働き甲斐の観点で数字を交えた具体的な会社の魅力をアピールしているのも特徴的なサイトです。

採用サイト

株式会社三井住友銀行

株式会社三井住友銀行

「三井住友銀行」を運営している株式会社三井住友銀行は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行とともに3大メガバンクの一つとされている銀行です。

採用サイトには「良い子になるな良い個になれ」という挑戦的なキャッチコピーが浮かんでくるデザインになっています。

スクロールしていくと、さらに異なるメッセージがフィールドごとに設置されており、クリックすると社員インタビューに飛び、文章とともに実際に話している動画が始まります。

実際のスタッフの雰囲気や仕事に対する思いを詳しく知ることができる採用サイトです。

採用サイト

株式会社小学館

株式会社小学館

株式会社小学館は、漫画から雑誌までさまざまなコンテンツの出版を手がける出版会社です。紙面がメインだった頃からデジタルコンテンツが増加した現在まで、非常にファンの多い会社になります。

採用サイトは「大きく実る種をまこう」というテーマがキャッチーで、そのあとにスライドしていく社員紹介のスタッフ写真も満面の笑みなのが印象的です。普段なかなか聞けない話をインタビュー形式で載せており、1日の流れも写真付きで紹介しています。

100問100答といったオリジナルコンテンツもあり、見ていて楽しい気持ちになりそうな採用サイトです。

採用サイト

楽天グループ株式会社

楽天グループ株式会社

楽天グループ株式会社は、ECビジネス・金融・モバイルなどを軸に人々のインフラに大きく影響を与えているインターネット・サービス企業です。

2分弱のスタイリッシュな動画が印象的な採用サイトには、プロジェクトの紹介も掲載されています。特徴的なのが、このプロジェクト紹介がすべて新卒〜若手社員が手がけたものだということです。

一般的な企業であれば新人がビッグプロジェクトに関わること、アイディアを出すことは少ないでしょう。楽天グループでは、社歴を問わずアイディアを形にしていく文化が根付いていることが採用サイトを通してわかります。

採用サイト

株式会社講談社

株式会社講談社

株式会社講談社は、「東京卍リベンジャーズ」や「ViVi」など人気の漫画やアニメ、雑誌を数多く出版しているの企業です。イラストベースの採用サイトが特徴的で、サイトをスクロールすると縦書きのメッセージが表示されます。

「さあいっしょにあなたの『ものがたり』をはじめましょう」という表題からはじまるメッセージは、少し文字量が多い印象です。しかし、出版社で働きたいと思っているような文学好きな人をターゲットとしてアピールしていることが感じられる設計になっています。

アニメ動画の会社紹介も株式会社講談社ならではの取り組みとして、自社らしさが伝わってきます。

採用サイト

企業の採用サイト例:中途編

中途採用を行う企業の採用サイトについても、10社紹介していきます。

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは、人々や企業の「お金の管理」についてとことん寄り添ったサービスを展開しているSaaS企業です。個人であれば家計簿をデジタル化したようなシステムを運営しており、お金の出入りを一括管理することができます。

採用サイトは一見シンプルなデザインですが、企業のテーマカラーであるオレンジやカラフルな背景のスタッフ写真が映えています。中途向けならではの、職種転換をしたスタッフのインタビューや公式noteブログなど読み応えのある採用サイトです。

採用サイト

株式会社ファーストリテイリング

株式会社ファーストリテイリング

株式会社ファーストリテイリングは、「UNIQLO(ユニクロ)」や「GU」といったファッションアイテムを取り扱う大手アパレル企業です。コロナ禍で苦戦が続くアパレル業界の中でも業績を伸ばし続けており、今後ますます注目が集まる企業の一つです。

採用サイトはアパレルらしい華やかな作りというよりは、挑戦的で情熱あふれる社会へのメッセージから始まっています。何よりも「人」の力を用いて力を伸ばしていきたいという企業の思いも感じられます。

マーケティングやデジタル業務改革など、表に見えている店舗スタッフだけではない、多角的な部署についても詳しく知ることができる採用サイトです。

採用サイト

つばめタクシー大和グループ

つばめタクシー大和グループ

つばめタクシー大和グループは、タクシー事業を展開している東海地方の企業です。名古屋市をはじめとした複数のタクシー会社が合わさって出来ており、非常にインパクトの強い採用サイトとなっています。

ブルーのつばめをイメージした装いの男性がスライドで映し出され、あまりのスタイリッシュさにタクシー会社とは気が付かない方も多いのではないでしょうか?人だからこそできるサービスの提供とテクノロジーを掛け合わせてつばめタクシーならではの事業を展開していきたいという展望を垣間見ることができます。

一度見たら忘れないようなインパクトの強い採用サイトですので、他社との差別化に優れたデザイン構成です。

採用サイト

株式会社揚羽

株式会社揚羽

株式会社揚羽とは、企業ブランディングを行いながら経営課題を解決・支援している会社です。ブランディングを行っている会社だけに自社の魅せ方もうまく、手書きの文字が増えていくトップ画面は「なんだろう?」と思っている間に塗りつぶされて背景になる、面白い構成になっています。

わかりにくい業種だからこそ会社の紹介や、ビジネスモデルの書き方は、株式会社揚羽がどのような取り組みをしているか順番に理解していくことができます。

現場のリアルな情報はブログを通して知ることもできるのですが、揚羽流シュウカツや揚羽プライドなどオリジナルコンテンツも多いので、面白みを感じることができるでしょう。

採用サイト

クックマート株式会社/デライトホールディングス株式会社

株式会社デライト

クックマート株式会社/デライトホールディングス株式会社は、スーパーマーケットを運営している企業です。採用サイトに掲載されているスタッフ紹介がとにかくユニークで、スーパーの採用サイトとは思えない作りになっています。

トップでは「神対応のお祭り女子」として女性が紹介されていますが、「デライトな人々」では7名の個性的な写真とインタビューを読むことができます。仕事に対する向き合い方や取り組みを、個性を活かしながら伸ばせる会社だということが伝わってきます。

自社らしさを強く感じるサイト設計ですので、ぜひ参考にしてみてください。

採用サイト

新運輸株式会社

新運輸株式会社

運送会社の新運輸株式会社は、福岡県に拠点をもち、日本全国に荷物を運ぶ輸送ルートを持っています。

採用サイトはトラックの写真と共にさわやかな印象のデザインになっています。長距離配送と近距離配送では1日の動きや求められる能力も異なるため、ページを分けて説明しているのも丁寧なサイト構成のポイントです。

親子2代で働いているスタッフのインタビューなど、新運輸ならではのエピソードも盛り込まれたサイトとなっており、独自性のある良いサイト構成で創られています。

採用サイト

株式会社桂通商

株式会社桂通商

株式会社桂通商は、京都に本社を構える物流企業です。

同社の採用サイトの大きな特徴として、社員の写真がとにかくたくさん掲載されているという点です。物流企業によくあることとして、社員の写真を使わず、トラックの写真のみのケースやフリーフォトを使用しているケースが多いのですが、本来の良さを伝えることができなくなってしまいます。

しかし、株式会社桂通商では既存のスタッフをたくさん掲載しているため、「スタッフの退職が少ないのかな」というクリーンな印象を持たせることができます。笑顔の写真が多いのもポイントで、柔らかな雰囲気にまとまります。

他社との差別化はこうした細かな工夫でもできることを、桂通商のサイトを見ることで感じられるでしょう。

採用サイト

株式会社三井不動産ホテルマネジメント

株式会社三井不動産ホテルマネジメント

株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、社名のとおりホテル事業を展開している三井不動産の子会社です。

採用サイトにはホテルが目指すサービスについて記載されており、静かで上品な印象を受けるサイトデザインとなっています。また、業界について詳しくない求職者に向けて、「3分で分かるホテル業界と三井不動産ホテルマネジメント」という動画があります。

一通り見るだけで業界と会社について知ることができるので、応募者の知識レベルを揃えられます。トップと若手の対談や、キャリアイメージについても紹介されており、充実したコンテンツが揃っています。

採用サイト

UUUM株式会社

UUUM株式会社

UUUM株式会社は、今をときめく人気Youtuberを数多く輩出しているインフルエンサーマネジメント事業を行っています。

採用サイトはイラストをベースに行動原理や欲しい人物像についてわかりやすくアピールしています。グラフや動画で会社紹介がされているだけではなく、スライド資料まで設置されているため後から見返したり、じっくり数字を見ながら企業理解を深めたりすることが可能です。

インタビュー動画も豊富で、部署や職種ごとに1人で話しているものや2人で会話しているものなど複数本用意されています。また、自社で運用しているSNSへも遷移できるため、リアルな情報も手に入れやすいです。

採用サイト

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社は世界的にも有名な自動車メーカーです。愛知県に本社があり、近隣だけではなく全国から人材を獲得していく必要があります。

トヨタ自動車株式会社には全国各地から愛知県に引っ越して働いている人がたくさんいるため、採用サイトでは「引っ越してきた人がどんなライフスタイルを送っているのか」というコンテンツも紹介しています。愛知県についての紹介やアクセスについて、実際に経験した家族のインタビューなどかなり細かく説明しています。

こうしたコンテンツを載せている会社は珍しく、採用ターゲットを明確にしないと出てこないアイディアです。単なる会社紹介にとどまらないところがオリジナリティを強く感じる採用サイトとなっています。

採用サイト

まとめ

採用サイトの必要性や採用サイトを持つメリット、実際の採用サイト事例を20社紹介しました。

「まだ具体的な採用サイトのイメージがついていないけど、採用活動はすぐにでもはじめたい」という企業は、当社ディップ株式会社が運営している「採用ページコボット」の導入がおすすめです。

採用ページコボット

採用ページコボット」には、次のような機能が搭載されています。

<主な機能>

  • 業界最⼤級の求⼈情報サイトに連携可能。
  • 専⽤の管理画⾯で、求⼈情報の掲載や修正など求⼈情報を⼀元管理が可能。
  • バイトルで培った求⼈のプロが監修。差別化できる魅⼒や特徴を発信。
  • 月額定額制を採用しており、追加料金が一切なし。
  • 求人枠無制限のため、いつでも出し入れが可能。
  • 面接対応に役立つ「面接コボット」と連携可能。連携により⾯接の設定率がさらに向上。

採用サイトを作成するだけではなく、検索エンジンや求人サイトへ転載される仕様になっているため、露出を増やし、結果的に効率よく応募集客が可能となります。派遣会社のように案件数が多く、求める求職者数が多いケースにはぴったりのツールです。

一人でも多くの採用を成功するために、「採用ページコボット」をぜひ導入してみてはいかがでしょうか?少しでもご興味をお持ちの方は、お気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。

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