【2022】LINE公式アカウントのリッチメニューの活用方法は?作り方・画像サイズを紹介│コボットLAB

【2022】LINE公式アカウントのリッチメニューの活用方法は?作り方・画像サイズを紹介

  • 2022年12月23日
  • 2022年12月23日
  • SNS, 店舗
LINE公式アカウント

店舗での集客・販促に適したLINE公式アカウントの主要機能の一つに、「リッチメニュー」があります。リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部に大きく表示されるメニューのことで、ユーザーの目に留まりやすいことから高いクリック率・誘導効果が期待できます。

では、集客効果を高めるには、具体的にどのようにリッチメニューを活用していけば良いのでしょうか?今回は、リッチメニューの活用メリットや作り方、活用アイデアなどを紹介します。

LINE公式アカウントのリッチメニューとは

リッチメニュー

リッチメニューとは、LINE公式アカウントの主要機能の一つで、LINEのトーク画面下部に大きく固定表示されるメニューのことです。

ユーザーがトーク画面を開くと、キーボードエリアに目立つように表示されるため、宣伝をしたり予約・クーポン利用といったアクションを促したりする場として適しています。

作り方や活用アイデアについては記事の後半で詳しくお伝えしますが、メニューに表示する画像にこだわるなど、上手に活用すればLINE公式アカウントの集客効果をグッと高めることが可能です。

リッチメニューを活用するメリット

では、店舗集客にリッチメニューを活用するメリットについて、具体的に紹介します。

  • 無料で利用できる
  • 高いクリック率を見込める
  • 任意のコンテンツに自然に誘導できる

無料で利用できる

リッチメニューを利用するメリットの一つ目は、誰でも無料で利用できることです。

2019年4月に「LINE@」が「LINE公式アカウント」に統合される前は、無料プランでは利用することができませんでしたが、現在は無料プランでも使うことができます。アカウントの種類や料金プランを問わず、無料で制限なく利用することができるため、費用面での負担がありません。

高いクリック率を狙える

リッチメニューはユーザーの目に付きやすい場所に表示されるため、高いクリック率が期待できます。リッチメニューにお得情報や予約ボタンなどを設定すれば、ユーザーが自ずとアクションを取りたくなるような環境を整備できます。

また、メッセージを配信する場合、プランごとに決まっている無料メッセージ通数を消費しなければなりません。しかし、リッチメニューを活用すれば、メッセージ通数を消費せずにユーザーに情報を伝えることが可能です。

任意のコンテンツに自然に誘導できる

リッチメニューに、ホームページやSNS、予約サイトなどを遷移先として設定すれば、ユーザーを自然と任意のコンテンツに誘導することができます。ユーザーの興味を引くことさえできれば、ユーザーはワンタップで簡単に遷移できるため、大きな誘導効果が期待できるでしょう。

リッチメニューの作り方

次に、リッチメニューの作り方をわかりやすく解説します。LINE公式アカウントを開設したら、次の6ステップでリッチメニューを作成できます。

  1. 画像を作成する
  2. メニューから「リッチメニュー」を開く
  3. テンプレートを選択する
  4. 画像をアップロードする
  5. アクションを設定する
  6. 表示設定を行う

画像を作成する

まず導入するにあたっては、リッチメニューの背景画像を作成します。

予備知識として、リッチメニューはテンプレートごとに1枚〜6枚のタイルを設定できますが、タイルごとに画像をアップロードするのではなく、1枚の画像を背景として設定しなければなりません。

たとえば、左と右に2つのタイルで構成されたテンプレートを選ぶ場合、そのタイルに合わせて背景画像を作成する必要があります。画像サイズはテンプレートによって、下記の6パターンです。

テンプレート(大)テンプレート(小)
2,500px × 1,686px2,500px × 843px
1,200px × 810px1,200px × 405px
800px × 540px800px × 270px

引用元:LINE for Business

どのテンプレートを使いたいのかあらかじめ決めた上で、指定のタイル位置・サイズに合った背景画像を作成します。画像は後でテンプレートを選んだ後にアップロードしますので、好きな編集・加工ツールを使って事前に作成しておきましょう。

メニューから「リッチメニュー」を開く

画像の準備ができたら、LINE公式アカウントのホームにある「リッチメニュー」を開きます。すると「表示できる項目はありません」と表示されるので、画面下の「作成」をタップします。

テンプレートを選択する

次に、作成した画像に合ったテンプレートを選択します。先ほどもお伝えしたように、テンプレートによってタイルの位置やアップロードできる画像のサイズが異なります。そのため、テンプレートは画像を作成する前に決めておきましょう。

画像をアップロードする

テンプレートを選んだら、あらかじめ作成しておいたリッチメニューの背景画像をアップロードします。

白の背景画像に「ホーム」や「予約」などのアイコンが表示されたデフォルト画像を選択することもできますが、魅力的なリッチメニューにするにはオリジナル画像を作成して利用することをおすすめします。

アクションを設定する

次に、選んだテンプレートのタイルにそれぞれアクションを設定します。「リンク」「クーポン」「テキスト」などのアクションから当てはまるものを選びましょう。任意のURLやクーポンを設定した場合は、ユーザーにわかりやすいよう新たにアクションラベルを入力します。

表示設定を行う

最後に、ここまでで作成したリッチメニューの表示設定を行います。管理用のタイトルや表示期間、メニューバーに表示される文言、メニューのデフォルト表示をそれぞれ設定しましょう。

リッチメニューの使い方・活用アイデア

リッチメニューを作成できたら、具体的にどのように活用していけば良いのでしょうか?ここでは、店舗集客におけるリッチメニューの使い方と活用アイデアを紹介します。

  • クーポンやショップカードへ誘導する
  • 予約メニューを設置する
  • メニューを複数作成し使い分ける

クーポンやショップカードへ誘導する

活用アイデアの一つ目は、クーポンやショップカードへ誘導する方法です。

LINEのクーポンやショップカードの利用を促進し集客へとつなげたいなら、リッチメニューを活用して宣伝すると良いでしょう。ユーザーの目に留まりやすい場所に設置しておけば、より多くの顧客に利用してもらいやすくなります。

なお、クーポンやショップカードへの誘導は、リッチメニューのアクション設定時に「クーポン」「ショップカード」をそれぞれ選択するだけで簡単に設定することができます。

予約メニューを設置する

リッチメニューの活用アイデアの二つ目は、予約メニューを設定して予約を促進する方法です。ここまででおわかりいただけたように、リッチメニューはユーザーの目に留まりやすいため、「予約メニュー」を設置しておけば効果的に予約を促進することができます。

リッチメニューに予約メニューを設置する方法は、大きく分けて2つあります。

  • 自店舗の予約ページを遷移先として設定する
  • 「LINEで予約」を利用する

一つ目は、自店舗の予約ページを遷移先として設定した「予約」アクションをリッチメニューに追加する方法です。ユーザーはリッチメニューの「予約」をタップするだけで予約ページに飛ぶことができるため、利便性が向上します。

二つ目は、「LINEで予約」を利用して、LINE公式アカウントから直接来店予約をできるようにする方法です。「LINEで予約」とは、ぐるなびやヒトサラなどのパートナーの加盟店になると実装できるLINEのオプションサービスのことです。

予約ページに遷移する際にユーザーが離脱してしまうことを防げる他、ユーザーはLINEアプリ上で予約を完結できるようになるため、より手軽に予約を入れられるようになります。

LINE公式アカウント経由の来店予約数を増やしたい店舗経営者の方は、2つのいずれかの方法で予約を促進していきましょう。

メニューを複数作成し使い分ける

リッチメニューは一つだけでなく、複数パターン作成して管理することができます。そこで、デザインや宣伝内容、誘導先などが異なるリッチメニューを複数作成しておくと、季節やキャンペーン・セール期間などに合わせて簡単にメニューの入れ替えができて便利です。

たとえば、クリスマスの時期ならクリスマス限定メニューをアピールしたり、クリスマスデザインの背景画像を用いたリッチメニューを使ったりすれば、ユーザーにより魅力的に感じてもらえるでしょう。

また、リッチメニューを複数パターン作成しておき、定期的に入れ替えてユーザーの反応やクリック率などを分析するといった使い方も非常におすすめです。

店舗でのリッチメニュー活用事例

続いて、リッチメニューの店舗での活用イメージをより具体化できるように、実際にリッチメニューを集客に活用している店舗の事例を2つ紹介します。

BON’S Crepe

BON’s Crepeは、全11店舗を展開する福岡発のクレープ店です。同店では、クーポン利用やメニュー、Instagram、ホームページなどの導線を集約したリッチメニューを活用しています。

クーポンはメッセージ配信だけだと流れてしまうため、リッチメニューに設置することでユーザーがいつでも使えるようにしています。ユーザーはトーク画面を開くだけで、一目でクーポンを確認・利用できるようにすることで、来店促進に役立てています。

マリノアシティ福岡

九州最大級のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」は、情報配信の手段としてLINE公式アカウントを活用しています。メッセージ配信の他、リッチメニューにも力を入れており、クリエイティブは販促チームが編集ソフトウェア「Illustrator(イラストレーター)」で制作しているそうです。

特筆すべきは、セール実施のタイミングや、新型コロナウイルスの感染拡大状況などに合わせて、リッチメニューのテンプレートや設置内容を変更しているところです。デザインにこだわり、リッチメニューをこまめに使い分けている点はぜひとも参考にしたいポイントです。

リッチメニューで集客効果を高めるポイント

リッチメニューで集客効果を高めるためのポイントを2つ紹介します。

  • 画像のデザインにこだわる
  • 反応をもとに改善を行う

画像のデザインにこだわる

トーク画面に大きく表示されるリッチメニューは、ビジュアル的に訴求することに長けています。そのため、効果的に集客するには、画像のデザインにこだわることが大切です。

リッチメニューを使っても、デザインが悪かったり、わかりにくかったりすると高いクリック率や誘導効果は望めません。自力で魅力的な画像を作成するのが難しい場合は、デザインのプロへ依頼したり、素人でもデザイン性の高い画像を作成できるツールを活用したりすると良いでしょう。

反応をもとに改善を行う

リッチメニューは、複数パターン用意して使い分けたり、ユーザーの反応を元にアクションやテンプレート、デザインを改善したりすることが大切です。

たとえば、複数パターンを時期によって使い分け、ユーザーの反応をテストするとします。すると、ABテストのように、どのようなデザインやメニュー内容がより集客効果が高いのかが見えてきます。ユーザーのニーズに合わせた運用ができるよう、改善を繰り返しましょう。

まとめ

LINE公式アカウントのリッチメニューの活用メリットや作り方、活用アイデアなどについて解説しました。

リッチメニューは、ユーザーの目に留まりやすく、ビジュアル的な訴求に長けていることから、ぜひとも活用したい機能の一つです。画像のデザインにこだわり、ユーザーのニーズに合わせて整備・改善すれば、高い集客効果が期待できるでしょう。

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