【2023】求人媒体を徹底比較!種類・特徴・比較時のポイント│コボットLAB

【2023】求人媒体を徹底比較!種類・特徴・比較時のポイント

求人媒体の種類や特徴について、詳しい情報をお探しでしょうか?今回は、人材採用時に欠かせない“求人媒体”の種類と種類別の特徴、おすすめの求人媒体、求人媒体を比較する際のポイントなどについて解説します。

「希望する人材が来ない」「どの求人媒体を選べば良いかわからない」という方は、本記事を最後まで読むことで、希望する人材を獲得しやすくなります。人材採用で失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

求人媒体とは?

求人媒体とは、文字どおり求人情報を掲載して応募者(求職者)を集める媒体のことです。求人サイトや求人検索エンジン、求人情報誌やハローワークのインターネットサービスなども、すべて求人媒体です。

求人媒体の種類と特徴

求人媒体の種類には、次のようなものがあります。

  • 求人広告(“バイトル”など)
  • 求人検索エンジン(“Indeed”など)
  • スカウト型サービス(“doda”など)
  • 人材紹介・紹介予定派遣(“はたらこねっと”など)
  • ハローワーク

続いて、それぞれの特徴とメリット&デメリットについて見ていきましょう。

「求人広告」の特徴とメリット・デメリット

求人広告は、主にインターネット上の求人情報を掲載する「求人サイト」と、求人情報誌やフリーペーパーといった「紙媒体」の2種類に分かれます。

また、求人サイトは「アルバイト向け」「正社員向け」「ハイキャリア向け」など、求人サイトごとに特徴が異なります。そのため、求人サイトを活用する際は自社の求める人物像に合わせて、適切な求人サイトを選ぶことが重要です。

求人広告のメリット・デメリット

「求人サイト」のメリットとデメリットは次のとおりです。

メリットデメリット
・求人活動の主要媒体のため、多くの求職者に自社の存在をアピールできる
・応募率を上げるオプション機能(スカウトメールなど)がある
・求人掲載〜採用までのサイクルが早い
・採用の有無に限らず掲載費用がかかる
・想定以上の応募が来ることもあり、その場合は選考業務が煩雑化する
・求人数が多い職種(飲食業など)は、競合に埋もれる可能性がある

続いて、「紙媒体」の求人広告のメリットとデメリットは、次のとおりです。

メリットデメリット
・地元の求職者にアプローチできる
・インターネットに不慣れな求職者にもアプローチできる
・求人サイトと比べて安価に出稿できる
・Webで求職活動をする若年層に対しては効果が薄い
・リアルタイムでの更新ができない
・データによる分析がしにくい

求人検索エンジンの特徴とメリット・デメリット

求人検索エンジンは、Web上で掲載されている求人情報をまとめて検索できるサービスです。

Googleで検索するのと同様に、求人情報を検索できることが特徴です。近年では「Indeed」の積極的な宣伝効果もあり、求人サイトと同様に多くの求職者が利用しています。

求人検索エンジンのメリット・デメリット

求人検索エンジンのメリットとデメリットは、次のとおりです。

メリットデメリット
・利用者層が多いため幅広い求職者にアプローチできる
・掲載内容を更新したり、一時的に掲載を止めたりなど、リアルタイムの更新が可能
・求人サイトと比べて掲載費用が比較的安い
・求職者の属性を絞れない
・クリック課金型のため、応募につながらなくてもコストがかかる
・競合が多いため、上位表示されないと求人広告が埋もれてしまう

スカウト型サービスの特徴とメリット・デメリット

スカウト型サービスは、求職者が企業に対して応募するのではなく、企業がスカウト型サービスに登録している求職者に対し、スカウトすることで採用につなげるサービスです。

求人サイトへの応募や人材紹介会社からの紹介を受けるのではなく、自社から求職者に相対して個別にアプローチできることが特徴です。

スカウト型サービスのメリット・デメリット

スカウト型サービスのメリットとデメリットは、次のとおりです。

メリットデメリット
・優秀な人材を獲得しやすい
・人材を絞って選考ができるため、選考〜採用までのプロセスがスムーズに進む
・意欲的に転職活動をしていない潜在層にもアプローチできる
・大人数の採用には不向き
・適切なタイミングでスカウトしないと、採用につながらない可能性がある
・スカウト対象者の見極めが難しく、採用担当者の負担が大きい

人材紹介・紹介予定派遣の特徴とメリット・デメリット

人材紹介や紹介予定派遣は、いわゆる「エージェント」と呼ばれる採用方式です。エージェントに対し希望する人材の条件を伝えることで、人材紹介会社に登録しているスタッフの中から、希望条件に近い人材を紹介してもらえます。

人材紹介・紹介予定派遣のメリット・デメリット

人材紹介・紹介予定派遣のメリットとデメリットは、次のとおりです。

メリットデメリット
・希望する条件に近い人材を採用できる
・採用しない限りはコストがかからない
・求人原稿の作成や応募者の選考といった手間のかかるプロセスを省略できる
・需要の高く競合の多い職種の場合、採用コストが高額になる
・候補者が複数のオファーを受けている場合、採用まで時間がかかる
・業務内容と就業期間に制限がある

ハローワークの特徴とメリット・デメリット

ハローワーク(公共職業安定所)は、登録された求人情報の中から、登録者の経歴やスキルに応じて適切な求人先を紹介してくれるサービスです。求人を掲載するためには、ハローワークへ求人申込み手続きをする必要がありますが、他の求人媒体と違い無料で求人を掲載できます。

ハローワークのメリット・デメリット

ハローワークのメリットとデメリットは、次のとおりです。

メリットデメリット
・無料で求人を掲載できる
・特定エリアに絞った採用ができる
・管轄エリア外の求職者にはアプローチできない
・応募者の質にばらつきがある

求人媒体を比較する際のポイント

求人媒体比

では、さまざまな種類がある求人媒体を活用するにあたって、どのように比較していけば良いのでしょうか?求人媒体を比較する際のポイントは、主に次の3点です。

  • 求める人材と求人媒体の属性がマッチしているか
  • 採用コストはどれくらいか
  • 費用対効果は適切か

求める人材と求人媒体の属性がマッチしているか

自社の求める人材と求人媒体の属性がマッチしているか、必ず確認しましょう。

たとえば、採用する地域を絞って求職者を採用したい場合などは、求人サイトよりも地域情報誌(フリーペーパー)やハローワークへの求人掲載の方が有効なケースもあります。

求める人材と求人媒体の属性をマッチさせることで、より希望条件に近い人材を採用しやすくなります。

採用コストはどれくらいか

採用活動にかかるコストを明確にしておきましょう。

採用活動に割ける予算に余裕がある場合は、スカウト型サービスやエージェントを活用すれば、費用はかかりますが、迅速に採用活動が進みます。

逆に、採用活動の予算を多く確保できない場合は、求人検索エンジンや求人情報誌、ハローワークの利用を検討すると良いでしょう。

費用対効果は適切か

採用コストを考える上で重要となるのが、費用対効果です。採用活動にかけたコスト以上に効果が見込める媒体が理想です。

たとえば、ハローワークは無料で掲載できるため費用面では優れていますが、応募者の質にばらつきがあるため、希望の人材を採用できずに採用活動が長引く可能性があります。

掲載費用や成果報酬の費用だけを見るのではなく、採用活動にかける時間と労力のトータルで比較し、費用対効果の高い求人媒体を選定するようにしましょう。

求人サイトのおすすめ

ここからは、「求人サイト」「求人検索エンジン」「スカウト型サービス」「人材紹介・紹介予定派遣」の5種類の求人媒体において、それぞれ2つずつおすすめの求人媒体を紹介します。

まずは、求人サイトのおすすめの求人媒体を紹介しましょう。おすすめは次の2つです。

  • バイトル(アルバイト)
  • バイトルNEXT(正社員・契約社員)

上記の2つの求人サイトは、いずれも当社ディップ株式会社が運営するおすすめの求人サイトです。それぞれについて解説していきましょう。

バイトル(アルバイト)

バイトル

バイトルは、当社ディップ株式会社が運営する、アルバイトやパートのスピード採用に特化した求人サイトです。日本最大級を誇る求人情報の中から、求職者は勤務地や職種などの条件を絞り、応募先を探すことができます。

求人原稿は即日掲載が可能で、締切はありません。また、職種や店舗といった求人原稿の変更も、リアルタイムに実現できます。

費用目安料金体系:掲載型
料金プラン:1週間8,500円〜
公式サイトhttps://www.baitoru.com/solution/baitoru/

バイトルNEXT(正社員・契約社員)

バイトルNEXT

バイトルNEXTは、当社ディップ株式会社が運営する正社員と契約社員向けの求人サイトです。一般事務や販売職、軽作業、ドライバーを中心に、幅広い業種への応募を集めていることが特徴です。

また、バイトルNEXTだけではなく、バイトルへの同時掲載もできます。利用者の55%が20〜30代の若年層のため、第二新卒層を含めた若手社員の採用にも効果的です。

費用目安料金体系:掲載型
料金プラン:1週間9,500円〜
公式サイトhttps://www.baitoru.com/solution/baitoru-next/

求人検索エンジンのおすすめ

続いては、求人検索エンジンのおすすめの求人媒体を紹介しましょう。おすすめは次の2つです。

  • Indeed
  • 求人ボックス

Indeed

Indeed

Indeedは、Indeed Japan株式会社が運営する求人検索エンジンです、50以上の国と地域で展開されています。

掲載自体の費用は無料で、ユーザーがクリックする毎に費用が発生するクリック課金型の料金体系を採用しています。また、課金することで検索順位を上げることも可能です。

積極的なテレビCMなどの効果もあり、求人検索エンジンとしての知名度が高く、求人サイトと同様に多くの求職者が利用しています。

費用目安料金体系:クリック課金型
料金プラン:15円〜999円/1クリック
公式サイトhttps://jp.indeed.com/

求人ボックス

求人ボックス

株式会社カカクコムが運営する求人ボックスは、月間訪問者数が800万人を超える日本最大級の求人検索エンジンです。

募集したい求人内容をフォーマットに沿って入力するだけで、簡単に求人原稿を作成できます。最短当日で求人を掲載できるため、スピーディに採用活動を開始できます。

初期費用や掲載費、応募や採用決定ごとの成果報酬もかからないため、掲載から採用までの一連のプロセスを、すべて無料で利用できます。(別途有料オプションあり)

費用目安料金体系:クリック課金型
料金プラン:25円~1,000円/1クリック
公式サイトhttps://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/

スカウト型サービスのおすすめ

続いては、スカウト型サービスのおすすめの求人媒体を紹介しましょう。おすすめは次の2つです。

  • doda
  • Wantedly

doda

doda

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する中途採用に特化した求人サイトです。スカウト型サービスは、同社が提供する「doda Recruiters」で利用できます。

263万人という日本最大級の会員規模に対し、企業が直接アクセスし、転職希望者の登録情報をチェックした上でスカウトメールを送信できます。

職種やスキル、居住地、年収、資格など多種多様な条件にて、自社の求める人材に対しピンポイントでアプローチできることが強みです。

費用目安料金体系:掲載型
料金プラン:8週間80万円〜
公式サイトhttps://www.saiyo-doda.jp/service/recruiters

Wantedly

Wantedly

Wantedlyは、ウォンテッドリー株式会社が提供するスカウト型求人サービスです。350万人以上の会員数に加え、平均返信率20%以上という高い数字が魅力です。

新卒採用やインターン、中途採用や副業採用(業務委託)といったあらゆる雇用形態にて、登録者のプロフィールを確認した上でスカウトできます。

採用時の成果報酬はなく、毎月定額で利用できるため、運用の工夫次第で費用対効果を高められるのもポイントです。

費用目安料金体系:月額定額制
料金プラン:月額4.5万円〜
公式サイトhttps://www.wantedly.com/about/list

人材紹介・紹介予定派遣のおすすめ

続いては、人材紹介・紹介予定派遣のおすすめの求人媒体を紹介しましょう。おすすめは次の2つです。

  • はたらこねっと
  • パーソルテンプスタッフ

はたらこねっと

はたらこねっと

はたらこねっとは、当社ディップ株式会社が運営する人材派遣向けの求人サービスです。

「業界最大級27万件以上の案件数」「20〜40代の女性を中心に集客」「応募者の約7割が即戦力」といった強みが特徴です。求人原稿が完成した時点で、いつでも掲載できます。

また、派遣社員だけではなく、正社員やアルバイトといったすべての雇用形態で掲載でき、人材紹介や採用代行といった募集形態にも対応しています。

費用目安料金体系:掲載型
料金プラン:1週間4,400円〜
公式サイトhttps://www.baitoru.com/solution/hatarako/

パーソルテンプスタッフ

パーソルテンプスタッフ

パーソルテンプスタッフは、         パーソルテンプスタッフ株式会社が運営する人材派遣向けの求人サービスです。

稼働スタッフ数11万4千人以上、取引者数4万社以上という業界最大級のビジネススケールが強みで、企業の要望に合う人材をスピーディに提供しています。

また、紹介するスタッフはスキル面だけではなく、企業との相性も加味してマッチングし、数値化の難しい部分もしっかりと見極めて紹介しています。

費用目安料金体系:成功報酬型
料金プラン:理論年収×手数料率にて紹介手数料を算出
公式サイトhttps://www.tempstaff.co.jp/client/

自社の採用ページの強化におすすめ「採用ページコボット」

採用ページコボット

ここまで、おすすめの求人媒体を紹介してきました。

求人媒体に加えて、「自社ページでの採用も強化したい」という方におすすめなのが、当社ディップ株式会社が提供する「採用ページコボット」です。ここからは、採用ページコボットの概要や強みについて紹介します。

採用ページコボットとは

採用ページコボット」は、企業の採用ページを求人のプロが監修することで、応募率や入社率の向上につながる採用支援ツールです。採用ページコボットを導入することで、「応募数の増加」「採用業務の管理工数削減」「求人案件とのマッチング向上」といった効果が見込めます。

採用ページコボットの強み

では、実際に「採用ページコボット」にはどのような強みがあるのか解説します。採用ページコボットには、企業の採用活動の活性化につながる6つの強みがあります。

  1. 求人サイトと求人検索に対応:業界最大級の求人サイトと求人検索に連携できます。
  2. 管理工数を削減できる:求人情報の掲載や修正などを、専用管理画面にて一元管理できます。
  3. マッチング率の向上につながる:バイトルで培った求人のプロがページを監修します。
  4. 月額定額制を採用:月額定額制を採用しており、追加料金などは一切かかりません。
  5. 求人枠が無制限:求人枠無制限のため、いつでも出し入れが可能です。
  6. 面接コボットと連携可能:面接対応に役立つ「面接コボット」と連携可能。面接設定率がさらに向上します。

まとめ

人材採用時には欠かせない“求人媒体”について、求人媒体の種類と種類ごとの特徴、おすすめの求人媒体、求人媒体を比較する際のポイントなどについて解説しました。

求人媒体を選ぶ際には、「求める人材と求人媒体との相性」「採用コスト」「費用対効果」の3つをしっかりと確認し、比較検討することが重要です。今回お伝えした内容を参考に、自社に最適な求人媒体を選定し、優秀な人材獲得へとつなげましょう。

また、求人媒体の選定と併せて、自社の採用ページの見直しも図ると効果的です。

当社ディップ株式会社では、企業の採用ページを求人のプロが監修することで、応募率や入社率の向上につながる採用支援ツール「採用ページコボット」を提供しています。自社サイトからの応募数が少なく悩んでいる方は、ぜひ導入をご検討ください。少しでもご興味をお持ちの方は、お気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。

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