Instagram(インスタグラム)の検索で見つけてもらうには?検索最適化方法│コボットLAB

Instagram(インスタグラム)の検索で見つけてもらうには?検索最適化方法

インスタグラムの検索

ビジネスの集客や認知拡大に効果的なInstagram(インスタグラム)ですが、「なかなか効果が実感できない」という悩みを抱えている方は多いでしょう。インスタグラムで成果をあげるためには、できるだけ多くのユーザーにアカウントを見つけてもらうことが必要です。

そこで今回は、インスタグラムの検索機能と見つけてもらうための検索最適化の方法について紹介します。

Instagram(インスタグラム)の検索機能

まず、Instagram(インスタグラム)に備わっている5つの「検索機能」を紹介します。より多くのユーザーに自社アカウントを見つけてもらうために、それぞれの検索機能の特徴や仕組みを理解しておきましょう。

アカウント検索

インスタグラムの主要検索機能の1つ目は、「アカウント検索」です。アカウント検索では、氏名やブランド・お店の名前を入力することで、アカウントを検索することができます。

また、特定のユーザーネーム(英数字と記号で表示されるユーザーIDのこと)のユーザーを探し出すことも可能です。

アカウント検索の多くは、すでにブランドやお店の存在をしっているユーザーによる「指名検索」です。行ってみたいと思っているお店を検索したり、好きなお店の公式アカウントをフォローしたりする際に、アカウント検索が使用されます。

ハッシュタグ検索

検索機能の2つ目は、「ハッシュタグ検索」です。インスタグラムの検索画面にある「タグ」というタブがこれにあたります。

アカウント検索との違いは、特定のお店やブランドではなく、「カフェ」や「渋谷にあるレストラン」など、より抽象的な情報を探しているユーザーが多いところです。

例えば、ハッシュタグ検索で「#カフェ」と検索すると次のようなハッシュタグが投稿件数とともに一覧で表示されます(2021年5月現在)。

  • ・カフェ巡り(投稿2,251万件)
  • ・カフェスタグラム(投稿1,180万件)
  • ・カフェ好きな人と繋がりたい(投稿463万件)
  • ・カフェ巡り好きな人と繋がりたい(投稿88.4万件)

ユーザーは、この中から興味のあるタグや投稿数の多いハッシュタグをタップして、投稿を閲覧することができます。多くのユーザーが「ハッシュタグ検索」を利用してトレンド情報などの収集を行っています。

スポット検索

続いて紹介するのは、「スポット検索」です。アプリの検索画面では、「場所」と表示されます。スポット検索とは、カフェやレストラン、観光地などの位置情報が付いた投稿を検索できる機能のことです。

「特定の場所で撮影された写真を見たい」「実際にお店に足を運んだ人の投稿を参考にしたい」などというときに使われる検索機能です。

インスタグラムにお店の位置情報を追加する方法については、「Instagram(インスタグラム)検索最適化の方法」のところで解説しています。

QRコード検索

QRコード検索は、ユーザー一人ひとりが持つQRコードをスキャンして検索できる機能です。QRコードにカメラをかざすだけで検索でき、ユーザーIDを入力する手間を省けるというメリットがあります。

ただし、QRコード検索は他の検索機能と異なり、実際にQRコードを手元に用意する必要があるため、実際にお店にいるお客さんに自社アカウントを見つけてもらいたいときのみ有効です。自社アカウントのQRコードを印刷して店内に貼っておくなどの工夫をする必要があります。

上位検索

最後に紹介する検索機能は、「上位検索」です。上位検索結果では、ここまでで紹介した「アカウント」「ハッシュタグ」「スポット」をまとめて検索することができます。

例えば、「カフェ」と検索するとカフェアカウント、カフェからはじめる人気ハッシュタグ、現在地の近くにあるカフェの位置情報が順に表示されます。

インスタグラムの検索画面では、「上位検索」がデフォルトになっているため、「上位検索結果にアカウントを表示させたい」と思う方は多いでしょう。

しかし、表示される基準や並び順のアルゴリズムは明らかになっていません。一般的には、ユーザーの好みや位置情報、趣味・興味などによって決まると考えられています。


Instagram(インスタグラム)における検索最適化の必要性

Instagram(インスタグラム)の運用では、検索結果に自社アカウントを上位表示させるための対策(SEO対策)が重要です。検索最適化が必要な理由は、インスタグラム内の検索機能を使って情報を収集するユーザーが若者を中心に増えているからです。

2018年に実施された「飲食店サービスの利用動向調査」(日経クロストレンド)によると、10代が飲食店を探す際に利用するサービスのランキングは次のようになっています。

  • 1. 食べログ(20.4%)
  • 2. インスタグラム(19.5%)
  • 3. Googleマップ(17.3%)
  • 4. ぐるなび(17.3%)
  • 5. ホットペッパーグルメ(8.3%)

この結果から、多くのユーザーがインスタグラムを使って飲食店について調べていることが分かります。

つまり、インスタグラムのアカウント検索やハッシュタグ検索、スポット検索で、お店のアカウントを表示させることができるかどうかで、効果的に集客・認知拡大できるかが決まります。このことから、インスタグラム運用では検索最適化を行うべきであるといえます。


Instagram(インスタグラム)検索最適化の方法

ここまでで、Instagram(インスタグラム)の検索機能と検索最適化の必要性を理解していただけたと思います。そこで次に、インスタグラム検索最適化の具体的な方法について紹介します。

名前とユーザーネームの設定

まず、アカウントの名前とユーザーネーム(ID)を設定しましょう。「アカウント検索」「上位検索」では、名前とユーザーネームが検索結果に表示されます。

「名前」は、日本語や記号、絵文字などを使って自由に設定できます。ブランド名や社名などをわかりやすく設定しておきましょう。

また、社名に加えて「公式」「コーヒー専門店」「渋谷本店」などのキーワード記載するのもおすすめです。多くのユーザーが検索すると考えられるキーワードを記載しておくことで、より検索結果に表示されやすくなります。

一方、「ユーザーネーム」とは、英語と数字、一部の記号を使って設定するIDのことです。「社名_official」「社名.jp」「社名_shibuya」など、できるだけシンプルでわかりやすいものに設定しましょう。

プロフィール画像の設定

プロフィール画像は、検索結果に名前・ユーザーネームとともに表示されます。そのため、画像を設定しておくことはもちろん、画像が一目でわかりやすいかどうかも重要なポイントです。お店のロゴやキャラクターなど、分かりやすい画像を設定しましょう。

位置情報の登録・追加

「スポット検索」でお店の位置情報を表示させるためには、位置情報の登録が必要です。ただし、他の誰かによってすでに作成されていることもあるため、まずはスポット検索で検索してみましょう。

自店の位置情報が表示されない場合は次の手順で新たに登録を行います(※Facebookアカウントの用意が必要です)。

  • ・Facebookにログインする
  • ・「今なにしてる?」の下にある「チェックイン」をタップする
  • ・位置情報サービスをONにする
  • ・「新しいスポットを追加」をタップする
  • ・カテゴリ・住所を追加する
  • ・地図上の正しい位置にフラグがあることを確認する
  • ・「作成」をタップして完了する

ビジネスの位置情報を登録すると、インスタグラムのスポット検索でお店の位置情報が候補として表示されるようになります。

認証バッジの申請

次に、認証バッジの取得も効果的なインスタグラム検索最適化の一つです。認証バッジとは、公式アカウントであることを証明する青いチェックマークのことです。

認証バッジは、検索結果やプロフィールページにてユーザーネームの横に表示されます。認証バッジの申請手順は次の通りです。

  • ・プロフィールページを表示する
  • ・右上にあるメニューバーを開く
  • ・「設定」→「アカウント」をタップする
  • ・「認証をリクエスト」を選択する
  • ・企業名を入力する
  • ・必要書類(会社定款や納税申告書など)を提出する

認証バッジは、実在するビジネスのアカウントであれば、誰でも簡単に申請することが可能です。申請後は、公式より結果が通知されるのを待ちましょう。

認証バッジを取得していると、一目で「公式アカウント」だとわかることから、検索結果に表示された際に、類似アカウントと差別化を図りやすくなります。ユーザーに見つけてもらいやすくするためにも、認証バッジの取得も視野に入れましょう。

ハッシュタグの活用

インスタグラムの検索最適化に取り組む上で欠かせないのが、「ハッシュタグ」の活用です。ハッシュタグとは、「#カフェ」「#抹茶パフェ」など、投稿に付けられるタグのことです。

ハッシュタグを積極的に活用することにより、ハッシュタグ検索から自社の投稿を見つけてもらいやすくなります。

インスタグラム公式も、「インスタグラムで見つけてもらう方法」の一つとしてハッシュタグの活用を挙げています。インスタグラム公式ブログでは、次の9種類のハッシュタグの使用が推奨されています。

  • ・商品やサービス名(#カフェラテ、#抹茶専門店など)
  • ・業界名(#イタリアンレストラン、#カフェなど)
  • ・イベントやシーズン名(#お肉の日、#春スイーツなど)
  • ・所在地名(#渋谷レストラン、#大阪グルメなど)
  • ・曜日名(#月曜日も営業、#日曜日のごちそうなど)
  • ・ビジネス関連フレーズ(#カフェ好き、#コーヒーのある暮らしなど)
  • ・頭文字(#tgifなど)
  • ・絵文字(#コーヒー+コーヒーの絵文字など)

フォロワーの獲得

インスタグラムの検索結果の詳しいアルゴリズムは明らかになっていませんが、一般的にはフォロワー数が多いほど上位表示されやすいとされています。

というのも、インスタグラムでよくある名前やキーワードを検索すると、フォロワー数の多い著名人やお店のアカウントが上位に表示されているからです。

ユーザーの興味・関心やつながりなどによっても異なるため一概にはいえませんが、フォロワー数がインスタグラムでの見つけてもらいやすさに関係しているのは間違いないでしょう。


Instagram(インスタグラム)検索最適化を行う際のポイント

続いて、Instagram(インスタグラム)で検索最適化を行う際のポイントを2つ紹介します。

良質なコンテンツを継続して投稿する

より多くのユーザーに見てもらうためには、検索結果に自社アカウントを上位表示させることが効果的です。しかし、インスタグラム運用の本質は「良質なコンテンツを継続的に配信すること」です。

この本質を忘れてしまうと、いくら検索最適化を行っても成果をあげることは難しいでしょう。

検索最適化ばかりに気を取られてしまい、「インスタグラム運営の本質」を忘れてしまっては元も子もありません。良質なコンテンツの配信と検索最適化を並行して行えるように努めましょう。

ハッシュタグ選定にこだわる

この記事では、Instagram(インスタグラム)におけるさまざまな検索最適化の方法を紹介しました。その中でも特に重要度が高いのが「ハッシュタグの活用」です。

株式会社サイバー・バズが実施した「女性ユーザーのSNSを活用した購買行動」という調査によれば、インスタグラムのハッシュタグ検索を使っていると回答した女性は「61.5%」にも及んでいます。

このことから、ハッシュタグ検索結果で上位表示されることが重要だとわかります。また、上位検索結果にもハッシュタグは上位表示されやすいことからも、自社の投稿内容に合わせて適切なハッシュタグを選定することが重要だといえます。

インスタグラムでは、一つの投稿につき最大30個のハッシュタグをつけることができます。検索結果で上位表示されやすいハッシュタグを積極的に活用していきましょう。


まとめ

Instagram(インスタグラム)の検索機能と検索最適化の方法を紹介しました。インスタグラムを活用して、効果的に集客・認知拡大を図るためには、多くのユーザーに見てもらう・知ってもらうことが大前提となります。

インスタグラム運用において、「フォロワーが増えない」「アカウントを見つけてもらえない」とお悩みの方は、今回紹介した検索最適化に取り組んでみてください。

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