- 目的
- 人手不足の解消。
- 課題
- 絶えず変化する応募状況に対応した求人媒体を探していた。
- 結果
- 「採用ページコボット」を導入したことで、シフトの時間帯や希望ポジションにあわせた求人をフレキシブルに掲載できるようになった。
「どんな従業員がいてどんな営業をするのか、その違いは”人”」と話すのは、セブン-イレブン柏豊四季南店ほか2店舗を経営する宇井 浩之様。全国に2万店舗以上あるセブン-イレブンのなかで応募者や顧客から選ばれる店舗となるために、宇井様は特に採用や人事に力を入れています。その「右腕」としてdipサービスを選んだ理由やその活用方法、今後の展望などについて伺いました。
社名 | セブン-イレブン柏豊四季南店 |
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事業内容 | コンビニエンスストアの運営 |
資本金 | 3,000万円 |
設立 | 2011年2月28日 |
従業員数 | 100名 |
URL | https://www.sej.co.jp/ |
飛び込み営業で訪れたdip 「信用できる」と導入を決断
「採用ページコボット」導入にいたった背景や課題を教えてください。
宇井様:「採用ページコボット」を導入したのは2年前で、この商品がリリースされてすぐ紹介してもらいました。そもそもdipさんとのお取引をはじめたのは5年前。当時は「バイトル」から使いはじめました。なんといっても人手不足を解消するために求人媒体を探していたわけですが、求人関係の営業って毎日のように電話がかかってきますよね。そんななかでdipさんは飛び込み営業で当社に来てくれたんです。まず営業のスタイルが他社と違うという点で「信用できる」と感じましたね。それからは新しい商品を提案してくれれば、たいていは「とりあえず使ってみましょう」とすぐに導入を決めます。「採用ページコボット」を提案いただいたときも、当社にきちんとメリットがあるとわかったので「じゃあお願いします」と即決でした。
求人媒体はdip以外にも検討されたのでしょうか。
宇井様:いろいろ使いましたが、やっぱりdipさんのサービスが1番使いやすいですね。ただ、私も細かく比較したわけではないのですが、おそらく商品自体はどこの会社も大きな差はないと思っているんです。では、なぜ当社がいまでもdipさんにお願いしているかというと、「人」なんですよ。当社の例でいえば、セブン‐イレブンは全国に2万以上の店舗があって、柏市内でも約70店舗あり、そのどこでも同じコーヒーが飲める。だけど、そのなかでも「このコンビニはすごく良い雰囲気だな」とか、近くにA店とB店というセブン‐イレブンが2店舗あったとしてもB店にはあまり行かないとか、そういうこともありますよね。その違いは、どんな従業員がいてどんな営業をするのかという、「人」に関することだと思うんです。求人媒体も同じことが言えると思うのですが、dipさんは本当にバイタリティがあって、「この人が言うなら使ってみよう」という気持ちになるんですよ。
「採用ページコボット」の活用方法や導入の効果を教えてください。
宇井様:「採用ページコボット」は求人掲載数の制限がないため、その特性を活かし、シフトが足りていない時間にあわせた複数の求人を出しています。たとえば早朝と深夜が足りない場合は「採用ページコボット」で2種類の原稿を出すことで、露出が増えるだけでなく応募段階でどこの時間帯、どこのポジションを希望しているのかがわかるわけです。応募状況は絶えず変わるので、たとえば「週5日働きたいです」という方が入社してくれたら求人ページもすぐに変えなければいけません。そういうときdipさんに連絡すると、すぐ対応してもらえるのも本当にありがたいですね。結果として求人費を削減できたうえで採用もうまくいくようになりました。
dipとともに作ってきた社内制度 5年前の原稿とは別物に
原稿制作ではどのような工夫をしていますか。
宇井様:単に見栄えを良くするとかインパクトのあるキャッチコピーを考えるとか、そういった工夫ももちろんありますが、それよりも「どんな制度、どんな職場だったら応募してくれるか」という視点で原稿を作っていきました。そのなかで経営や採用方針、福利厚生などをどう盛り込んでいくか。これはdipさんと何度も打ち合わせを重ねてきましたね。福利厚生についても、「レクリエーションがあったら従業員は喜ぶだろうか」「食事補助はどうだろう」とdipさんに相談しながら社内制度を設計していきました。
dipとの原稿制作を通して、より魅力ある職場や社内制度を作り上げていったのですね。
宇井様:そうですね。5年前と現在の原稿を見比べたら、まったく違う内容だと思いますよ。それがdipさんと歩んできた歴史ですね。以前は本部が用意した文章や写真を使っていましたし福利厚生も充実していなかったので、ほかの店舗とほとんど同じ原稿でした。でも、それではなかなか「応募したい」と思ってくれませんよね。今は、ありきたりな写真素材ではなく従業員とのバーベキューの写真を載せたり、私自身の思いを掲載したりすることで、より当社にマッチした人材が来てくれるようになっています。
さらに、副次的な効果として、求人原稿を作り込むとそれがそのまま面接マニュアルとしても使えるんです。原稿を一緒に見ながら説明すれば、もれなく仕事内容や会社の魅力を伝えられますし、応募者から来た質問をまた原稿に盛り込むことでどんどんブラッシュアップされていきます。
従業員は100人規模へ 経営者としてやりたいことはまだまだある
dipの支援やフォローで「助かっている」と感じるのはどんなところですか。
宇井様:とにかくレスポンスがすごく早いですね。私はさまざまな業界で店長や経営をしたのですが、こんなにレスポンスの早い営業担当もなかなか珍しいんじゃないかなと思います。何か困ったことや聞きたいことがあると、メールか電話すればすぐに返事をもらえるので本当にありがたいです。さらに、多岐にわたる業界の成功事例やデータを共有してくれるのもうれしいですね。「ここまでやってくれるのか」といつも感心しますよ。私にとってdipさんは「営業担当」という役割にとどまらない「コンサルタント」として本当に頼りにしています。
それでは最後に、今後の展望をお聞かせください。
宇井様:私が経営者としてやりたいことすべてを100としたら、今はやっと20くらいになった段階。今後も店舗を増やしていきたいと考えていますが、多店舗展開にあたる課題の多くは「人」という経営資源に関することです。従業員がもっと働きやすくなり、応募者が「ここで働いてみたいな」と思ってくれるために、何をアピールしていくか、どんな制度が魅力なのかということを考え続ける必要があります。おかげさまで経営は順調ですが、従業員も100人規模になってきたので、今後は私一人でできることも限られてきますし教育の仕組みも考えていかないといけないですね。dipさんには採用だけでなく人事施策についてもどんどん相談させていただきたいと思っています。
※取材内容は、2023年10月取材当時のものになります。