- 目的
- 店舗ごとの採用状況を一元管理することで、採用業務の簡略化や、多店舗展開に伴う人員移動のオペレーションを容易にしたい。
- 課題
- 多くの媒体にバラバラに出稿していたため、採用と人材に関する情報を集約することができず、店舗ごとの正確な状況が見えていなかった。また、情報を受ける事務スタッフの作業負担も重くなっていた。
- 結果
- 採用ページコボットに採用業務を一本化することで、情報の一元管理と見える化に成功。余剰人員の再配置を容易にしたほか、採用に関する事務作業を大きく削減できた。
株式会社ワールドフーズ様は、大阪・兵庫を地盤にしたベーカリー・イタリアンカフェ・スイーツ店舗の運営企業です。有名百貨店の催事への出店も行っています。
今回はエリアマネージャーの藤原直哉様に、多くの直営店舗を運営していくうえで、採用ページコボットとdipのサービスがどう貢献したか、お話を伺いました。
社名 | 株式会社ワールドフーズ |
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事業内容 | ベーカリー・イタリアンカフェ・スイーツ店舗の運営 |
資本金 | 1,000万円 |
設立 | 1971年12月 |
従業員数 | 300名(アルバイト含む) |
URL | https://worldfoods.co.jp/ |
バラバラ出稿をやめて採用ページコボットに採用業務を一本化
株式会社ワールドフーズ様の事業内容、業務エリア、従業員数などをご紹介ください
藤原様:大阪・兵庫にドミナント展開で、ベーカリーやイタリアンカフェなどを出店しています。会社の設立は1982年ですが、創業自体は前の大阪万博があった1971年ですから、もう創業から半世紀になりました。
ベーカリーとしては、祖業でもある高級ラインの「ルフラン」と、リーズナブルな価格の「ヤキタテイ」の2ブランドを中心に運営しています。
イタリアンカフェの「イル・パラドッソ」では、「ルフラン」の高品質なパンを提供しています。どこの店舗に行っても中心はパン、生粋のパン屋ですね。
従業員数は300名で、主に店舗スタッフと配送業務の担当者になります。そして店舗は基本的に直営なので、dipさんに頑張ってもらって、継続的に採用を続けていかければなりません。
採用ページコボットを導入する以前は、どういった方法で採用を行っておられましたか
藤原様:採用ページコボットの導入以前は、色々な媒体さんと取引があり、バラバラな原稿で出稿していました。数年前までは紙媒体も使っていましたね。
現在はdipのサービスにほぼ一本化していて、採用ページコボットとバイトルを併用するプランで、ほとんどの求人を行っています。求職者さんからの反応が一括で来るし、成果も一括で確認できるので、便利だなと思いましたね。
情報の一元管理で店舗スタッフの再配置が容易になった
採用ページコボットを導入して、採用や人事の業務はどう変化しましたか
藤原様:採用ページコボット導入以前は、複数の媒体に個別に出稿していたので、反響は電話やメールでバラバラ、加えて情報もバラバラに上がってくることで、それに対応する負担が本部の事務スタッフにのしかかっていました。
採用ページコボットの導入が成功して、本部の事務スタッフが大助かりだと喜んでいましたね。かなりの作業量軽減になったようです。
そしてエリアマネージャーという私の立場からしても、どの店にどれくらいの応募があり、どの店にどれくらいの人員不足があるのかが、採用ページコボットの導入によりひと目でわかるようになりました。
当社は直営で多くの店舗を運営しているので、余剰スタッフを人手不足の店舗に再配置する業務が複雑になります。
例えば学生さんは授業終わりの時間帯の勤務を希望しますし、パートの方は昼でも夜でも大丈夫です。ですから店舗が学生さんばかりになると、店を開けられない時間が出来てしまいます。
どういった年代のアルバイトさんが、どこの店舗に何人いて、応募状況がどうなっているかを把握しなくては、そこのバランス調整ができません。
実際に本社でも、店舗ごとの応募状況やスタッフの稼働状況を、すべては把握できていませんでした。
こういった状況の解決が、採用ページコボットの導入で容易になりました。
バイトルとのダイナミックな組み合わせで採用人数をコントロール
採用ページコボットの導入でどういった成果が出たか、ご紹介いただける数字があればお聞かせください
藤原様:細かな数字はご紹介できないのですが、直近の3ヶ月間で150件程度の応募が獲得できています。当社では採用ページコボットとバイトルの組み合わせで募集をしていますが、人員の不足にあわせて出稿プランを変える運用にしており、その変更にあわせて応募数が増えています。
採用人数をコントロールできていますね。
またベーカリーという業態のためか、応募者の年齢層は幅広いのですが、性別は8割が女性となっています。幅広い年齢層の女性にリーチできるのも、採用ページコボットやdipのサービスの強みですね。
採用ページコボットの導入は容易でしたか。また、dip営業からのサポートは十分でしたか。
藤原様:dipさんの密なサポートもあり容易でした。
画面も使いやすいし、年齢別での人数計算など、必要な機能がきちんと準備されていて便利ですね。
現場のスタッフにもヒアリングしてみたのですが同じ感想で、全般的に使いやすいシステムで、サポートもきちんとしてもらえたと言っていました。
dipのサービスを活用しながら全社的な採用戦略の強化を目指す
dipのサービスを利用した今後の採用計画や会社としての展望などがありましたら教えてください
藤原様:何をするにしても、シフトの安定というのが大前提になります。そこが一番の目標ですね。
そして、2024年の1月に京橋に新店舗をオープンする予定なので、そのオープニングスタッフをdipのサービスで集めたいと思っています。
梅田や天王寺に比べれば採用のハードルは高くないと思うのですが、ブランドの認知や競合店舗の時給、地域事情に合わせて求人サービスの選択や出稿のプランを変えていかなくてはいけません。
今後もdipのサービスをうまく活用しながら、出店戦略を立てていきたいと考えています。
こういった経験の積み重ねを社内に蓄積していくことで、いつかは会社全体の採用戦略の強化や、ワークライフバランスの向上などに貢献したいと思っています。
※取材内容は、2023年11月取材当時のものになります。