テレアポ会社の選び方は?自社でのテレアポ業務効率化のコツ│コボットLAB

テレアポ会社の選び方は?自社でのテレアポ業務効率化のコツ

  • 2022年4月26日
  • 2024年12月7日
  • 営業
テレアポ会社

テレアポは負担の大きい業務ではあるものの、新規顧客獲得の重要な足掛かりを得られるため、安易に廃止してしまうと機会損失を招く可能性があります。そんなときに利用したいのがテレアポ会社です。

しかし、テレアポ会社は多く存在しており、一社に絞ることは難しいものです。今回は、テレアポ会社の選び方や、テレアポ業務を効率化するためのポイントを解説します。

テレアポを外注で依頼するメリット

まず、テレアポを外注することで得られるメリットについて解説します。テレアポの外注によってさまざまな恩恵を得られます。

業務効率化につながる

テレアポの1つ目のメリットは、業務効率化につながる点です。

テレアポ業務を丸ごと外部企業に委託することができるため、コールセンター業務を自社で対応する必要がなくなったり、営業部門の負担を軽減できたりします。

アポイントメント獲得は、新規顧客獲得のファーストステップとして重要な意味を持っている一方、営業担当者がアポ獲得から商談まですべてを対応するというのは負担の大きな話です。

テレアポを外注することで、社内の営業担当はテレアポに時間を取られることなく、本格的な商談に集中できるようになるので、負担軽減と成約率の向上に期待ができます。

プロのオペレーターに依頼してアポ獲得率を高められる

2つ目のメリットは、テレアポに強い会社へ外注を依頼することで、プロのオペレーターにテレアポ業務に携わってもらえる点です。

テレアポは、担当者のテレアポ経験やコミュニケーション能力に成功の可否が大きく影響するため、ある程度経験豊富な人間でなければ対応は難しいものです。会社に勤めて間もない新入社員がテレアポで成果を得るためには、それなりの月日と教育係の指導が必要になります。

テレアポを丸ごと外注することで、そのような教育コストが発生しなくなるだけでなく、自社で取り組むよりも高い成果を得られる可能性も高まります。


テレアポを外注するデメリット

テレアポの外注による恩恵は魅力的ですが、一方で外注には注意しておくべきデメリットもあります。

代行会社の能力次第で成果が左右される

まず、テレアポの外注によって成果が得られるかどうかは、外注先のテレアポ会社の能力に大きく左右されます。

実績が豊富で多様な領域で活躍しているテレアポ会社は、確かな成果を残してくれることが期待できますが、そうではない格安のテレアポ会社などに依頼すると、期待していたような成果を得られない可能性も高くなります。

また、自社の業界に理解のあるテレアポ会社でなければ、うまく商品やサービスのアピールをしてもらうことが難しいため、成果を得られません。

実績のある会社ほど依頼費用は高額になるため、予算と実績、そして自社との相性を踏まえた上で依頼を検討しましょう。

商談につながらずコストを圧迫する場合がある

テレアポの外注は、テレアポ業務をアウトソーシングすることで営業担当者の負担を軽減し、商談の成約を進めていこうという取り組みです。ただ、そもそもテレアポによってアポイントメントが獲得できていない状況では、肝心の商談ステップまで持ち込むことができず、外注した意味がなくなってしまいます。

テレアポの生産性向上には、外注以外にも専用のツール導入によって業務を効率化し、担当者の負担を軽減するという方法があります。テレアポの外注によって得られるアポ獲得率と、自社のテレアポ業務を改善した際の獲得率のどちらが魅力的であるかを考慮した上で、外注を検討することが大切です。


テレアポ会社の選び方

上記のようなデメリットを回避するためには、テレアポ会社を正しく選ぶことも大切です。ここでは、成果につながるテレアポ会社の選び方について解説します。

料金体系の違いに注目する

まずは、料金体系の違いです。テレアポ会社には、主に3つの報酬体系があります。料金の支払い方法の違いから、自社の目的に合った会社を選ぶことが大切です。

  • ・成果報酬型
  • ・月額固定型
  • ・コール課金型

成果報酬型

成果報酬型は、アポ獲得1件ごとに成功報酬が課金される仕組みです。固定料金が発生しないため、費用が高額になるリスクを抑え、明朗会計で精算できることがメリットです。

月額固定型

月額固定型は、1ヶ月ごとに決まった料金を支払い、テレアポを代行してもらう方法です。あらかじめ決められた予算に基づいてテレアポを代行してもらえるため、架電数やアポ獲得数に応じて料金が変動する心配はありません。成果報酬型よりも料金が明らかなので、月毎に料金が大きく変動すると困るという場合に便利なサービスです。

コール課金型

コール課金型は、あらかじめ用意されたリストの架電数に応じて料金が決定する方法です。1件あたりの目安価格が明らかであるため、多くのテレアポ会社で採用されている手法です。

成功報酬型や月額固定型よりもコストパフォーマンスに優れ、必要以上の架電はいらないというときに活躍する課金形態です。

代行会社の得意領域に注目する

2つ目のポイントは、代行会社の得意領域に注目することです。

代行会社やその会社に在籍しているオペレーターの経験によって、テレアポにおいても得意領域が大きく異なります。自社の業界に詳しいテレアポ会社を選ぶことで、効果的なアポ獲得が望めます。

オペレーターの実績に注目する

テレアポ会社だけでなく、自社のテレアポを担当するオペレーターの実績にも注意を払っておくと良いでしょう。オペレーター一人ひとりの実績は大きく異なるため、これまでのアポ獲得実績やキャリアなどを判断し、自社に最適な人物を配置してもらえるよう検討しましょう。


主なテレアポ会社

では、テレアポ会社として活躍している主な企業を10社紹介しましょう。

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアは、20年近くの営業経験を積み重ねてきたノウハウを活かしたテレアポサービスを提供する会社です。

営業先リストが用意できない場合でも、クライアント企業ごとに適切な営業リストを自前で用意し、高精度なターゲティングとアポ獲得を依頼できます。

CAMELORS株式会社

CAMELORS株式会社では、テレアポの代行をはじめとした、営業活動全般のアウトソーシングに対応しています。営業を代行してコア業務に人員を集中させたい場合や、営業活動のノウハウの蓄積が十分ではない場合に活躍する、プロフェッショナル企業です。

株式会社アソウ・ヒューマニーセンター

株式会社アソウ・ヒューマニーセンターは、創業から30年近く経過している経験豊富なテレアポ会社です。これまでに代行を担当してきた企業は20万社を超え、経験豊富なセールスマンや営業担当者が営業代行業務全般を担います。

依頼から代行実施までの期間も最短1週間と短く、スピーディにプロジェクトを進めたい方におすすめです。

株式会社プロセルトラクション

株式会社プロセルトラクションは、BtoBに強いテレアポをはじめとする営業アウトソーシングを引き受ける会社です。営業部門で実績の豊富な担当者が集まっており、優れたオペレーターのマネジメント体制を整備し、精度に優れるテレアポが可能です。

株式会社サクセスコネクト

株式会社コネクトは、テレアポをはじめとする営業・マーケティング代行会社です。テレアポ業務においては架電先の声に注目するアプローチを得意としており、見込み客との関係強化、アポ獲得において確かな成果をもたらします。

電話受付代行のようなインバウンド業務も引き受けられるなど、電話業務全般を任せられる強みを持ちます。

コーキ株式会社

テレアポ及びテレマーケティング全般の代行を依頼できるのが、コーキ株式会社です。業界最安値の1コールあたり100円というコストパフォーマンスを実現し、初期費用もかからないことから、予算を抑えてテレアポを代行して欲しいという方におすすめの会社です。

株式会社ディグロス

株式会社ディグロスは、アポ獲得から成約につなげられる高品質なテレアポ業務を実現する会社です。クライアントニーズに応えるべく、頻度の高いコミュニケーションによって認識のズレをなくし、正しい情報を伝え、効果的にアピールができるテレアポ業務に携わります。

株式会社イクイップ

コストパフォーマンスの高いテレアポサービスを提供しているのが、株式会社イクイップです。テレアポをはじめて依頼する人向けのトライアルプランを用意しており、正規料金よりも予算を抑えて質の高いサービスを受けられるという敷居の低さも魅力です。

CLF PARTNERS株式会社

CLF PARTNERS株式会社は、売上の向上とコストの削減の両立を実現するべく、質の高いテレアポ業務に従事する会社です。

商品のプロモーション方法や具体的なビジネスモデルが固まっていない企業に向けて、根本的な商品開発からコンサルティングを受けられるため、事業拡大につながる成果を得やすいメリットがあります。

株式会社エッジコネクション

株式会社エッジコネクションは、BtoB向けテレアポサービスを提供している会社です。電話を使ったアポ獲得はもちろんのこと、Web商談を想定したアプローチも実践し、電話とWebの両面から新規顧客開拓を進められることが強みです。


テレアポ業務を自社で効率化するポイント

テレアポ会社の選び方

テレアポ業務は代行によって効率化するのも良いですが、自社でできる限り効率化を進めることで、高い成果を得ることもできます。最後に、テレアポ業務を効率化するためのポイントを紹介します。

営業リストを見直す

まずは、テレアポ業務に使う営業先のリストを見直しましょう。

自社のニーズに合った正しい営業先が記載されているか、古い見込み客情報が記載されていないかなど、精度の高いリストを作成し業務効率を改善することが大切です。

テレアポ支援ツールを活用する

オペレーターのスキルはもちろんですが、テレアポ環境を整備することでスピーディに改善効果が得られます。架電状況をリアルタイムで更新でき、それぞれの対応状況を記録できるテレアポ支援ツールの導入は、テレアポの成功率を高めるために重要なサービスといえます。

見込み客に対して効果的なアプローチができるだけでなく、オペレーター同士のコミュニケーションを活性化し、担当者へのフォローアップや二重架電の予防を実現できます。

他のインサイドセールス手法と併用する

テレアポは、「インサイドセールス」と呼ばれるオフィスから直接見込み客にアプローチする営業手法の一種です。

これまで、インサイドセールスはテレアポが主流でしたが、インターネットの普及により、Webを活用したインサイドセールス手法の開発と実践も進んでいます。テレアポでは効果がなかった見込み客も、それ以外の手法であれば成果が得られるというケースも多いものです。

Webメディアやメルマガ、SNSなどを積極的に活用し、テレアポを含めた総合的なインサイドセールスを実現しましょう。


まとめ

テレアポ会社の利用は、テレアポ業務を素早く効率化し、高い成果を得られる可能性があります。しかし、自社のテレアポ環境を改善すれば、代行を依頼せずとも業務改善が進められます。

代行を依頼するのと自社で改善施策に取り組むのではどちらが有効なのかについて検討し、ニーズに応じたソリューションを選ぶことをおすすめします。

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