LINEミニアプリ導入成功事例8選!飲食店向けサービスと開発方法

  • 2021年12月14日
  • 2022年10月11日
  • SNS, 店舗
LINEミニアプリの事例

LINEミニアプリは、LINEアプリ上で顧客にさまざまなサービスを提供できるWebアプリケーションです。昨今、会員証やポイントカード、予約受付などのデジタル化が進んでいることもあり、LINEミニアプリの導入を検討している飲食店の経営者は少なくないでしょう。

そこで今回は、LINEミニアプリで提供できる飲食店向けサービスと実店舗での導入成功事例、LINEミニアプリの開発方法について紹介します。

LINEミニアプリとは?

LINEミニアプリとは、「予約受付」や「モバイルオーダー」「テイクアウト」といったさまざまな便利サービスをLINE上で提供できるWebアプリケーションのことです。

日本の人口の7割以上にあたる月間8,900万人のユーザー数を誇るLINEを利用するので、多くのユーザーにリーチできるというメリットがあります。実際に、LINEミニアプリを利用すれば、ユーザーは新たにアプリをインストールしたり会員登録したりすることなく、わずか数タップで利用を開始することができます。

LINEミニアプリでは、ライフスタイルにおけるあらゆるニーズに応えるサービスを提供することが可能です。そのため、2020年に新たにローンチされた新しいサービスであるにも関わらず、飲食店はもちろん、小売店や美容院、教室などすでに幅広い業種で導入されています。

スマホの普及率が年々増加傾向にあること、そして会員証やポイントカードなどのデジタル化が進んでいることを考慮すると、今後さらに多くの店舗で導入されていくことが予想されます。

LINEミニアプリとLINE公式アカウントの違い

混同されやすい「LINEミニアプリ」と「LINEアカウント」ですが、これら2つのサービスは役割が異なるため、しっかりと使い分ける必要があります。

前述したように、LINEミニアプリは、LINEアプリ上でさまざまなサービスを提供できるアプリケーションです。一方、LINE公式アカウントとは、LINEのビジネス向けアカウントのことです。

前者が予約受付やモバイルオーダーなどのサービス提供を目的としているのに対して、後者は主にメッセージ配信によるユーザーのリピート化を目的としています。

基本的に、「LINEミニアプリ」と「LINEアカウント」は同時利用が推奨されています。なぜなら、LINEミニアプリを利用するには「友だち追加」が条件となっており、サービス提供を通して、LINE公式アカウントの友だちを自然な流れで増やせるからです。

そのため、LINEミニアプリの導入を検討しているのであれば、LINE公式アカウントの導入・運用も視野に入れ、2つのサービスを使い分ける必要があります。

LINE公式アカウントについてはこちらで詳しく解説しています。


【飲食店向け】LINEミニアプリ提供サービス

次に、飲食店がLINEミニアプリで提供できる5つのサービスを紹介しましょう。

デジタル会員証

店舗で利用できるデジタル会員証の発行・管理を行えます。お客さんに指定のQRコードを読み込んでもらうだけで、簡単に会員証やポイントカードの発行ができます。

面倒な会員登録やアプリインストールは一切不要なため、接客の効率化はもちろん、これまで登録していなかった層への会員化促進効果も期待できます。

予約受付

LINE上で来店予約の受付を行えます。自店のLINE公式アカウントを友だち追加したユーザーは、LINE上で手軽に予約できるようになるため、リピート率の向上を目指せます。

また、予約受付に関するオペレーションを効率化できるのも魅力一つとなっています。

順番待ち呼び出し

従来では店舗に来店しないとできなかった混雑状況の確認や順番待ちの発券も、LINE上で完結できるようになります。来店を検討している顧客の取りこぼしをなくせる他、オペレーションの効率化も実現できます。

また、店舗外で順番待ちできるようになるため、順番待ちによる店内の混雑も緩和されます。コロナ禍における3密回避を徹底し、お客さんにストレスなく利用してもらいやすくなります。

モバイルオーダー

お客さんのスマホから、LINE上でメニューを注文したり会計決済をしたりできるようになります。店舗外からの注文はもちろん、席に注文用のQRコードを設置すればテーブルオーダーのサービスも提供可能です。

注文にかかる時間を短縮することで、お客さんの満足度向上や人材不足の解消を実現できます。

テイクアウト

テイクアウトやデリバリーの注文を、LINE上で受け付けることができます。ユーザーはLINEを開くだけで手軽に注文できるので、普段あまり外食をしない層も効果的に集客できるようになります。


LINEミニアプリの導入事例:デジタル会員証編

ここからは、実際にLINEミニアプリを導入している店舗の事例を紹介します。まずは、デジタル会員証のLINEミニアプリ導入事例を紹介しましょう。

PAL CLOSET

多数のアパレルブランドを展開するパルグループは、デジタル会員証の発行とオンラインショッピングができるLINEミニアプリを提供しています。

従来のネイティブアプリで取りこぼしていたユーザーの獲得と、顧客とのオンライン接点の創出を目的に提供を開始しました。導入後は、わずか1ヶ月で10万人もの友だち数の増加を記録しています。

顧客とのデジタル接点の創出が再来店やオンラインショッピングなどの売上につながったことで、LINE経由のEC売上は5倍にも増えています。

阪急オアシス

こちらは、LINEミニアプリの導入によりネイティブアプリで取りこぼしていたシニア層のオンライン顧客化に成功した株式会社阪急オアシスの事例です。スーパーマーケットのチラシや店内POPを使ったLINEミニアプリの利用促進により、効果的にシニア層のユーザーを獲得し、現在では50歳以上のユーザーが利用者の65%以上を占めています。

LINEは幅広い年齢層で利用されているアプリであることから、シニアユーザーの獲得にも大変適しています。シニア層の顧客が多い飲食店では、こちらの事例のようにLINEミニアプリを活用して、オンライン接点を創出すると良いでしょう。


LINEミニアプリの導入事例:予約受付・順番待ち呼び出し編

続いて、LINEミニアプリで来店予約の受付や順番待ち呼び出しサービスを提供している事例を紹介します。

スシロー

回転寿司のチェーン店・スシローでは、予約受付・順番待ち呼び出しができるLINEミニアプリを提供しています。LINEミニアプリの導入により、自社のネイティブアプリを利用していなかったライトユーザー層をオンライン顧客にすることに成功しました。

LINEミニアプリの、「アプリのインストールが不要」という特性をうまく生かし、顧客の来店頻度を向上させたスシローの事例は、飲食店がぜひとも参考にしたい事例の一つでしょう。

ティースイーツラボ・コンテナート南新宿店

ティースイーツラボ・コンテナート南新宿店では、行列・混雑回避のため、LINEミニアプリを導入しました。導入後は、順番待ち顧客の98%がLINEミニアプリを利用しており、行列の解消と3密回避を実現しています。

また、行列待ちにLINEミニアプリを利用してもらうことで、自然な流れでユーザーとオンライン接点を創出することにも成功しています。順番待ちの効率化だけでなく、再来店につなげやすくなることはLINEミニアプリの強みの一つでしょう。

厨 菓子 くろぎ

東京店芝大門にある和菓子カフェ・厨 菓子 くろぎは、繁忙期には100人にも及ぶ行列を解消するため、LINEミニアプリの順番待ちシステムを導入しました。LINEミニアプリ上で受付を済ませてもらい、順番が近づいたお客さんに自動的に通知を送ることで、行列を解消することに成功しています。

また、LINEミニアプリで各店舗の待ち組数を確認できるようにすることで、比較的空いている店舗に自然とお客さんを誘導できるようになったそうです。30%あったキャンセル率は、15.8%とほぼ半減し、行列の整備に必要だった人員も約0.5人分の削減を実現しました。


LINEミニアプリの導入事例:モバイルオーダー編

続いて、LINEミニアプリのモバイルオーダーやテーブルオーダーを導入している飲食店の事例を紹介します。

魚・食・笑 ちょうど蒲田店

魚・食・笑 ちょうど蒲田店は、注文業務や顧客管理業務の効率を目的に、テーブルオーダーができるLINEミニアプリを導入しています。以前から導入していたネイティブアプリと比較して95%、そして店員注文と比較して70%以上と、より多くのお客さんにテーブルオーダーを利用してもらうことに成功しています。

テーブルオーダーの比率が上がったことにより、スタッフの業務負担も大幅に軽減され、お客さんとスタッフの双方から高評価を得ています。

ムゲン食堂

京都・河原町にある中華酒場・ムゲン食堂は、LINEミニアプリのテーブルオーダーシステムを導入しています。

2階層のムゲン食堂の場合、LINEミニアプリの導入前は、お客さんの「すみません」という一言を聞き逃さないよう、スタッフが常にスタンバイしている必要があったそうです。しかし、テーブルオーダーを導入したことで、スタッフの待ち時間が短縮され、なおかつ顧客が都合の良いタイミングで注文できるようになりました。

必要な配置スタッフ数が6人から4〜5人に減らすことができたなど、人件費の節約に成功している事例です。

LINEミニアプリの導入事例:テイクアウト編

次に、LINEミニアプリでテイクアウトサービスを提供している飲食店の事例を紹介します。

天下一品

天下一品は、LINEミニアプリを導入し、テイクアウト専用のモバイルオーダーサービスを提供しています。ラーメンチェーンでのLINEミニアプリの導入は、天下一品が国内初となります。

お客さんは、LINEミニアプリ上で「店舗選択」→「注文」→「決済」とスムーズにテイクアウトメニューを注文し、商品準備完了時には通知を受け取ることが可能です。天下一品は、「店舗側の操作も簡単で、導入後のハードルが低かったのもメリットでした。」とコメントしています。


LINEミニアプリの開発方法

LINEミニアプリの開発

ここまでで、LINEミニアプリの飲食店向けサービスや導入事例を紹介しました。では、LINEミニアプリを導入するには、どのようにして開発を進めれば良いのでしょうか?

まず前提として、LINEミニアプリを導入するには、LINEミニアプリを開発する必要があります。ここでは、LINEミニアプリを開発する2つの方法を紹介しましょう。

アプリ開発会社のパッケージを活用

LINEミニアプリを開発する方法の1つ目は、LINEから開発資格・許可を得たアプリ開発会社のパッケージを活用する方法です。

アプリ開発会社が提供している「デジタル会員証」や「モバイルオーダー」「予約受付」などのパッケージを利用することで、コストや労力、時間を大幅に抑えてLINEミニアプリを導入できます。すでにパッケージ化されたソフトを使うため、組み込める機能に制限はあるものの、LINEミニアプリの導入ハードルを大きく下げられることが特徴です。

個別開発

2つ目の方法は、自社で個別開発する方法です。アプリ開発会社に個別開発を委託することで、パッケージ開発では実現が難しい独自の機能や個性的なデザインを取り込めるというメリットがあります。

ただし、開発会社との入念な打ち合わせや開発作業が必要となるため、まとまったコストと開発期間がかかります。そのため、「できるだけ費用を抑えてLINEミニアプリを導入したい」という方には、パッケージの活用がおすすめです。


まとめ

今回は、飲食店向けのLINEミニアプリ提供サービスと導入事例を紹介しました。予約受付やモバイルオーダー、テイクアウトなどの便利サービスを提供できるLINEミニアプリは、飲食店ならぜひとも導入したいアプリケーションです。

LINEミニアプリの導入ハードルを高く感じてしまうかもしれませんが、パッケージを利用すれば、コストを抑えてスピーディーに導入することが可能です。ぜひこの機会に、LINEミニアプリの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

>DX推進にお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

DX推進にお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

ディップ株式会社は自社で培った営業ノウハウと、多様なデジタルツールを組み合わせ、お客様の収益向上に関わるあらゆることを専門担当制でのサポートを提案します。
人材の確保やデジタルツールの選定・導入、その他企業収益向上に関してお悩みをお持ちの方は、お気軽にディップ株式会社へお問い合わせください。