デジタルトランスフォーメーション(DX)の事例から学ぶ
成功のポイントとは?

2020/09/24 RPA / DX LAB

世の中のデジタルトランスフォーメーションの取り組みは95%が失敗に終わるといわれています。それだけ実現するのが難しい企業最大の目標ともいえるでしょう。

インターネット上には多くの成功事例・失敗事例が公開されていますが、事例を見ただけでデジタルトランスフォーメーションを成功させることはできません。RPAやAIの活用といった段階的な施策を踏まなければ実現することは難しく、実際の取り組みでも思わぬ落とし穴が潜んでいます。

そこで今回はデジタルトランスフォーメーションの事例から取り出せる成功の秘訣と、失敗するデジタルトランスフォーメーションに見られる傾向をお伝えしていきます。企業の中にはデジタルトランスフォーメーションの目標を掲げる以前に取り組むべき問題が発生している場合もあるため、自社がそこに該当しないかもチェックしておきましょう。

デジタルトランスフォーメーションを成功させる4つのポイント

デジタルトランスフォーメーションを成功させるポイントは次の4つとされています。

・現場責任者の意識改革
・既存システムの把握
・タテとヨコの情報共有をスムーズにする
・DX推進指標を使った現状把握

既存システムが部門間で個別に管理されている状況を、いかにして連携するかが全社的なデータ活用の分かれ道となります。また、トップダウンで取り組むことの多いデジタルトランスフォーメーションですが、現場責任者の意識改革が上手くいかなければ、施策の理解が得られずに実行されないことも起きることでしょう。

意外かもしれませんが、デジタルトランスフォーメーション推進の実態は「どのようなデジタルテクノロジーを導入するか」ということよりも「どのように現状を改善するか」といった導入以前の問題が大きいのです。

現場責任者の意識改革

デジタルトランスフォーメーションは単なる業務効率化だけでなく、経営判断を要する企業改革に相当します。したがって、トップダウンによる業務変更・業務改善が求められますが、現場責任者の理解が得られずに実行できないケースも出てくることでしょう。

現場責任者の理解を得るためにも、デジタルトランスフォーメーションの取り組みによってどのような未来が実現できるのかを共有する必要があります。

既存システムの把握

デジタルトランスフォーメーションの取り組みを行う前には必ず既存システムの把握を行いましょう。基幹システムとの連携だけでなく、部門ごとで採用されているシステムを把握することで、新たなITシステムを導入すべきかどうかが分かります。

既存システムの複雑さによって全社的なデータ活用が叶わないケースも多いため、取り組みを始める前に各部門のシステム状況を確認しておきましょう。

タテとヨコの情報共有をスムーズにする

デジタルトランスフォーメーションの実現は、部門間のシステム連携(ヨコ)と経営層と現場担当者の情報共有(タテ)が肝となります。デジタルトランスフォーメーションの取り組みを推進していくにあたって、現場からの声を無視するような施策を進めないように、現場責任者・担当者との定期的な情報共有を意識することが重要です。

DX推進指標を使った現状把握

デジタルトランスフォーメーションの取り組みでは、自社の位置を客観的な評価指標のもとで認識することが重要です。経済産業省がまとめたDX推進指標を使って、自社におけるデジタルトランスフォーメーションの成熟度を6段階で測ることができます。

デジタルトランスフォーメーションの取り組みが失敗する3つの理由

デジタルトランスフォーメーションの取り組みが失敗する理由は主に以下次の3つとなっています。

・経営者がDXの本質的な意味を理解しない
・デジタル化の構築が進まない
・新システム導入をDXのゴールとしている

「デジタル化の構築が進まない」は、デジタルトランスフォーメーションを成功させるポイントで挙げた項目と共通する問題を原因です。既存システムの複雑さがデジタルトランスフォーメーション推進の妨げになっていることもあるため、「全社的なデータ活用」を図るための環境作りが始めに取り組むべき課題となるでしょう。

経営者がDXの本質的な意味を理解しない

デジタルトランスフォーメーションの取り組みはデジタルテクノロジーを活用した企業改革にあります。経営者が他社の事例などを聞いて取り組みを進めた結果、ただ既存業務をデジタル化して効率化しただけに留まっていることもあるのです。

Webサービスやソフトウェアを導入して既存業務の自動化を図ったり、管理業務の効率化を図ったりするのはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)です。デジタルトランスフォーメーションの実現にはRPAを踏み台とした更なるステップが求められます。

デジタル化の構築が進まない

業務をデジタル化している度合いは部門ごとで変化します。デジタルトランスフォーメーションを実施する上で重要なのは社内全体でデジタルトランスフォーメーションの取り組みを行っていくことです。そこで各部門からの理解が得られずに紙媒体での管理が続くようであれば、デジタルトランスフォーメーションの実現にはほど遠くなります。

まずは既存業務をデジタル化するための取り組みとしてRPAの導入からはじめ、次のステップとして基幹システムとの連携を兼ねた全社的なデータ活用へと踏み切るのが良いでしょう。

新システム導入をDXのゴールとしている

業務のデジタル化が進んでいる企業はデジタルトランスフォーメーションに取り組みやすいといえますが、必ずしも新システムの導入がデジタルトランスフォーメーションのゴールとは結びつきません。既存システムの老朽化リスクも想定しつつ、新システム導入で終了しないデジタルトランスフォーメーションの取り組みが重要です。

まとめ

企業のデジタルトランスフォーメーションの実現には、始めに既存システムの把握が重要となります。次に段階的な施策としてRPAを使った業務のデジタル化・効率化を図り、さらなる施策としてAIとの連携による高度な自動処理・基幹システムとの連携などが想定されます。

デジタルトランスフォーメーションが自社に与える影響や、ひいては社会に与える影響なども考えつつ、取り組みの重要性を認識することが大切です。

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