【不動産RPA導入事例1】
年間4000時間の業務削減!~捻出した時間はコア業務に

2020/12/27 RPA / DX LAB

様々な業界で変革のキーワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。長らく業務効率化が課題となっていた不動産業界でもDX(不動産テック)の動きが出ています。今回は年間4000時間の業務削減を実現したRPA導入事例を紹介していきます。

【導入目的】
DXの足がかりとして導入ハードルの低いRPAを推進。定量的な費用対効果よりも、現場の担当者に業界変革の兆しを感じてもらいたい。

【課題】
月5000件発生する家賃送金入力業務に9人体制11日かかっていた。物件確認更新業務に1日2時間費やしていた。

【導入結果】
RPAの導入で家賃送金入力業務は9人体制7日に短縮。物件確認更新業務も1日5分に。

RPA導入で効果があった業務とは?

関東圏を中心に不動産管理業を展開している中堅不動産管理会社は、9人体制で11日かけていた「家賃送金入力業務」を7日間に短縮することに成功しました。月5000件発生する家賃送金入力業務を全て手作業で実施していた現状を鑑みて、入力作業の一部をRPAで自動化しています。

また、使用するExcelのフォーマットに工夫を凝らすことで更なる業務時間削減が見込めるとの試算も出ており、RPA導入後の運用方法次第で成果に差が出ることが報告されています。

RPAで捻出した時間はコア業務に充てられる

RPA導入で家賃送金入力業務の省力化に成功した中堅不動産管理会社は、次いで「物件確認更新業務」の自動化に取り組みました。物件確認更新業務は不動産仲介業務にあたり、パートナー会社の登録不動産情報を確認・更新する業務となります。各パートナー会社のWebサイトに訪問し、物件情報に追加・変更はないかを確認後、自社サイトの掲載情報を更新することが主な業務となり、1つひとつの確認・更新業務を手作業で行うと1日2時間程の時間を費やす必要がありました。

そこでRPAを導入し、提携不動産管理会社のWebサイトの確認作業と、自社サイトの掲載情報を更新する作業を全て自動化することに成功しています。RPA導入後は1日5分程度の確認で済むようになったため、より画質の良い物件写真を撮りに出掛けるといった、付加価値業務に時間を割くことが可能となりました。

RPA導入に際して大切なこと

様々なDXソリューションの中でも、RPAは低コストで運用できる業務支援ツールです。もちろん十分な費用対効果を見込める施策に越したことはありませんが、RPAは企業のノンコア業務の効率化を実現するツールであるため、思うような定量データが得られないこともあります。

したがって、RPAの取り組みではあえて定量的な成果ではなく、現場の担当者が変革の兆しを感じ取る機会として想定することがポイントとなります。現場の担当者に取り組みの目的や目標を伝えると同時に、経営層でも同様の認識を持つことが重要といえるでしょう。

DXの取り組み~今後の課題

RPA導入を18業務に拡大し、年間4000時間の業務削減を実現した中堅不動産管理会社ですが、DX実現に向けた取り組みとして以下のような課題も見つかっていると報告しています。

・ RPA推進メンバーだけで取り組みを進めている
・ 社員の一部で「ロボットが仕事を奪う」というイメージが先行している

RPAの導入はDXの取り組みのファーストステップとして最適ですが、特定部門や推進チームでの取り組みが成功した後、なかなか部門間の横展開や、全社展開ができないという壁にぶつかります。しかし、DXの実現には全社的なRPAの展開、AIの連携が必須となるため、越えなければならない壁といえます。

また、一部で始まったRPAの取り組みは「社内報」などを活用して認知してもらうことから始めなければなりません。他部門の社員は普段の業務に忙しく、RPAの取り組みをよく知らない場合も多いため、積極的に取り組みをアピールしていく必要があります。

 

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<RPA/DXに関するご相談・お問い合わせ> ディップ株式会社 AI・RPA事業本部
TEL:050-3850-6823 / e-mail:sales@kobot.jp

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