【2022】お店アプリとは?主な機能と導入コスト、店舗の導入事例

お店アプリ

スマホの普及率が約8割と高い今、お店アプリは店舗での集客・販促にぜひとも活用したいツールの一つです。お店アプリは、情報の通知やポイントカード、クーポン発行などの機能を搭載しており、集客や既存顧客の囲い込みに適しています。

そこで今回は、お店アプリの主要機能や導入にかかるコスト、導入事例などを紹介します。お店アプリの導入を考えている店舗経営者の方は、ぜひ参考にしてください。

お店アプリとは?

お店アプリとは、飲食店や小売店、サロンなどの店舗が顧客に向けて提供しているアプリ全般のことです。主に販促や既存顧客の囲い込みを目的としています。

お店アプリは、店舗に関する情報配信機能に加えて、ポイントカードやクーポン、予約・事前決済機能などのさまざまな便利機能を搭載しています。スマホ一つでさまざまなサービスの利用・管理が可能なことから、企業と顧客の双方にメリットをもたらします。

総務省の「令和2年通信利用動向調査」によるとスマホの保有率は79.7%と非常に高く、スマホアプリは顧客との接点強化や顧客の囲い込みに適したツールだといえます。近年では、集客力やブランド力の強化の一環として、お店アプリを導入する店舗が増えています。

店舗集客の課題

そもそも店舗集客において、経営者はどのような課題を抱えているのでしょうか?ここでは、店舗集客における主な課題と、お店アプリの導入がどのように課題解決につながるのかをみていきましょう。

  • リピーターが増えない
  • オンライン集客ができていない
  • 集客施策の改善を行っていない

リピーターが増えない

店舗集客に多いのが「リピーターが増えない」という悩みです。

新規顧客の獲得を目的とした集客ばかりに注力してしまい、リピーターが離れていく、増えないという状況は良くありません。というのも、一般的に新規顧客は獲得にかかるコストが高いのにもかかわらず利益率が低い傾向にあるからです。

一方で、既存顧客はすでに一度お店を利用しているため、新規顧客と比較してコストを抑えて集客しやすい存在です。

「1:5の法則(新規顧客の獲得には既存顧客の維持の5倍のコストがかかる)」や「80:20の法則(売上の8割は全顧客の2割が生み出している)」などといわれているように、店舗集客においては既存顧客の再来店を促進し、リピート化することが大切です。

オンライン集客ができていない

店舗集客において、オンライン集客が十分にできていない店舗も存在します。

上述したように、近年ではスマホの普及率が79.7%を超えており、スマホを使った集客はもはや不可欠な時代となりました。そんな中、Webサイトやグルメサイト、SNSなど、オンライン上で集客できていないことは大きなディスアドバンテージになります。

そこで、お店アプリを導入すれば、新たにオンライン上に集客の場を作ることができます。「オンライン集客がうまくできていない……」とお悩みの店舗にとって、お店アプリはオンライン集客を強化する得策の一つでしょう。

集客施策の改善を行っていない

集客で成果をあげるには、集客施策の効果を測定し、改善へとつなげることが大切です。なぜなら、どんな店舗でも最初から効果的な集客施策を見つけることは難しいからです。

集客施策を打ち出す中で、しっかりPDCAサイクルを回すことで集客施策の精度を徐々に高めていくことができます。お店アプリは顧客情報や利用データを一元管理し、集計・分析ができることから、効果測定がしやすく、PDCAを回しやすいという点において非常に優れています。

お店アプリの主要機能

店舗アプリ

では、お店アプリを導入すると具体的にどのようなサービスを顧客に提供できるのでしょうか?お店アプリで利用できる主な機能を5つ紹介します。

  • ポイントカード機能
  • クーポン機能
  • プッシュ通知機能
  • 予約機能
  • オンライン決済機能

ポイントカード機能

ポイントカード機能は、お店アプリの主要機能の一つです。これまで紙やプラスチックなどで発行していた会員証やポイントカードなどを、アプリ上で発行・管理・提示することができる機能です。

企業には、ポイントカードの印刷・作成コストを抑えられる、顧客の利用データと紐付けて顧客管理ができるといったメリットがあります。また、顧客には、スマホ一つで管理・持ち運びできる、紛失や持参忘れがなくなるなどのメリットをもたらします。

クーポン機能

店舗集客施策として効果的なクーポンを、アプリ内で配布・利用できる機能です。クーポンの種類や有効期限、利用回数などを設定して、目的や客層に合ったクーポンを簡単に作成することができます。

たとえば、「アプリダウンロード特典クーポン」を用意すれば、顧客にアプリをダウンロードしてもらうことのハードルを下げられます。お得なクーポンを「プッシュ通知」で配信すれば、効果的に来店を促すこともできるでしょう。

プッシュ通知機能

プッシュ通知機能は、お店アプリに欠かせない便利機能です。アプリがお知らせを通知し、着信音が鳴ったりロック画面に表示されたりするので、顧客の目に留まりやすく、開封してもらいやすいという特徴があります。

顧客がメリットを感じるメッセージを効果的な時間帯に配信すれば、さらに高い開封率が期待できます。ただし、プッシュ通知を頻繁に送りすぎると、アプリのアンインストールや通知オフにつながりやすいため注意が必要です。

予約機能

お店アプリに予約機能を搭載すれば、アプリで予約を受け付けることも可能です。電話と異なり、アプリなら24時間35日予約を受け付けることができるので顧客体験が向上します。

また、アプリで受け付けた予約は専用の管理ツールから一元管理ができるため、予約業務の効率化も期待できます。

オンライン決済機能

主に飲食店で導入されているお店アプリには、モバイルオーダーやテイクアウトなど、オンライン決済機能が備わったものがあります。顧客は、来店に先立ってアプリから料理を注文したり決済したりすることができ、店頭での待ち時間を削減することができます。

お店アプリの開発・運用にかかるコスト

続いて、お店アプリの開発・運用に必要なコストについて解説します。

アプリ開発にかかる費用相場

まず、お店アプリを導入するにあたっては、アプリの開発が必要です。アプリを開発する方法は、大きく分けて「フルスクラッチ開発」と「クラウド開発」の2つがあります。

フルスクラッチ開発とは、お店アプリをゼロから開発する方法のことです。フルスクラッチ開発は、言わば完全オーダーメイドとなるため、カスタム性が高いのがメリットです。予算にもよりますが、必要に応じて新たな機能を開発してもらえます。

ただし、フルスクラッチ開発は開発期間が長くかかる分、エンジニアの人件費、要は開発コストが嵩みます。具体的には、開発の規模などよって大きな幅がありますが、600万円〜2,000万円の費用がかかるでしょう。

一方、クラウド開発とは、すでに開発された機能を組み合わせてアプリを作成する方法です。アプリ作成会社が用意している機能の中から必要なものを選んで作成するため、フルスクラッチ開発と比較して開発期間・コストを抑えられるというメリットがあります。初期費用で数十万円〜数百万円、月額の利用料で数万円〜数十万円ほどが相場でしょう。

アプリ運用にかかる費用相場

お店アプリを活用するには、開発費用に加えて運用・維持コストもかかります。お店アプリは一度リリースして終わりではなく、新たな機能を追加したり、バグを修正したりする作業が必要だからです。

フルスクラッチ開発でも、アプリに修正が必要になれば、開発費用とは別に追加費用がかかることがあります。クラウド開発の場合は、初期費用を抑えられる分、月数万円〜数十万円ほどの「月額の利用料」がかかることが一般的です。

お店アプリの導入事例:飲食店

ここでは、お店アプリを導入している飲食店の事例を2つ紹介します。

株式会社アミノ うまい鮨勘

株式会社アミノが展開する寿司チェーン店「うまい鮨勘」は、お店アプリの活用によって、より良い店舗販促マーケティングを実現しています。

同社では、「イベント告知」「予約」「テイクアウト」「スタンプカード」など、さまざまな機能を集約させた店アプリを導入しました。現在はアプリを活用し、情報をエリア別の対象顧客のみにプッシュ通知で配信したり、これまで効果測定ができていなかったイベントの効果を分析したりしているそうです。

アプリの導入により、当初の目的であった多機能を集約したハブとしての役割だけでなく、顧客接点の創出や、より良いマーケティング施策の実現に成功しています。

株式会社KOI CAFE JAPAN

日本で事業を展開する台湾茶専門店「株式会社KOIZUMI CAFE JAPAN」は、紙のクーポン券の印刷・配布コストの削減、およびポイントカードの再開を目的にお店アプリを導入しました。導入後、1年経たずして10,000ダウンロードを達成しています。

同社では、アプリを使ったクーポン配信に最も注力しており、季節限定商品の販売開始と同時に「無料サイズアップクーポン」や「新商品と別の商品を購入したら片方が無料になるクーポン」などを配信しています。

クーポンとスタンプカード、チラシなどをアプリに集約したことにより、印刷代や郵送・配布コストを30%ほど削減することに成功しています。今後は、プッシュ通知の開封率改善を目指して、お店アプリを運用していくそうです。

お店アプリの導入事例:小売店

続いて、小売店でのお店アプリの導入事例を2つ紹介します。

アミューズ ボーテ

国内外のラグジュアリーコスメやナチュラルコスメなどを扱うセレクトショップ「アミューズ ボーテ」は、お店アプリを使った集客に取り組んでいます。これまでホームページやSNSで配信していた情報をアプリに集約し、顧客に店舗をより身近に感じてもらうことを目的にアプリを導入しました。

アプリには、スタンプやクーポンプッシュ通知、店舗情報などの機能を搭載し、顧客に向けて新商品や各ブランドの情報の配信を行っています。同社では、アプリをダウンロードしてくれた顧客向けに「500円OFF」の特典を用意し、アプリのダウンロード促進にも力を入れています。

株式会社 西鉄ストア

続いて紹介するのは、スーパーマーケット にしてつストアを展開する「株式会社 西鉄ストア」の店アプリ導入事例です。

同社は、長年チラシを使った広告宣伝費に多大な費用をかけていましたが、費用対効果が不透明であったことから、スマホを使ったデジタル戦略としてお店アプリを導入しました。

お店アプリには、チラシやスタンプカード、イベント配信、ガチャクーポン、プッシュ通知の機能を搭載し、チラシ配布日の前日にプッシュ通知にて販促を行っています。現在では、アプリの利用者の33%以上が月10回以上来店しており、アプリは店舗での販促に欠かせないツールとなりました。

まとめ

お店アプリの主要機能や導入にかかるコスト、導入事例などを紹介しました。スマホが広く普及した今、お店アプリは店舗集客に欠かせない存在になりつつあるといえます。

ただし、高い集客・販促効果が期待できる分、開発にコストがかかるというデメリットもあります。LINE公式アカウントやSNSなど、他のオンライン集客ツールと比較しながら、自店舗に合った集客施策を展開していきましょう。

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